C型ボルト
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
C型(2014年式)から採用になったフランジの厚いボルト。 通称C型ボルト。
フロントメンバー(サブフレーム)のボルト4本、リヤアブソーバー取り付けボルト2本、ナット2個を交換することでボディ剛性、乗り心地、操舵安定性の向上を狙ったパーツ。
10年以上前から研究されていて、ようやく日の目を見たボルト。 本当にボルトごときでで変わるのか?と若干疑っていたので、今回違いを検証すべく交換してみた。
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左がC型、右がA、B型。 フランジが4~5倍くらいの厚みになっていて、 ボルト径もネジを切ってない部分がコンマ数ミリ太くなっているらしい。
・フロントメンバー取付けボルト
品番 SU003-05212 × 4本
・リヤアブソーバー取付けボルト
品番 SU003-05213 × 2本
・リヤアブソーバー取付けナット
品番 SU003-05235 × 2個
部品代 2308円 + 工賃 4320円 = 計 6628 円
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車両右側フロントメンバーのボルト。
締め付けトルクは95N・m。
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右リヤのショックアブソーバー固定ボルト。
締め付けトルクは80N・m。
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通常ボディ剛性アップさせるにはスポット溶接の増し打ちや溶接方法を変えるといった手法がとられるが、ボルトのフランジ部を厚くし、結合剛性を上げることで操舵安定性、乗り心地を改善しようというのが狙い。
これなら初期型オーナーも交換可能だし、金額的にもリーズナブル。
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実際乗ってみての感想としては、大きな変化があるわけではないが、確かに乗り心地が良くなって、特にギャップを踏んだときのガツンと来る突き上げがマイルドになった。
エンジンマウントやミッションマウントを交換したわけではないが、車のパーツの中で最も重いエンジンとミッションの重さを受けるサブフレーム、その固定ボルトの結合剛性が上がったことで余計な揺れや振動が減ったからじゃないかなーと想像。
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またワインディングで少し回して走ると、交換前に比べリヤの踏ん張りが増した印象。 いつもテールが流れ易く、VSCの警告がよく出るところも、ボルト交換後は上手くいなすようになり警告も出なかった。 今までより安心感があるので、より踏んでいける感覚があった。
リヤダンパーとロアアームの結合剛性が上がったことで路面への追従性が良くなったのかなーなんて想像。
こういうパーツは運転しながら色々感じたり、考えたりできるので面白い。
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