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2020年10月13日

【マニアック】アトムサーキットでのオーバーテイク。急がば近道。

【マニアック】アトムサーキットでのオーバーテイク。急がば近道。 今回の【マニアック】シリーズは、アトムでのオーバーテイク。
過去ブログで2回、1コーナーでの方法とクロスラインでの抜き返し方法をやりましたが。
今回のは、一番レースで使われる事が多いやつじゃないかと思います。
3部作じゃないけど、オーバーテイクに関してはこれで完結かな?あとはケースバイケースで組み合わせなので。

はい、今回は「相手より短い距離のライン取りで前に出る」です。


9コーナーから最終コーナーにかけてのオーバーテイク。
9のターンインでしっかり向きを決め、コーナー出口に向かって加速しながらテール・トゥ・ノーズ。
走行ラインの分岐点(青い◯)から最短ルートを走り距離得で前に出るのです。


この流れを写真で見ますと。

自分(黄色いTシャツ15号車)にしてはかなり手前で向き変え完了し、加速体制に入らんとしています。


ぴったり相手に張り付きながら加速。


このくらいの車間距離です。
最短距離ルートで抜く方法は、どうしても走行ラインとブレーキングに無理を強いるので、このくらいの近さをキープしないと上手く行かないと思います。


本来はここは走行ラインの分岐点ではありませんが、前走者が左にラインを切り、僅かに失速したため少しだけノーズが入りました。


大外いっぱいまでステアリングを真っ直ぐにし、横の抵抗を逃がした自分の方がスピードが伸びています。相手は自分のノーズが入ったのに気付いてくれた模様。
本来ならはここから先がラインの分岐点だと思います。




最終コーナー手前でしっかり並ぶ事が出来ました。
この体勢になってしまえば、最終コーナー出口は完全に相手より前に出られます。

前走者のライン取りが、セオリーと少し違ったので参考になりにくいですかね。
でも大事なのは一つ前のコーナーの加速体制をしっかり作ること。
分岐点の時点でテール・トゥ・ノーズになるように加速すること。
この2点が70%くらいの比重を占めるくらい大事。
これは申し上げておきたい。

距離が届いてないのに気合いと根性だけでブレーキングを頑張ると止まり切れずにぶつかりますよ。







もうひとつ、おまけですが。

1コーナーで相手の背後から一気にオーバーテイクする方法です。
これも分岐点でビタビタに付けているのが条件です。
分岐点(青い◯)で抜く方(緑の線)が強烈にイン側に切り込んでいます。
自分はナナメ斬りと呼んでいますが、相手(赤い線)の
半円の走行ラインに対して、短い距離ですが直線で走るのです。
横に負荷がかかっている相手に対して、自分は最短距離、そして横G無しで推進力100%ですから、一気に並ぶ、前に出る事が可能です。

そして、相手を抜いたら、ターン前半にろくに曲げる仕事をしていませんから、超絶ウルトラスーパーレイトブレーキンッ!!!(雑魚感)でリアタイヤを左に飛ばし直ドリフトしてコースに留まり、あとは何とか相手のカウンターを防ぎます。

大変ですけど何とかして下さい(笑)




まぁね~これは実力差と車輛差が無いとなかなか決まらない技ですかね。
もしくは、相手が最終コーナーで余程ミスったとか。
あと、相手に(まだ来ない)と油断させることも必要なんで、一撃で決めなきゃいけないし、
結構相手も並走して粘ってくる事が有るから、ぶつからないようにコントロールする技量も必要では有ります。


まぁそんな感じで3部作でオーバーテイク理論を書きましたが、これ駆使して抜きつ抜かれつが出来るようになると、もうレースは止められなくなる訳ですよ。

今回はここまで。

ところでAライセンス取得用の理論書いたらニーズ有りますかねぇ?


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Posted at 2020/10/13 15:01:38

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この記事へのコメント

2020年10月14日 10:38
Aライ攻略については、ニーズある人いるかもしれませんよ!

それと、アレですね、レース慣れてない人は、『ラインがわからない』とよく言ってて、ラインだけおしえると、そこだけ頭にいれてしまっている方。

ここで大事なのは、てっちんさんが書いてくれているラインを実現するためのステアリング操作はなんとなく練習すれば身に付くんですが、そこに必要となる速度差、つまりアクセルとブレーキのかけかたなんですよね。
この理屈さえわかってしまったら、おそらく延び盛りな果敢な子ならすぐ我々老兵(まとめてしまって)もさくっと抜いていけてしまうかなと。

ま、もちろん、抜かれたとしても抜き返すための理論はまた経験則からの続きがでてくるんですけど ←続きが見たいという個人的なプレッシャー?(笑)
コメントへの返答
2020年10月14日 16:02
速度差、つまり前を走るライバルより速い速度で立ち上がるのが、仰る通り鍵になるんですが、それが一番難しいっていうね(笑)
五分五分で立ち上がれる技術が有る事を前提にして書いたので、少し平面的な理論の印象だったかもしれません。

速度差を出すために、より早いポイントからアクセルオンする。
には、逆算してブレーキング理論、いかにジャストなタイミングで効率よく減速と旋回をするかを論じなければならず。
もはやどうしたらコースレコードが出せるか?レベルの話になっちゃいそう(笑)

まぁ、そんなシビアな話では無くても、立ち上がり重視の意識が有るだけで、随分変わりそうですけどね。

抜かれた後の?
えぇ~何か教えるのやだなぁ(笑)
なんて、もうあまりタマは無いですよ

書けそうなネタが有ったら書くかもしれません。





2020年10月14日 19:46
続編かどうかはおいといて、結構てっちんさんのマニアックネタブログが楽しみだったりしていますのでまた次回のネタに期待です!
コメントへの返答
2020年10月14日 22:15
貴重な読者さんがいらっしゃいました(笑)

いやぁ、励みになります。
okacchoさんに役立つ情報は発信出来ないとは思いますが、またツッコミ入れて下さいね。
2020年10月14日 19:52
私も毎回、密かに楽しみにしております&勉強になります。
あぁ、ここまで考えて走ってないから、後ろにくっつくのが精いっぱいで抜けないんだなぁと猛省。
コメントへの返答
2020年10月14日 22:22
わお!こちらにも読者さんが(≧∇≦)

なんか時々、上から目線の不遜なブログだよなぁと思うことも有りますが、そう言って頂けると本当に励みになります。

カートに限らず、モータースポーツは理論もある程度必要だと思っているので、何かしら気付きだったりとか、役立つ情報を発信して行ければと思っております。

今後とも宜しくお願いします(^^)
2020年10月15日 15:28
先生!個別指導は、しないのですか?
(聞きに行くと部屋がもぬけの殻になってるので(笑))
コメントへの返答
2020年10月15日 16:10
個別指導はねー、タイミングが合えばやるけどね。。
ウチのお局様に「話がクドい!」と個別指導されるので(笑)

教えるのは、求められれば、デス!
2020年10月15日 21:43
重要なのはどのタイミングで技を繰り出すか?ですよね。

私ならレース序盤から終盤まで1コーナーだけ「シツコク」インを攻め続けて、相手の最終ラインをホームストレート加速重視のセオリーラインに固定させたら、終盤でおもむろに…と書いておいて、終盤相手が最終ラインをブロックに変えた時に、加速ラインでセオリー通りの1コーナーオーバテイク…とかはどうでしょう?(苦笑)



コメントへの返答
2020年10月15日 21:59
で、結局どっち?みたいな(笑)

1で仕掛けると思い込ませる、他の場所では来ないと思い込ませる。
のは、良い戦略だと思います。

最後の最後で最終コーナーをブロックと見せかけておいて、1をブロックするのに変更出来る人は、めっちゃ霧男ちゃんの事を熟知した人でしょうね(笑)

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