
以前、アトムサーキットの雨の走行ライン考という記事を書きました。
そして今回、アトムのスプリントレースのウェットコンディションの中で、気づきが有ったので記してみたいと思います。

懐かしいですね。
昔書いた雨の走行ラインです。
今回論じたいのは1〜2コーナーの事なんですね。
以前は1コーナーのイン側のグリップする場所で減速させてから旋回し、ずるずる滑るタイヤをアクセルコントロールで調整して2コーナーをクリアする。
そんなイメージを持っていました。
しかし、今は重たいカートに対応する構造の硬いタイヤになったせいなのか、滑る動きに粘りが無いというか、スパッと動き出したらどこまでも滑って行く印象が有り。
それだと、前に書いた手前から滑らすやり方では難しいなと思ったのです。

普段走っていないエリアが雨の日はグリップする事は、以前のブログにも書きました。
リアルに1〜2コーナーのグリップするエリアを青マーカーで塗ってみましたが如何でしょう?

単走でタイムを出す走り方として、先日のアトムスプリントではこう走っていました。
「行くトコまで行って、後でまとめてヤル」
乱暴な言い方をすると、そういう事です。
手前で仕掛けても滑るだけなので、1コーナーを過ぎるまで真っ直ぐ行って、2コーナーで全部曲げる。
そんなやり方です。
大変は大変ですよ?止まんないですし。
でも距離で得してる分と失速してる時間が短いので、有効なやり方じゃないかと思いました。
ちなみに、ポイントとして、その後の3コーナーのアウト側に繋げるのを自分は重要と考えています。
流れを画像で。
ちゃなのレース動画から切り出し許可頂きました。ありがとうねー。

アングル角が全くついていない。自分の中では、まだストレートです。

ボトムスピードがかなり落ちますが、堪えどころ。

青いカッパの前走者から少し離されましたが、次の4コーナーでは追いついています。
こんな感じです。
気温が高い、空気圧のセッティング、水量の多さによる抵抗など、要素は沢山ありますので、これが究極に速いやり方なんて事は言いません。
当日の気温10度の寒さプラス、霧雨による薄い路面の濡れ方で、自分はこれかな?と思った走り方でした。
次に、バトルに於いて、これは使えると思った気づきを。

1〜2コーナーの外側を使って、クロスラインを狙うという事です。
流れはこうです。
と、こんな感じです。
1〜2の外側で向き変えして加速した勢いを3コーナー外側へ繋げるやり方です。
このシーンの前走者はkenjiさんで、クロスラインを嫌って3〜4コーナーをミドルで走られましたので、(自分自身、そうなると読んでいたので)3コーナーのアウト側を経て4コーナーまでのコース取りをしました。
ですが、場合によって、人によっては3〜4のアウトにはらむ事も有るでしょう。そうなった場合、自車を3コーナーのアウトに乗せて置くと4コーナーのイン側にラインをクロスさせるのが容易になるのです。
「3コーナーのアウト側」というのは、速さだけで無くバトルの自由度が増すからなんですよね。
話は戻りまして、1〜2コーナーのアウト側を使う際ですが、コースアウトには気をつけて下さいね。
自分はレース中に出そうになりましたので(笑)
そんな感じで、つらつらと話して参りましたが、如何だったでしょうか?
久しぶりに優勝出来たのと、ウェットコンディションの話ならば少しは論じても良いかな?と思いブログにしました。
皆さんの次なるウェットコンディションの参考になったら幸いです。終わります。
Posted at 2025/04/23 20:57:00 | |
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