
アトムサーキット攻略の5回目です。
またまた長くなりそうな予感ですが、皆さんお付き合いのほどを。
今回は連続する8~9コーナーの一個目の、8コーナーです。(トップ画)
この8~9というのは、8でしっかり減速してコーナーをコンパクトにまとめる→9コーナーのRを大きく取り脱出速度を上げて、最終コーナーまでのトップスピードにつなげる。
というのが基本の考え方なのです。
そのために必須なのが「8コーナーのクリッピングポイント(以下CP)を取る」ということ。
確実に右のタイヤで8コーナーの縁石を踏む。
そのために必要なのが正しいブレーキング開始位置だと思います。

まずはミスケースから。
良く初心者に見受けられるケース。
ブレーキが遅すぎてCPに乗れず、しかもいつまでも横Gを受けているため9コーナーへの切り返しが遅れて9でもCPを外すというライン図です。
8って右の直角コーナーだから、意外とイケそう?って思うのか、ブレーキ遅い人が多いんですよねぇ。
5~8までスピードを乗せてきてトップスピード。
しかも8は下り勾配ですから減速しにくいんですよ。
ミスケース図のように8のCPを外すと、9まで影響してしまうんです。多分この区間だけで1秒は損をしますね。
では、どうするのか?

ブレーキングポイントは、自分の場合だいたいこのくらい。
赤い線でブレーキを踏み始めて、緑色の線までにブレーキングを終了するイメージです。
赤線で踏もうとしても、足がペダルを押す→ワイヤーを介してタイヤを制動→路面とタイヤの摩擦で減速。と若干のタイムラグが有ります。
早めのブレーキング開始を意識するのがすっごく大事ですよ。
具体的にココ!っていう目印が無いのでね。
写真で見れば、右手に見える中島の真横に来たらブレーキングする。
タイヤが3つ並んでいる辺りではブレーキングが終わっていて曲がり初めている。
と、言うだけは言えますが、走りながらだとそれを確認するのは難しいでしょうね。
やはり、見える景色、走るリズムから調整する事。
何度も練習しながら、タイミング早かった、遅かったと感じ取る事が大事でしょうね。

ブレーキングがほぼ終わり、クルマでいうノーズダイブが終わった辺りでステアリングを右に切ります。
縁石の奥の方(ピンク丸)を射抜くように走ります。
このピンク丸を右タイヤで踏めたら、8~9コーナーは勝ったも同然です。
逆を言うと、これが出来ないと33秒は難しくなるということです。

縁石を抜けてコーナーリング終了。
8コーナーを右に90度曲げ切ったらこの景色になります。
では、実際の動きをレース中のメビウス君のカメラより。(いつもありがとう)

ブレーキングが終わり、ステアリングを右に切り初めている場面。
右手にコースを仕切るタイヤが、まだ見えていますね。
かなり手前から切っているのが分かります。
メビウス君の左足が、まだブレーキを踏んでいますが、これは彼がブレーキを残すタイプだから。
自分の場合、この場所ではほぼ終了しています。

カートの向きの変わり始め。
いきなりアクセルオンせず、タイヤと相談しながらパーシャルで進入します。
ここでタイヤが横に滑っていては駄目です。
タイヤが縦に転がっていればグッド!

8コーナーの縁石の奥の場所。
ガッツリ踏んでますね。
ここはアクセルオンして加速していく場所です。

コーナーを抜けました。
ノーズの正面に大きい建物が見えます。
東松島市のカントリーエレベーターなんですが、これが正面に来るぐらいが90度じゃなかろうか?と。
こな様に8コーナーを抜けられれば、8~9コーナーは8割方クリアしたも同然です。
9の進入は、少し難しさがありますが、それはまた次回に。
長々とお付き合いありがとうございました。
Posted at 2021/12/07 11:12:46 | |
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