
アトムサーキット攻略シリーズの6回目です。
前回は8~9コーナーの前半でした。
今回は後半の9コーナーを語っていきます。
[概念]
前回、8コーナーのクリッピングポイント(以下CP)をしっかり取って、9コーナーのRを大きく取りたい、とお話ししたところです。
しかし、その9の進入が曲者でして。。
8コーナーでスピードを乗せて来たすぐ後に左に切り返さないといけないのが難しさの元。
左にロールが残っているのに、早々に強制終了させて右ロールへサイドチェンジ、9コーナーを開始しなければならないんですよ。
図のライン上にピンクの線で区切りを入れました。
そこで短いブレーキングで過重移動(ノーズダイブ)→リアタイヤにかかる過重が軽くなった瞬間にステアリングを左にしっかり切って曲がり始める。
というのが8~9切り返しの流れです。
切り返しが終わったら9コーナーのCPを取り、次に外側の縁石を右のタイヤで踏んで立ち上がります。これで8~9コーナーの完成です。
では、コース写真を。

8コーナーを抜けて。

ステアリングを切り返すポイント。
9の縁石まで右側から巻き込むようなラインをイメージして下さい。
アンダーステアが出た場合はアクセルオンを少し我慢、出口が見えてからオンします。

9コーナー縁石。ここではもう外側の縁石を見ています。外側へ向かってラインをはらませ、加速する準備です。

外側の縁石。
右のタイヤで踏んで下さい。
何が何でも踏んで下さい(笑)
Aライ保持者でも、たまに踏まない人がいますが。
ここは最終コーナーへ向けてステア舵角を削り、転がり抵抗を減らしたい場所です。
でないと、何の為に窮屈な思いをしてまで8コーナーをコンパクトに捨てたのか分からないのでね。
これで9コーナーはクリアです。
では、実際の動きでは。(ノビさんありがとうございます)

自分は黄色いTシャツです。
ステアリングを目一杯左に切っています。カートというのはキャスターがついていますので、このように強く切るとインリフト(内タイヤの浮き上がり)が起きます。
インリフトを利用して、効率的にカートの向きを変えようとしている瞬間です。

カートの曲がり始め、縁石を狙っています。

縁石クリア。

ステアリングをできるだけ真っ直ぐに戻し、カートを加速させます。
はい、今回はこのへんで。
8~9もタイム差がかなり出る重要なコーナーですので、参考になれば幸いです。
長々とお付き合いありがとうございました。
次回、大団円の最終回。
最終コーナーです。
お楽しみに。(楽しみにしてる人いるのか?w)
Posted at 2021/12/12 18:34:31 | |
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