
ずいぶん時間が経ってしまいましたが、アトムサーキット攻略の三回目です。
4コーナー後の切り返し~5コーナー立ち上がりまで。
まずは、4~5コーナーのミスケース。

黒線が初心者に良くあるパターンで、4コーナーが大きく5コーナーがタイトになっています。
5の立ち上がりは登り勾配なので、これではタイムが出ません。これは❌
そして、赤線が中級者に良くあるパターン。クリッピングポイントを奥に取ろうとするあまりロスが発生しているケース。
点線ゾーンまで外側に引っ張った為、走る距離が長くなってしまいます。曲げる角度も増えて良い事がありません。が、脱出速度は稼げますので▲。
アトムサーキットの特徴として4~5や8~9などの連続コーナーが有ります。
最初を捨てコーナーにして、次のコーナーを生かす。
確かにそうなんですけど、33秒となると少し事情が変わって来るのです。
では、どう走るか。これは自分の考えですが。

4コーナーの縁石をしっかり踏んで抜けられた前提ですが、コーナーの切り返しはコースの真ん中辺りで、5コーナーのクリッピングポイントは少し手前になります。
ただね、この図だけ見てやろうとすると、大体アンダーステアを出してコースをはみ出すと思うんです。ライン上でのカートの動きが必要で。

4コーナーで右のタイヤを潰しながら(右にロールさせながら)走って来て、5への切り返しで一気に左ロールへサイドチェンジ。(黄矢印)
その時にアクセルオフや身体のシートへの押さえつけを活用して、僅かにリアタイヤを左にスライドさせるのです。
切り返し地点が時計の15分ならば、曲げる動きは25分くらいまで。(青い線の部分)
ここは下り勾配なので、リアを出す動きも出しやすいです。
25分~45分までの立ち上がりは絶対全開!絶対にグリップ!
これで8コーナーまでのトップスピードは確保できます。
では、一連の動きを。

しっかり4コーナーを仕上げて切り返しの準備。
目線は次のコーナーを狙っています。

ここでタイヤが左側へつぶれながらカートの動きが出ている場面。僅かにタイヤのズレを出す局面です。

クリッピングポイントは若干手前。

ステアリングを外へ解放しながらアクセル全開です。
登り勾配ですから、ステアが抵抗にならないようにイメージして。
とまぁ、こんな感じの5コーナーの攻略。
32秒くらいになると、切り返しのアクセルオフも無くなり、ほぼアクセル全開で荷重移動のみでカートを曲げて行きます。
4~5は難しいですし、人によって考え方もずいぶん違います。
私の理論は参考程度に、自分に合う走り方を模索してみて下さいませ。
そーいうのもカートの楽しみの一つですよね。
Posted at 2021/07/17 23:22:04 | |
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