こんにちは!
先週末は、長野で行われた“corsa di macchina a nagano 2015(コルサ・ディ・マッキナ 長野 2015)”を観に行ってきました!(やっぱり長編になりました^^;)
この“コルサ・ディ・マッキナ”は、近年日本でも注目されつつあるヒルクライムイベントの1つで、イタリア車をメインとしながらもその他の国のクルマも参加可能なようです。
このイベント、エントラントのみならず観戦者も事前予約が必要とのことで、計画性に乏しい“しまえる”には、別の意味でなかなか敷居が高かった(笑)のですが、今回はNPSCの皆さんが観戦するとのことだったので、そこに乗っかるカタチで一緒に観戦してきました^^;
おまけにJ'BOYさんからは、関東から相乗りのお誘いもあって、なんとも至れり尽くせりの観戦となりました(汗)
2015年 4月11日(土)
明日の朝は早いので、NPSCの皆さんと会場となる御嶽山の麓の町、木曽福島の旅館に前泊しました。
木曽福島の町は↓こんな郵便ポストも映えるノスタルジックな街並みでした♪
2015年 4月12日(日)
集合場所となる御岳ゴルフ&リゾートホテルへ向かいます。
集合場所に到着すると、そこは正に夢のような空間が現れました♪
早速、“ランチア デルタ S4 ストラダーレ(Lancia Delta S4)”↓や
“ルノー サンク ターボ マキシ(Renault 5 Turbo Maxi)”
“BMW 2002”通称マルニ
“ '74 ポルシェ 911カレラ 2.7('74 Porsche 911 Carrera 2.7)”通称ナナヨンカレラ
“ディーノ 206gt(Dino 206gt)”
“ランチア ラリー 037 マルティニ(Lancia Rally 037 Martini)”
やはり、037のリヤカウルをガバッと開けた佇まいは、それだけでコンペティティヴな雰囲気を醸し出していました^^;
もう一か所の駐車場にも足を運ぶと、
ナロー仕様の“ポルシェ 911 カレラ 3.2(Porsche 911 Carrera 3.2)”や、コンペティティヴなカラーリングの“ランチア フルビア クーペ(Lancia Fulvia Coupe)”
往年のレーシングアルファによく見られるフロント周りを白で塗り分けた“アルファロメオ アルフェッタ GT(Alfa Romeo Alfetta GT)”に
“フィアット アバルト 124 ラリー(Fiat Abarth 124 Rally)”の姿も見られます。
エントランス前には、バンパーレスでラリーフォグを付けた“MGA”が停まっていました。
そして、今回の大会で最も注目を集めていた1台の“ランチア ストラトス Gr.4(Lancia Stratos Gr.4)”↓
“出走前に調整に余念がない”といった感じが、とても絵になりますね^^;
ヒルクライムコースは御岳ロープウェイスキー場の駐車場付近をゴールとして、設定されているため、観戦者もヒルクライムコースを通ってパドックへ向かいます。
引き続きパドックでも気になるクルマチェックを・・・^^;
“フィアット 124 スパイダー(Fiat 124 Spider)”
こちらの124スパイダーは、オーバーフェンダーが大型化されて、ラリーフォグがボンネットとグリルに埋め込まれたアバルトワークス時代後期の仕様になっています。
“フィアット 131 アバルト ラリー(Fiat 131Abarth Rally)”
1980年シーズンのワークスカラーをまとった“131アバルトラリー”。2013年の浅間ヒルクライムにも参加していた個体と思われます。
最終的に“デルタ S4 ストラダーレ”は3台!!!もエントリーしていました^^;
よくみると真ん中の1台↓は、リヤバンパーを取っ払ってマッドガードを垂らしたワークスラリーカー風になっています。
リヤのコンビネーションランプに市販デルタ用と思われる部品が使われているのが、かろうじてデルタ一族であることを装っていますが(笑)、中身はミッドシップに1,759ccの直列4気筒スーパーチャージド+ターボチャージドユニットを搭載して、4輪を駆動するモンスターマシンですね^^;
そして、先ほどの“ランチア ラリー 037”と
“ランチア ストラトス Gr.4”
モデナの登録ナンバーが、ヒストリーを感じさせる個体ですね♪
今大会で最も注目を集めていたのは、やはりストラトス,037,デルタS4の↓ランチア スペチアーレ軍団でした
“フェラーリ 308 GTS(Ferrari 308 GTS - VS Olio Fiat)”
個人的に気になったのが、この“フェラーリ308GTS”
ベースとなったのはタルガトップの308GTSですが、カラーリングが1980年代にミケロットが製作して欧州ラリー選手権に出場した“308 GTB Gr.4”の“VS Olio Fiat”仕様になっていて、カッコいいですね♪
昔、一時期“308GTB Gr.4”に憧れていた時期があって、その時にコレクションしたミニカー↓がちょうどこの“VS Olio Fiat”カラーでした^^;
そして、本日1本目のヒルクライムが始まりました♪
イタリア車の小排気量クラスから順々に出走しているようです
では、出場車をピックアップして紹介していきます
♯005 “フィアット パンダ 1000 si-e(Fiat panda 1000 si-e)”
♯010 “アウトビアンキ A112 Jr(Autobianchi A112 Jr)”
♯014 “ランチア フルビア クーペ(Lancia Fulvia Coupe)”
黄色と青に塗り分けられたカラーリングが美しいですね。
♯017 “フィアット X1/9(Fiat X1/9)”
♯018 “アルファロメオ GT 1300 Jr(Alfa Romeo GT 1300 Jr)”
GTA仕様というのかGTAm仕様というのか、ブリスターフェンダーが張り出したコンペティション仕様になっていて、カッコいいです♪
♯022 “フィアット X1/9(Fiat X1/9)”
往年のアバルトワークスカラーにカラーリングされたX1/9
♯026 “アルファロメオ 75 TS(Alfa Romeo 75 TS)”
アルファロメオのセダンとして最後のFRレイアウトを採る“75”。この個体は、サイドウインドーの極薄アクリル板に始まり、色々無い仕様(笑)でかなりスパルタンな出で立ちでした^^;
♯029 “フィアット 124 スポルト スパイダー(Fiat 124 Sport Spider)”
♯033 “フィアット 131 アバルト ラリー(Fiat 131 Abarth Rally)”
♯038 “アルファロメオ アルフェッタGT(Alfa Romeo Alfetta GT)”
♯052 “ディーノ 206 gt(ディーノ 206 gt)”
ストラトスと同様の2.4リッターユニットではなく、2リッターのV6ディーノユニットを搭載した“206 gt”は、甲高く繊細な独特のサウンドを奏でていました♪
♯057 “アバルト 500(Abarth 500)”
こういった最新のチューニングマシンも出走するあたりが、ヒルクライムイベントならではですね。
♯061 “アルファロメオ SZ (Alfa Romeo SZ - ES30)”
エンジンにまで手が入ってそうな、かなりハイチューンなSZで、かなり速かったです。
♯065 “アルファロメオ 4C(Alfa Romeo 4C)”
最新の“4C”も2台エントリーしていました。
♯071 “デルタ HF インテグラーレ 16V(Delta HF Integrale 16V)”
通称“赤マルティニ”カラーを、黄色を主体にアレンジされたカラーリングの“デルタ インテグラーレ 16V”。デルタはEVO系も派手で良いですが、やや控えめでスリークなスタイリングの“16V”や“8V”も魅力的なモデルだと思います♪
♯078,♯079,♯080 “ランチア デルタ S4 ストラダーレ(Lancia Delta S4)”
連続写真のようですが違います(笑)
デルタS4は3台いっぺんにやってきました^^;
♯081 “ランチア ラリー 037(Lancia Rally 037)”
♯082 “ランチア ストラトス Gr.4(Lancia Stratos)”
♯087 “ポルシェ 356B 1600S(Porsche 356B 1600S)”
この“356B”はモータージャーナリストとして知られる吉田 匠さんの所有する個体で、ご自身のドライブで参加されていました♪
♯088 “BMW2002”
♯089 “ルノー アルピーヌ A110(Renault Alpine A110)”
♯100 “MGA”
右下側のラリーフォグをどこかにヒットしたようで、片フォグになっていました。。
♯109 “BMW M3”
DTM(ドイツツーリングカー選手権)仕様にカラーリングされたE30型のM3。こういった車両も欧州のヒルクライム選手権には欠かせない存在ですね!
♯110 “ルノー サンク ターボ マキシ(Renault 5 Turbo Maxi)”
正に往年のグループ4時代にタイムスリップしたような絵ですね^^;
♯112 “ '74 ポルシェ 911カレラ 2.7('74 Porsche 911 Carrera 2.7)”
かなりレーシィなフラット6サウンドを轟かせていた“ナナヨンカレラ”。サーキットとはまた違った、山道に轟くレーシィなフラット6サウンドも、趣があって心地い良いものですね^^;
♯117 “ランチア デルタ EVO(Lancia Delta Evo)”
他のデルタ達とは一線を画す走りを見せていたこの“デルタ EVO”。フロントのアンダースポイラーからカナードなど、欧州のヒルクライムレーサーのような出で立ちで、カッコいいですね。
♯119 ヴィヴァーチェ 908(Vivace - 908 - Martini)
ウエストレーシングが製作したレース車両のようですが、モチーフとなっているのが、1970年代にスポーツカー選手権で活躍した“Porsche 908/3”とあって、こういったロケーションにバッチリハマっていました♪
ヒルクライム2本目は場所を変えて観戦。
日本アルプス?をバックにナロー仕様のカレラ3.2が走ってきました。
続いて、ヴィヴァーチェ908
肝心の近いアングル↓で撮影失敗してしまいましたが・・(爆)
1970年代のタルガ・フローリオにでもタイムスリップしたような構図ですね^^;
フェラーリ308GTSもやってきました。
♯074 “ランチア デルタ インテグラーレ EVO1(Lancia Delta Integrale Evo1)”
この構図は、グループA時代のWRCのワンシーンを彷彿とさせます。
同じく、037も当時のワンシーンのようですね♪
037とストラトスはランデヴーでやってきました。
ストラトスはコ・ドライバーも乗っていて、正にヒストリックラリーの雰囲気ですね。
ヒルクライム3本目に向かうランチアスペチアーレ軍団(笑)たち↓
そして、なかなかいい写真が撮れなかったのですが、気になっていたクルマ↓
♯116 “ランチア プリズマ(Lancia Prisma)”
よく見ると、フロントバンパーやフェンダーにデルタのものが使われていて、ワイド化されています♪
3本目は、ゴール直前のコーナー立ち上がりで観戦しましたが、ただでさえボヤッと写るデジカメのこのモードで加速中のクルマをとらえるのが難しく、あんまり枚数ありませんm(_ _)m
“フェラーリ 308 GTS”
リトラクタブルライトを上げた姿が、より一層ラリールックですね♪
“ランチア デルタ S4”
“ランチア ラリー 037”
“アウトビアンキ A112 Jr”
“アルファロメオ 1750 GTV”
これは上手く撮れた^^;
ヒルクライムも終わり、NPSCの皆さんと余韻に浸りつつ、
帰路につきました。
(Jさん運転お疲れ様です!!m(_ _)m)
浅間ヒルクライムが興行としての成立を目指しているのに対して、こちらはエントラントが楽しめることに重きを置いたイベントを目指しているように感じました。是非、これからも根付いて行ってほしいヒルクライムイベントですね♪
観戦を取り纏めていただいたジェフベッキーさん、相乗り誘っていただいたJ'BOYさん、そしてご一緒した皆さん、どうもありがとうございましたm(_ _)m
大充実のヒルクライム観戦となりました!