
前のブログから随分と日が経ってしまいました(ーー;)
もっと早くネタにしたかったのですがこの所本当に忙しく。。。
そんな近況をいつも通りの長文にてご報告できればと思います。
…中にはブログの内容にすべき事ではないこともあるかと思いますが、忘れたくない、忘れちゃいけない事なのであえて打ち込んでみます。
まず先日、みん友の
黒豆さんから嬉しいプレゼントを頂きました。
手作りカレンダーです^^
普段ほとんどカレンダーを見ない僕ですが、こういった温かみのあるものだとカレンダーを見る機会が増えそう。
撮影された写真が今住んでいる滋賀県長浜で撮られたものもあり驚きです!
これは息子に壊されない位置に置いて楽しみたいと思います(笑)
黒豆さんありがとうございました(^^)
さて、先月参加した
せきサイクルツーリング。前半の大雨により、ずぶ濡れでバイクがドロドロビチャビチャのえらいこっちゃ。
気になっている部分もあったし、自分の手でオーバーホールをしてみることにしました。
フレーム単体になるまで全バラシ。
当然ここまでするのは初めてですので、重さを計ってみました。

フレーム1520g

フォーク549g
合計フレームセット2069g
完成車(ペダル無し)はC35装着でおおよそ8.5kg
これは…多分、まずまず軽い方なんだと思うw

洗剤で徹底的に汚れを落としたフレームをバイクポリッシュで磨き上げてみました。パーツもバラせる所までバラして各部品を洗浄していきます。
クランク&チェーンリングもネジ1本の細部まで。
今回特に力を入れてみたのはキャリパーです。
ちょっと動きが渋くなって浸透剤で誤魔化した事があって気になってました。
分解してみると汚れがひどいです。
こんな所にベアリング入ってるんですね、知らなかった。
ただ、外したネジの山が全て潰れていくという事態orz
タップダイスで修正しながらの組み付け。
分解することで動きが良くなりましたし、キャリパーブレーキの構造を理解することもできました^^
ハンドルバーは純正。
かれこれ2年半使用してます。ポジション調整の度に何回も脱着してますので、塗装が剥がれてアルミの下地が見えてしまい、みっともない。
そこで、ペーパーで足付けして塗装。遠くから見るとカーボンに見られるかもという淡い期待から艶消しブラックw
写真はありませんが新しいBBのベアリングを圧入。会社の自動車用圧入ツールと大きいワッシャーで無理矢理(笑)
自宅へ持ち帰り綺麗になったクランクとハンドルを付けてワイヤー類を総替えします。
ついでに手持ちの自転車用工具も余っていた工具箱に入れて整理してみました^^
作業性が格段にアップ!
アウターワイヤーですが、なんかテフロンコーティングされた物があって、それを使用すると動きがスムーズで引きが軽くなるそうですが、僕は耐久性や価格を重視して普通のものをチョイス。

↑これは先日のせきサイクルツーリングで撮った写真をトリミングしたものです。
短いステムから長いステムに交換した際、ケーブルの長さを変えていないのであり余っています。酷いもんです。

今回はそんな風にならぬ様適正な長さにしてカット。

切り口をヤスリで綺麗にして、キリで真円になるよう調整します。
アウターケーブル内にグリスを塗布してインナーを組み付け。
ケーブルの長さにムダが無くなり、ガーミンマウントを装着してさらにスッキリ( ´ ▽ ` )ノ
今回は今までより少し低いポジションでブラケットを持つように設定しました。
従って腕が少しでも疲れないよう厚手のバーテープを巻きました。
こんな感じ。ブレーキ引くとめちゃくちゃ軽くなってる!すげぇっ(=゚ω゚)
残すはホイールです。
雨の中駆使してしまったデュラC35のハブをメンテ。
説明書見ながら丁寧に(笑)

実は一度もバラしてないのですが、以外と汚れの混入は少なかった。
シール性能は上等かと思います。
スチールボール一つ一つも丁寧に洗浄し、新しいグリスを塗布しながら元通りに組み付けます。
いよいよ玉当たり調整です。WH-9000はデジタルアジャストシステムなるものを採用。

この黒いキャップを手で回して調整するだけ。で、このキャップのおかげでクイックを締め付けても玉当たりに変化が無いという優れもの。メンテナンスも簡単ですね( ´ ▽ ` )
タイヤやリムも綺麗にして完成。
後輪はスプロケ洗浄から。

フリー側はボールがポロポロ落ちます。
無くさぬ様気をつけないと。
同じように新しいグリスに詰め替えてボールを一つずつセットしていきます

ハブメンテ完了後、ピカピカになったスプロケを装着します。
フジ号のオーバーホール終了!
めちゃくちゃ時間かかった!(°_°)
そして途中でメンテナンスを休止せざるを得なくなる出来事もありました。
ここからちょっと話が変わります。
奥さん家に婿入りして今年で5年。
先日、その今の我が家のおじいちゃんが天国へと旅立って行きました。
奥さんとおじいちゃんはもうホントに仲が良く、数年前まで暇あれば2人で旅行行っちゃうほどの間柄。
ただ、おんとし95歳。元々心臓が弱く、何年も前からいつどうなってもっていう状況だったみたいです。
最近は寝たきりの日もあったりで、奥さん始め義母さんらが介護をしている状況でした。
その日、おじいちゃんは背中が痛いからマッサージしとくれと奥さんに言い、おおそこじゃそこじゃと気持ちよさそうにしていた中で呼吸が弱くなり救急搬送。
救急車が到着した頃は奥さん曰く心肺停止状態。
救急隊への症状の伝達は、看護師である奥さんは的確で、そのまま一緒に救急車へ乗ったそうです。居合わせたお義父さんは、点滴はしてやってほしいけど、延命治療はもういいよと伝えました。
病院に向かう救急車の中、おじいちゃんに点滴をしてあげたのは救急隊ではなく奥さん。
糸のようなか細い95歳の血管。ましてや自分の祖父。その祖父が今目の前で死にゆく状況。さらに育児休暇で仕事のブランクが一年ある中、彼女は見事一発で処置してみせました。
残念ながら、おじいちゃんはそのまま息を引き取りました。
その寂しさは計り知れなく、食卓の席が変わったり、いつもいるはずの人が居ないのが未だ信じられません。
僕が一緒に居たたった5年でこんなですから、奥さんの悲しみは倍以上でしょう。
僕が病院に到着した時からずっと泣いていた妻。
でも彼女の最愛のおじいちゃんは、諦めかけてた我が子を抱いてくれてこの上ないほど喜んでくれたし、最後には今までの努力の象徴を1本の点滴で示すことができたし、十二分におじいちゃん孝行が出来たんじゃないかなと思っています。
おじいちゃんと妻、今まで本当にお疲れ様でした。
今やっと少しずつ笑顔も見え始めて、これから奥さんをもっと僕が支えなきゃなと身が引き締まる思いです。
そんなこんなでしばらく葬儀の準備やら何やらでバタバタ。
身近な人が亡くなったときは、悲しさと寂しさを紛らわすためにバタバタするんやなと思った出来事でした。
おじいちゃん、ありがとう。
僕は今日、ようやく自転車乗れました。
と言ってもオーバーホール後の試走という10キロに満たない距離ですが^^;
びっくりするほどブレーキの引きが軽くなり、効きが回復しました。
ディレイラー調整もかなり時間をかけましたのでシフトもスパスパ決まる。
仕上がりは上々です( ̄^ ̄)b
この季節はオフシーズン化しやすいですが春からしっかりサイクリングを楽しめるよう、今後は寒さに負けず自転車と向き合いたいと思います。
長文お付き合い頂きありがとうございました。