ハイブリッドビークルトランスアクスルフルード交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ハイブリッドビークルトランスアクスルフルードを定期的に交換(メーカー推奨は10万km無交換)したほうが燃費にも車にも良いという書き込みをみんカラの30型プリウス乗りの ignitedさん や SIRVAさん のところで拝見し、自分もチャレンジしてみました。
※お二人の記事は参考になりました。ありがとうございました。
先日MYディーラーに言った時、整備の方に素人が交換をしても大丈夫かと聞いたら、注入する工具があれば異物や水分等を入れないように気をつけて、規定量補充すれば全く問題ないと言われました。
作業内容に関してですが、アクアの電子技術マニュアルには新品のフルードを使用して2回フラッシングするように書いてあるのですがと聞いたら、『ただ抜いて、入れるだけですね。20型ではそうしてきましたから』とのこと。
ですので、MYディーラーで作業する場合はそうするらしいですが、単純簡単な作業なのにATF交換の工賃を適用するらしく、フルード代も含めて1万円いかない位らしいです。(この程度の作業で1万は高いと感じます)
2
まずは、車両の下に潜る為に愛用のアストロプロダクツ製のプラスチックラダーレール(いわゆるスロープ)に、フロントタイヤを載せ、潜り込むスペースを作ります。
次に水平を出す為(水準器を使用)ジャッキでリヤを持ち上げて調整しようと思ったら、我が家の駐車スペースは若干傾斜がついていてフロントをスロープに載り上げた状態でちょうど水平に近い状態だったので無調整ですみました。
ちなみにアクアの場合、30型プリウスのようにアンダーカバーを外す必要はありません。
赤矢印:フィラー(運転席側)
青矢印:ドレン(助手席側)
3
先にフィラーのボルトを10mmのヘックスを付けたラチェットレンチで緩めます。
ドレンから緩めた場合、万が一フィラーが緩まなかった場合に入れる事が出来ず、困る事になります。
※レンチの持ち手が長くないと力が掛からず苦労します。
4
外したボルトです。
本来ガスケットの役割をする金属ワッシャーは交換なのですが、今回はサイズが分からなかったので再利用します。
5
フィラーと同様の要領で気合でボルトを緩め、フルードを抜きます。
抜けるだけ抜いたらドレンボルトを元に戻し、50Nm(メーカー指定トルク:電子技術マニュアルより)で締め付けます。
6
抜いたフルードです。
思っていたほどは汚れていませんでしたが、それなりに汚れてはいるようです。(走行距離約27,000km時)
※この抜いた量をあらかじめ測っておき、入れる際の目安にします。
7
先ほど抜いた量を目安にし、オイルジョッキに新品のトヨタ純正 オートフルードWS を入れます。
※約3.2L強でした
オイルジョッキの注ぎ口にポンプのIN側のホースを通し、OUT側のホースをフィラーの中に挿入、地道にシュポシュポしながらフルードを注入します。
8
フルード注入後、規定量に収まっているか確認する為にスプレーの未使用ノズルを曲げて作った簡易工具で量の確認をします。
※アクアの場合、フィラーの穴から下方向に8mmの範囲が規定量
量の確認をしたら最後にフィラーボルトを元に戻し、50Nmで締め付けます。
最後に車をスロープから降ろし、作業終了です。
簡単な作業でしたが、やろうと思う方は一度ディーラーの整備の方に作業内容と料金を聞いてみたほうがよいと思います。
私は自分で交換しましたが、自分なりにきちんと作業をしたつもりなので今の所何の違和感も無く、トラブルも発生していません。
ですが、適当な作業はトラブルの元になるので自分でされる方は気を付けて下さい。
また、自分で交換された場合、壊れても自己責任となりますのでご注意下さい。
[PR]Yahoo!ショッピング
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク