単管パイプを使った車庫屋根の製作（2）

２０１４．１/１８
いよいよ単管パイプを調達しはじめます。
画面左側が植木をかわす事を見越して２．５ｍ物を調達し（最終的に２．２５ｍへ切断）右側を無加工の２ｍ物で屋根面に傾斜をさせます。

今回、柱部分のみですが建築足場に使う「ピン付単管」（詳しくはググッてね）を仕事で取引がある足場屋さんより直に配達してもらいました。

一般にホームセンターに置いてあるパイプはピン加工無しの足場に使わない「バタパイプ」なんて呼んだりしますが「ピン付」の場合だと固定ベースに捻って取り付ける事でピンが引っかかる為、もしもの時に引っ張られたりして簡単に抜ける事を防ぐ事を念頭に選択しました。
（って浮き上がる程の突風吹いたら一撃終わりでしょ）

最初に右側の低い方から塗装開始。(画像は完了後設置）

今回の単管塗装は油性の白ペンキを地道にハケで塗ると言う極めてクラシカルな手法です。（単にエアスプレーを持ってないだけですが）
しっかし、鉄部なので乾き難い油性ペンキを更に乾き難い冬場のしかも時間が掛かるハケ塗り仕上げでとの選択が進捗をドンドン遅れさせる原因に成ってしまうとは・・なんとも（＾＾；）。
（４本の２度塗りで土曜・日曜の２日も費やす）

とりあえず、片側４本だけ出来たので、ある材料のみで仮組みして高さ等の検討（イメージングなんぞ）を試みます。

２０１４．２/１
お出かけ＆雨天で１月最終週は作業キャンセル。翌週2/1～2/2は曇り空ながら「ノロノロ作業」を再開。
天気が悪くなる予報の元、塗装は晴れの日に先送りして柱同士を連結させる長手方向（4.7ｍ×１＆5ｍ×１）と屋根の梁部になる単管（2.75ｍ）調達をホームセンターにて先に行います。（いわゆるバタパイプですよ～）

（で、画像）
一応、軸になる単管が揃ったので仮組み（材料仮置きが正解ですが）して車を入れてイメージング。ある程度の形が見え始め、翌週は一気に塗装完了を！なんて士気が高まります。

そう・・あの出来事が起こる事を知らない・・この段階では・・・

そう・・あの出来事・・・とは
ここ数年でも見た事が無いレベル・・いや、千葉市内は気象台観測史上過去最高の40ｃｍの「積雪！！」。しかも家の前は完全にソチ五輪の会場並の雰囲気です。
（最高だもん、こんな雪は千葉市で見たことねぇ筈だわ・・）

ニュースでは雪の影響で個人宅のカーポートが潰れたなんてのは序の口で、商店街のアーケードや工場の屋根さえも落ちた所も有ったと聞きました。
（被害に遭われた方には、お悔やみ申し上げます。）

で、例の屋根は？
もちろん・・屋根なんぞ付いてない骨組み段階の車庫屋根（？）なんて被害もへったくれも無く骨組みのままの状態です。当然の如く、自分のノラネコ号は雪に覆われて繭の様に成り果ててましたよ。

そんなこんなで、作業なんぞはそっちのけで雪掻きに追われて2週間分の作業機会を失い、盛り上がってた士気も一気に低下したのは言うまでも有りません。

とんだ雪騒動で滞っていた車庫屋根ですが、雪も綺麗に描き出して跡形も無くなった2/23に再開。
滞っていた間に今回の雪の影響を鑑みて、現在の単管の本数の見直し＆補強筋交いを付け足す事にしました。
その前に、まずは現存材料の塗装から。
いや～それにしても相変わらず塗装の乾きが遅い。おかげで塗装が3月まで食い込むとは。

3/1.～2　3/8～9　3/15～16
3週費やし左側柱切断～現存材料の塗装の完了～再度仮組み立てまで。
この間に屋根部分の寸法や材料も再検討しております。
（様は作りに迷いが出てる訳で・・・しっかし気が遠くなる様なノロノロ加減）

そんなこんなで・・・3/30
補強の筋交い分を塗装＆付け足しして何とか骨組み完了まで辿り着きました。
ここまで3ヶ月（土曜・日曜・祝日のみで実働日数は22日）

いよいよ・・4月は屋根の取り付けへと進みます。
（本当に進むんかいな？）
何とかＧＷ終了までには完成させたいねぇ・・・。