• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

九のブログ一覧

2010年02月05日 イイね!

社長が出てきてゴメンナサイ・・・で対応は?

社長が出てきてゴメンナサイ・・・で対応は?やっとトヨタ社長がご出馬されて謝罪。

でも対応は協議中・・・

これじゃあ何のために出てきたのかワカランじゃないか。

社長がボケなのか重役連中がアホなのか。

これが天下のトヨタ様とは、アンチの私ですら情けなくなる。

まぁ、修正プログラムはすでに出来ているんだから、後はいつ実施するかだけどね。
1月の時点ならサービスキャンペーンで誤魔化せたのにねぇ。


ところでABSですが、意外と誤解が多いようで。
まぁ私もABS付車両に乗るまで誤解してましたから、あまりエラそうには言えませんが。

ABSってのは本来タイヤのロックを防ぐのが目的の装置であって、制動距離を短くするためのものではありません。

アンチ・ロック・ブレーキって言う位ですから、タイヤのロックを防いで、車両の姿勢を安定させ(スピンなどさせない)て車両のコントロールをし易くするためのものです。
制動距離が短くなるのは、あくまでその結果であって装置の目的ではない。

雪国の方ならわかると思いますが、凍結路面などの極低μ路面の場合は制動距離が伸びるケースもあるんですよ。
低μ路面は特殊な例といってもいいんですが、「ABS=制動距離が短くなる」と短絡的に考えてしまうと危険ではないかと思います。

あとABSは一定以下の速度(記憶が定かではないが、確か時速20キロ以下ではなかったかと)になると作動しません。
なので上記のような極低μ路面の場合、最終的にはタイヤはロックします。
もっとも、その頃には速度は時速10キロ以下になってるハズなので問題は殆ど皆無ですが。

ABSはブレーキを利かせたり緩めたりという動作を繰り返している訳ですが、状況によっては緩めた時にブレーキの制動が「抜ける」ような感覚を感じたり、「空走感」を感じたりします。
これは構造上どうしようもない事で不具合ではありません。
ABSは車両を安定させるために動作しているのですから、たとえ制動距離が伸びてもABSには非はありません。(あくまで自分の仕事をこなしているだけ)
ただし、そういう感覚を受けるのも特殊な例と言っていいかと思います。

新技術が導入される時には、それがどういうものなのかキチンと説明し、ユーザーを啓蒙する義務がメーカーにはあると思います。
「ABS=制動距離が短くなる」という誤解は、ABSの効能の一部分のみを誇張してユーザーに伝えてきた全てのメーカーと全てのディーラの責任ではないかと思う。

今回のプリウスのブレーキの問題も、それと同じなのではないかと思うんですよ。
「回生ブレーキによる制動」なんて今までは電車意外では体験できなかった事である。
一体これがどういうものなのか?どういうクセ(もしくは特徴)があるのか?どういう扱いをすればいいのか?・・・などなど、トヨタは顧客に対して真面目に伝えてきたであろうか?

もしトヨタが断罪されるとするならば、私はこの点ではないかと考えます。

今回たまたまトヨタが槍玉に上がっていますが、他の自動車メーカー及びディーラも50歩100歩。
こういった問題はどこのメーカーでも起こりえるのではなかろうか?

一部マスコミは「ABSの不具合」という言い回しをしているようだが、恐らくABS自体には問題はないハズ。
あくまで「回生ブレーキと油圧ブレーキとABSの協調制御」の問題であって、回生ブレーキやABS自体に問題があるのではない。
まぁ「ブレーキの不具合」ならまだいいんだけど、誤解を招く表現でイタズラに不安感を煽るのはいい加減ヤメてほしいものだ。


アメリカさんは今度はトヨタの小型トラックがどうのこうのと言ってるようで。
トコトン追い詰める気か、アイツらは。
Posted at 2010/02/06 00:10:21 | トラックバック(0) | プリウスのブレーキ問題 | クルマ
2010年02月04日 イイね!

気のせいですか、そうですか

今朝の朝刊を見て驚いた。今年1月以降に製造されたプリウスはABS制御プログラムが改良されていたとは・・・
しかし米国当局には「ブレーキには問題は無い」と言い張っている。

問題がないのなら、何故プログラムのバージョンアップが行われたのか?
不思議だ。

今日の記者会見でも「お客様の感覚的な問題で、ブレーキを強く踏めば止まる」と言い、制御プログラムの変更も「通常の品質向上の一環」と言い張ってたようですね。

今後も対応に関してはメディアによって書き方がちがってるようで、「リコールも視野にいれて対応する」と書いている所もあれば、「今後検討したい」という表記に留まっているところもあり、同じ記者会見に出席しているハズなのに、何でこうも内容が違うのか・・・

とりあえずプリウスのブレーキ系統について手持ちの雑誌等で調べてみた。
2代目プリウス以降(初代は資料がなかったので・・・)のブレーキブースターはモーターでフルードを直接加圧する方式(ECB)だったんですね、知らんかった。
確かにプリウスは「できるだけエンジンを使わない」システムだから、エンジンからの負圧はアテにできないからなぁ。
しかも基本的には油圧ブレーキを使わない仕組みのようで(ブレーキの回生率を上げるため)0.2G程度の減速では回生ブレーキを優先させる仕組みのようです。

ほとんど電車だな、コレ。

ちなみにホンダは(正確な表記はなかったが)従来型のブレーキシステムのようで、ただし現行シビックハイブリッド以降は全気筒休止システムが組み込まれているので、マスターバックの負圧が一定以下になると気筒休止を行わないようなプログラムになってるようです。

通常のブレーキの減速で約0.3G、急制動で0.6Gと言われていますので、0.2Gは「少し弱めのブレーキ」といった感じでしょうか。

昨日不具合検索をして気になったのは「低速」と「ABS(が作動する低μ路面)」という言葉。

これを元に今回の問題が起きる状況を妄想してみた。

1.時速30キロか、それ以下の低速時での軽めのブレーキ
               ↓
2.回生ブレーキのみでの制動、低速なので制動力はそれほど強くない。
               ↓
3.凍結路面(もしくは路面のくぼみ等にタイヤが入り)左右輪の回転差発生ABS作動開始
               ↓
4.回生ブレーキが一瞬制動中止
               ↓
5.回生ブレーキが復帰。しかしさらに低速になっているため回生ブレーキの利きが弱い
               ↓
6.規定の速度まで落ちたので油圧ブレーキ作動
               ↓
7.でも時すでに遅く、先行車両に追突

もしかしたら5蕃はないのかもしれないけど、こんな感じ?(あくまで妄想ですから)

横山常務は「ABSが作動し、油圧ブレーキがきちんと利くまでに1秒弱の時間差が生じるため」と語っているのは、この3から6までのタイムラグの事ですかね。

時速20キロの場合、1秒で約5メートルは前進してしまいますから、ブレーキペダルの踏み加減によっては追突事故もありえるのではなかろうか?
ギリギリまで回生ブレーキを優先する仕組みならば、ブレーキペダルの踏み込みが弱ければ、なかなか油圧ブレーキが作動しないという状況はありえるかも。

常務の説明からすると、恐らく3番か4番のところでブレーキの踏力を強めれば、すぐに油圧ブレーキが作動する仕組みなのでは?
普通はそんなのわからんだろうね、やっぱり。

トヨタ様はわかってやってるよね、コレ。
佐々木副社長の談話からも、少なくとも従来車種とのブレーキのフィーリングの違いは認識している訳だから。
ならば取説にブレーキの踏み方に関して何らかの注意喚起があっても良さそうなものだが、トヨタHPで確認できる取説には、それに類する説明は無かった。

安全性を優先するならば油圧ブレーキの作動ポイントをもう少し早めるべきであろうが、最低でも「通常の車種とのブレーキ動作の違い」をユーザーに示すのが筋であろう。
車両の引渡し時の説明で「ABSが作動するような時は、少し強めにブレーキを踏んでください」と説明するだけでも、結果は変わっていたのではなかろうか?

リコールにすべきかどうかは、少々微妙な問題かもしれない。
しかし車両の説明、もしくは注意喚起の不足という点ではメーカーとしての認識の甘さや責任を問われても仕方がないのではなかろうか。

ただ、こういう流れではリコールにするしかないかも。


問題の本質は、フロアマット・アクセルペダルの問題と同じところにあるような気がします。
Posted at 2010/02/05 00:10:37 | トラックバック(0) | プリウスのブレーキ問題 | クルマ
2010年02月03日 イイね!

え~と、今度はブレーキですか?

米国では現行プリウスで100件を超えるブレーキに関する苦情が出ているそうで・・・

以下リンク切れ対策のための転載です。元ネタはコチラ
 トヨタ自動車のハイブリッド車、新型「プリウス」のブレーキに関し、米国内でユーザーの苦情が98件に上っていることが3日、米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)の資料で明らかになった。一方、国土交通省によると、日本国内でも昨年12月以降、計14件の同様の苦情が寄せられ、両国で人身事故の報告もあった。国交省はトヨタに調査を指示。アクセルペダルをめぐる大規模リコール(回収・無償修理)に続き、トヨタの新たな品質問題に発展する恐れが出てきた。
 プリウスは日本で生産され、新型は昨年5月に日米両国で発売。旧型を含む昨年の販売台数は、日本で約20万台、米国で約14万台。トヨタは80以上の国や地域で順次発売していく予定だ。
 NHTSAの資料によると、でこぼこ道を走行した際や、道路の隆起、くぼみ部分を通過した際、瞬間的にブレーキが利かなくなるという苦情が多い。これまで、この問題で追突などの事故が4件発生、2人が負傷。うち1件では、前方の車に衝突して運転者が首を負傷したという。
 国交省によると、国内での苦情は「滑りやすい路面などで低速時にブレーキが瞬間的に利かなくなる」という内容だという。昨年7月には、千葉県松戸市の国道で4台が絡む玉突き事故を起こしたプリウスの運転者が「ブレーキが利かなかった」と説明。この事故では追突された車の2人が軽傷を負った。

転載終了

で、アメリカさんから文句言われたんで、マエハラさんが慌ててトヨタに調査を指示したそうな。

以下リンク切れ対策のための転載です。元ネタはコチラ
国土交通省リコール対策室は昨年7月、千葉県松戸市内で起きた新型『プリウス』の事故について原因の調査を進めている。国道6号線を走行中の同車がブレーキがきかずに、赤信号で停止中の前方の車両に追突したというもの。すでに、同省はメーカーへの問い合わせや事実確認に動いている。

ただ、この事故に関する調査は、リコール対策室に寄せられた申告について行う一般的なもので、海外のトヨタ車リコールを受けたものではない。

リコール対策室には、この事故のほかにも新型プリウスの不具合情報がユーザーなどから寄せられている。その件数は昨年12月から今年1月の2か月間に13件あった。いずれも「ブレーキが効かない」というものだ。

不具合情報の内容は、次のような内容だ。

「回生ブレーキによる減速時、タイヤの一輪のみが段差を超えるなどにより左右のタイヤの回転差が検知されると、その瞬間に回生ブレーキが1秒程度無効になるため、突然減速しなくなる」(埼玉県)

「凹凸路を走行中にブレーキ操作をしたところ、減速途中に突然制動力が低下した」(広島県)

「前の車が停止したため、ブレーキペダルを踏み、止まろうとしたところ、ブレーキがきかず追突した」(神奈川県)など。

同室は、現段階ではリコールの必要性を判断していない。「情報収集を行う中で、突出して件数が多いわけではなく、調査は情報収集の中で日常的に行っている業務のひとつ」と話す。

転載終了

これってさぁ、ABSが作動したせいって事ない?
ABSが作動してる時にも一瞬制動力が抜けることがあるけど、それとは別ってことでしょうか?

確かに国交省の不具合検索を見てみると、販売台数の問題もあると思うけど、トヨタだけが突出して多いようですね。
(昨年1年間の期間でメーカーごとに検索すると、他社は多くて10件程度(ホンダ)だが、トヨタは31件ヒットしました。販売台数の差を考慮しても、他社の3倍強というのはやはり無視できないと思う)
まぁ、言いがかりに近いものも少なくないけど。

今回はプリウスだけが槍玉に上がってるようですけど、エスティマハイブリッドでも「ブレーキを掛けている時に小さな段差や道路の凸凹があると、回生ブレーキが突然無くなるため、一旦ブレーキペダルを離し、改めて踏み直さないとブレーキが利かない 」(原文まま)という苦情が出てるようで。

回生ブレーキの制御の問題?

ところで、回生ブレーキが利かなくなった状態って体感できるんですかね?
プリウスに関する苦情だと「回生ブレーキが1秒程度無効になるため・・・」と、かなり克明に書かれていますしねぇ。
このあたりはオーナーさんにゼヒお話を聞きたい所です。

アクセルの問題だったハズが、ブレーキの問題にすり替えられたような気もしますが、場所が場所なだけに気になる問題ではあります。



おまけ
スバルのブレーキに関する苦情でこんなの見つけました。
「サーキットにて走行中、ブレーキキャリパー側のブレーキホースカシメ部分からホースが抜けてブレーキが全く効かなくなったため、コースを逸脱し、転倒、大破した 」(千葉県)
「サーキットを走行中、左前輪ブレーキホースが抜けてブレーキが効かなくなったため、ガードレールに激突して車両が大破した 」(神奈川県)

サーキット走行についてまで保障してくれるメーカーは国内に存在しないと思いますが・・・
とりあえず文句言いたかったんだろうね、きっと。
Posted at 2010/02/03 23:57:28 | トラックバック(0) | プリウスのブレーキ問題 | クルマ

プロフィール

「@へぼ狼 因果応報というヤツでしょうか。 でも、この期に及んで他県に遊びに行く連中って・・・」
何シテル?   04/25 23:58
あなたがお探しのものはここにはありません
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

消費者庁HP 
カテゴリ:リコール情報
2009/09/14 10:39:31
 
自動車のリコール・不具合情報 
カテゴリ:リコール情報
2009/01/23 22:55:26
 
ダイハツ 
カテゴリ:リコール情報
2008/04/21 21:43:11
 

愛車一覧

日産 スカイラインGT‐R 日産 スカイラインGT‐R
ウイングロードがあまりにクソつまらなかったため、あるルートから格安で手に入れたR32GT ...
スズキ セルボ・モード スズキ セルボ・モード
シビックフェリオに乗っていた当時、とある事情で半年ほど所有していたクルマ。 初めての中古 ...
ホンダ シビックフェリオ ホンダ シビックフェリオ
シルビアがいい加減ガタがきたので買い換えたのがコレ。 シビックフェリオSi ちなみにデカ ...
日産 シルビア 日産 シルビア
サニーを廃車にしたため中古車を探していたんですが、あまり程度のいいモノが見つからなかった ...

過去のブログ

2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2008年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2007年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2006年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2005年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation