• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2014年06月28日

BORG使い その2



最近は残業が多く夕方撮りに行けませんでしたが朝は何度か撮りに行ってます。
運の悪い事に週末雨なのでBORGとGR携えた散歩に行けなさそうですが・・・(ダイエットにもいいんだよw)。




1枚目の場所から少し歩くと・・・



800mmの画角でもこの程度の大きさしか写らない程に遠い場所でケリが反応。



ケリケリ・・・っと何度か鳴いて(多分)メスが稲の合い間に姿を消しオスは周囲をせわしなく見る。
















ケリケリケリィッ!!と鳴きだしこちらに威嚇しに飛んで来るケリ。
最近は常に同じ場所に居るので多分雛が居るのかもしれませんね。

という訳でこの場でのケリの撮影はしばらく休止・・・あまり長く、近くに行くとペアで威嚇してくる光景を農家の方相手にやってるのを見たので鳥へのストレス、身の安全を考えてです(^^;

ちなみにケリは夜でも動いてて時折鳴き声が住宅地近くの田んぼから聞こえます。



・・・と言うか・・・








ゴイサギは夜間に上空をよく飛んでますが、他にコチドリやオオヨシキリまで夜間でも活発に鳴いてるので何時も行く川の近くに居を構えてる方は大変ですね。

サギのコロニーなんかは凄い鳴き声がしてるんです(^^;







さてさてBORGを手に入れたは良いがやはりマニュアルフォーカスは難しい・・・とか、鳥を綺麗に撮りたいが、もっとライトに楽しみたいという方も当然いらっしゃると思います。

BORGの公式ブログや取扱店の野鳥写真を見るとまるで羽毛を隅から隅まで撮らないといけないという強迫観念や呪いの様なものを感じる程ですがそんな事はありません。

「そういう事が出来て、”それ”をやった時にここまで出来る」と、そういう性能と可能性の一例です。
絶対にこうでなければ・・・という決まりはありません(綺麗に撮れれば勿論良いですが)。











先頭「何をどう撮るかはその人自身が決める事」
真ん中「でも腕を磨く事、技術の向上も勿論大事」
後ろ「磨いた技術とそしてセンスでもっともっと色々撮ろう」






そんな訳でBORGの扱いをより楽しめるアイテムがコレ。

PENTAXのF AFアダプター(通称AFテレコン)です。
F値も描写も少し劣りますがコイツを付ければマニュアルフォーカスのBORGでAFが使えます。



ピントが軽く外れてる程度ならAFで合わせてくれます(大きく外れてると流石に駄目ですが・・・)、その為ピントが対象から抜けてもリカバリーはかなり早いです。

ただしAFは中央1点のみ、物自体もフィルム時代から今に至るまで販売されてるのですが現在ペンタックスは・・・というか”リコペン”には新型のテレコン(こちらはごく普通のもの)があるので、もう何時販売終了になってもおかしくない物でしょうね。

むしろメーカーとしては純正望遠レンズと含めて売りたいでしょうからとっとと廃盤にしたいだろうと私は思ってます。





https://minkara.carview.co.jp/userid/1510565/blog/32633058/
でもAFがあるとやはり便利なのだ(`・ω・´) b












ただしF値が高くなり過ぎてるとちゃんと作動しないそうで、専ら71FLと組み合わせて使うのがユーザーの間では一般的なそうです。

メーカーはF2.8以下のものをと言ってますが実際はもっともっと上があって写真の組み合わせではF値が9を超えてますがそれでも作動します。

・・・ただし古い時代のものでAFを作動させるとギュンとかガガッ・・・とかジジッと音を発します(苦笑)
ペンタックスのK30や50のダブルズームレンズキットを触ると分かりますが、派手な音をたてるアレと同じ音ですw

ニコンにも同じような物がかつてあったそうで、使ってるユーザーも居るそうですが・・・既に廃盤になって久しく、若干の改造も必要であり故障して使えなくなった際の再現性に問題があるのでお勧めはしません(使えるボディも7000番台以上の様です)。






水たまりで何か食べながらウロウロしてる若鳥。
親兄弟から離れて既に単独で行動してるのかな?





今年生まれのコチドリ。

土手の道からのんびり撮ってましたが親鳥も傍に居て若鳥が安心して歩いてました。

途中ヘビも来ましたが親鳥が上手く注意を惹きつけて難なくアクシデントを回避、親鳥流石です。





こちらはモズ・・・の若鳥??
口の周りがまだ黄色く、どことなく幼い感じが・・・?

最近はモズが町内に姿を現すようになりました。
この若鳥を見るに子育てが一旦終わった鳥が来てるのかもしれませんね、それまでは全く姿を見せませんでしたから。



なんだかさえずりの下手っぴなツバメ若。
人間で言うところ風邪声みたいなズーズー言ってる感じの声でした(^^;

子育てといえば近所の家の納屋からツバメ達が無事巣立ちしてから暫らく・・・その納屋にツバメが改めて新築を築いたそうだと家主から教えてもらいました。

同じツバメかどうかは分かりませんが子育てはペア成立の時期によって若干ずれますし2回目3回目というのもあるそうです。
そんな訳で8月に入るかどうかと言った頃には新たな若鳥が見れそうです(^^












こんな物もある。

(マイクロ)フォーサーズのBORG用改造AFレンズです。



中のレンズを取り払ってアレコレした後にBORG用1.4倍テレコンレンズを接続したもの。






くっ付けるとこんな感じ。

使ったのは最初だけですがこういった物を使えばペンタックス機以外でもAFの効くBORGを楽しめます。

ただしこういった改造レンズは仕様外の使い方なので露出が狂ったりするのでペンタックスの物のほうが安定して使えます。

無論故障すると技術を持ってる方以外はお手上げです。
\(^o^)/オワタ ←こうなるw




ちなみにコレを使うとオリンパスの高性能な手振れ補正も使用不可になります。

厳密には作動してますが、元になったレンズに対しての補正が働いてるので400mm×1.4(テレコン)の値には程遠いものになるという訳なので・・・\(^o^)/オワタ ・・・なのですw




ちなみにコントラストAF方式を使ってるOM-DやK-01及びライブビュー時のAFだとF値が高くても問答無用にAFが働きます(10を超えても動く)









ネタにしか思えない組み合わせw

600×1.4の換算2倍で1600mmを越える焦点距離。
これだけやっても届かない時もありますし、写真全体に鳥が写っててガリガリに描写させるにはほぼ目の前まで近寄る必要がある様です。




デジスコだろうが何だろうが羽毛の1本1本余すことなく描写してる様な写真はあの手この手で数メートルくらいまで近寄った上で撮ったものらしいです。



こんなのとか・・・



こんなの?



生存をかけた戦い、ボロボロのトンビの羽根がそれまで生きてきた中での激戦を物語ってます。

そこにこだわる必要なし。
レンズは手に入れた瞬間から自分の物、そういう風に撮りたければその為の努力も必要だし、そうでない場合ならその為の努力が必要です。







私が今年の1月と2月に年輩のベテランの方達から学んだのはそういう事でした。








まぁデジスコやBORGといった超望遠レンズでなくとも撮る、撮れる方法も教えてもらったんですけどね、良いポイントもまだまだ見つけないといけませんし時間もかかるのでこの趣味をこれからの人生も続けていくなら試す機会もあるのかも・・・。


カッッ!!

機会があればまたベテランの方の技術を奪・・・習おうか・・・・。

この道を長年歩んできた方達の技術アイディア知識はとても凄くて、あの時言われた、聞いた事を全て憶えきれていないながらも、こういう出来事があったと・・・こういう風な事を教えてもらったと、今も思い出します。











ベテランの方からすれば今の私はまだまだこんな状況です(^^;

























さてさてBORGを使っててコイツの短所は幾つかありますが、長所を述べろと言われれば・・・





コイツ、ミニミニドローチューブといった物があります。





コレに鏡筒をくっ付けるとこうなる。

ミニドロが内部に入り込む形になります。




そしてネジを緩めるとこんな風に中に入り込んだミニドロをひっぱり出せます。



この全長可変式鏡筒とヘリコイドを2つ装着したものがコレ。

見た目は一般的なカメラレンズと比べ少々歪(いびつ)ですね(^^;







コレに71FLを装着しヘリコイドとミニドロを全て引き延ばすとこんな形になる。

知らない人が見たらヒきますねw










この状態だと最短でピントが合うのはレンズ先端から2メートルあるかどうかと言った感じでしょうか?
外を歩いてると時々こういった望遠レンズの間合いの内側まで来る鳥が居るのでそういった時にこそこのパーツが活きます。

本来星を見る天体望遠鏡ですがその描写を活かして鳥や飛行機、レースを撮る方もいますがこうすれば400mmのマクロレンズにもなります(ピントは激薄ですが)。

無論、この状態から更に最短距離を短くする様な事もパーツの組み合わせ次第で可能です(事実上制限は存在しないと言っても良いでしょう)。








鳥も撮れるしマクロも出来るし天体まで撮れるという素晴らしいレンズ。
使い方によってはかなり遊べます。












また、マウントに取り付けるパーツも各種揃っててほぼ全てに装着可能なのも良いですね。

なのでパーツ次第で色々な楽しみ方と、マウントを変えて他のメーカーの描写も楽しみたいという事もできる玩具的楽しみ方もできるのが長所と言えるかもしれません(パーツをゴチャゴチャに換装してたミニ四駆やBB戦士を思い出すw)。

まぁつまりニコンやペンタ、ソニーでキヤノン製蛍石レンズが楽しめるという事です。









EDレンズの89EDより蛍石系の方が色のりが良いのでJPEGだろうがRAWだろうがとても綺麗な描写をしてくれるんですよ。

EDレンズはカメラメーカーの説明で匹敵・・・とか同等・・・とか説明してますがそれって結局越えてはいないって事かな?
双眼鏡も海外メーカーの最上位クラスはみんな蛍石使ってる様ですし・・・。

おっと、最後にちょっと毒を吐いてしまったぞ・・・





















奥さんお口の周りが汚れてますよw


ツバメやカルガモ親子、キジ、白鳥の写真を見せると甥っ子も会社の人達も驚き、そして楽しんでくれた。

良かった良かった(^^
ブログ一覧 | BORG | 日記
Posted at 2014/06/28 10:38:06

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

趣味は散財シャーナイ(´−`)、ま ...
毛毛さん

命をつなぐボランティア🩸
剣 舞さん

首都高ドライブ
R_35さん

嫁さんの送り迎えの間に起きた熊事件 ...
エイジングさん

イタリアン
ターボ2018さん

結婚記念日 2025
LEG5728さん

この記事へのコメント

2014年6月28日 16:21
こんにちは♪

我が家の周りにいる名前が分からない鳥は何だろうと思いながらこのシリーズの写真を見ていたら・・・

モズの写真がピッタリと一致しましたよ。

うちの近所にもモズがいるとは・・・
コメントへの返答
2014年6月28日 17:14
こんにちはぁ。

このモズ・・・多分メスなんだろうと思いますがパッと見てスズメかと思ったら尾が長くてクルクル回してたのでよく見たらモズでした。

本文にある通り最近は本当に姿を見せなかったのですが最近はやたら出てきて独特の鳴き声を響かせてます。


こう見えてかなり獰猛(どうもう)な気質なので小さな猛禽とも・・・

2014年6月28日 17:56
私は鳥は300mmとか500mmで撮ってトリミングばっかりです。

シグマはテレコンも持っていますが、x1.4なので、300を伸ばしても420mm。
木の上の小鳥なんかは涙が出るくらい小さいです。

でもあまり大きい機材増やせないので、とりあえずこれで満足してます。
(細かいのはどんどん増やせという事か?!)
コメントへの返答
2014年6月28日 19:09
基本的には私もトリミングですよ、皆そんなものです。

時間のある方、生業にしてるのでアピールする必要のある方、そういった写真以外興味が無い方等々・・・まぁ色々ですかね。

木の上に居ると遠いし逆光で難しいし上を向き続けるのが辛いと三重苦ですよね(^^;


望遠は高価ですしメインの被写体でなければそこまで入れ込まない方が良さそうですよ。
望遠レンズはゴールがほぼ決まってる世界ですが、突き詰めると車が一台楽に逝けますw

という訳で小さく、でも高性能で素晴らしい世界を覗ける”単”をですね・・・


2014年6月28日 21:15
こんばんは☆

鳥目という言葉があるから夜は見えないものかと思ってましたが、ゴイサギは夜間でも飛ぶんですねΣ(o'д'o)

1600mm超えのレンズは凄い…バズーカ砲ですねぇ(;^ω^)
このレンズを構えてる姿を目撃したらビビってしまうかもですw
コメントへの返答
2014年6月28日 21:30
こんばんは~。

実際は夜間でも見えてるし夜行性の鳥も居るそうですよ、フクロウなんかはその代表格ですね。
私の兄が兼六園で夜間に鳴き声を聞いた様ですよ。

ただしツバメやスズメといった小鳥は流石に行動してませんが、オオヨシキリ、ケリは鳴く時は夜でも派手にやってますw


携行性も何もかも殆ど無視すればこういう手もあります(^^;

というか手持ちでは使い勝手が悪過ぎてどうにもなりませんw
本来この焦点距離はデジスコでやるものの様です・・・。
2014年6月30日 17:40
BORG講座は大変勉強になります(・∀・)
先日少しCのKに寄った時に鳥、BORGの事も少し聞いてみたのですが…
『?ぼおぐですか?』で終了となりましたw
その店員の話では400mm以上の単長玉は出した記憶がないそうで(´ω`;)
店頭には150-500だったかシグマさんのが一番望遠でした♪

ソファーを占拠してる写真にはもう笑うしかありませんでしたが、ブログ内の文にもあるように鳥へのストレスの事を考えるとなるべく遠くから狙うといった行動を取るべきなのでしょうね( ´Д` )
届かないからと言って不用意に近づいてしまったことを猛省します。

今日の娘の一言w
ゴイサギさんの写真を見た娘は『ペンギンが怒ってるね~』…Σ(゚д゚lll)
よく言い聞かせておきます∑d(゚∀゚d)

コメントへの返答
2014年6月30日 21:02
BORGの特性と問題点が少しでも伝わったでしょうか?
普通のカメラレンズとは全く違うものなんですよ。

まぁそういう訳で普通のお店には殆ど置いてないでしょうね(^^;
通販や光学機器専門店なんかにはあると思います。

もう一つ利点をあげるならF値はともかく周辺の流れてる部分以外・・・中心部分は間違いなく純正の428やゴーヨンに匹敵します、それも遥かに安価に・・・(だからこその問題だらけの代物ですがw)


実際のところ超至近距離なら水準以上の描写は殆どのものでできると思います。

そこから距離を開けた時に出来るか?・・・それが出来る・・・というかトリミングも躊躇なく使う事が前提と言いますか・・・。

ペットショップあたりに70-200を持って行って(!?)試すと分かる筈ですが一部のBORGの作例がどれ程近寄って撮ってるか理解できると思います。

・・・そう、技術も勿論無論とっても重要ですが、それとは別に”どうやって近距離で撮るか”も重要なんですよ。

・・・が、外をうろついてると時々こういった近距離撮影のチャンスがあります。
そしてメーカー製レンズの間合いの内側に入った時こそBORG使いのチャンスです。

日頃ピント合わせに泣く者達の逆襲の時ですw

・・・まぁ私もそういった時うっかり驚かして飛び去られる事が殆どですが(^^;


そういやペンギンも鳥でしたね(^^;
水族館に行けば居るだろうか・・・。
何時か撮ってみたいッスw


プロフィール

「乗り換え http://cvw.jp/b/1510565/47208034/
何シテル?   09/10 12:51
赤色と申します。 筆不精ですが一つよろしくお願いします。 みんカラはカメラを買ったのでやってみようかと思い始めました。 ややこしいと思い車の名前を...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

クロツラヘラサギ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/07/06 06:01:40
SUZUKI【アルト ターボRS】試乗レポート! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/05/06 10:30:27

愛車一覧

スバル フォレスター スバル フォレスター
オープン2シーターからSUVへ。 さぁ次は何処を走ろうか?
マツダ ロードスター 赤色君 (マツダ ロードスター)
マツダ ロードスターに乗っています。 オープンカーを多くの人に乗ってもらいたい・・・
トヨタ アクア 黄色君 (トヨタ アクア)
親の車ですが色は完全に私の好みです。 親も口には出さないですが気に入ってるようです・・・
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation