プロジェクトX 　列島踏破30万人 執念の住宅地図

「プロジェクトX 列島踏破30万人 執念の住宅地図」ＤＶＤを見ている。


日本にしかない「住宅地図」・・・・これは、考えてみればすごいことだし、大量の調査結果の集大成。

実地調査の賜物だと思う。

定期的に見なおしもされている。

全国どこの市町村のものもある。

とても便利。自分も仕事でもよく使った。
コピーは不可としてあっても、コピーして現場に持参し、済んだら廃棄した。

ゼンリンともう１社の地図があったが、キレイな図面でゼンリンのほうが正確だった。※



（http://www.zenrin.co.jp/product/publication/j-map/）

そもそも、この原型は温泉街の案内地図なんだそうな、初めて知った。

（http://wilkinson-tansan.com/archives/2011-03.html?p=2より画像引用、大正２年３月に発行された「寳塚案内誌」（藤井忠徳著・発行）に記載されている宝塚温泉の旅館案内地図です）

それから、手書きの地図は使い物にならないこと・・・人伝から知る国の白地図利用。
そこから地図を拡大して書き込みできる大きさにして、人力で一軒一軒周り調査。

名古屋では地下街が国の白地図に載っていないため、工夫して作成。

東京では長い固有名を簡略して記載し、ビルの内部は別のページにまとめて表示。

最初売れなかったそうだが、知られればこんなに便利なものはない。商店から、官公庁まで
今ではなくてはならない。国勢調査でも参考にしてるくらい。


※
地方に一部地域の住宅地図を刊行している会社は幾つかあるが、日本全国を網羅している住宅地図を刊行しているのはゼンリン一社のみで、住宅地図の代名詞として圧倒的なシェアを誇る。

「商業上の理由と個人情報保護の観点から、インターネットの地図配信サイトで無料で配信されていない。」・・・・これが、有料でもいいから「ある」と便利なんだが。＜ウイキより＞