
「ジョンベネちゃん事件から20年、米テレビ続々と再検証 残されたナゾと犯人探し」産経新聞 1/2(月) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170102-00000510-san-n_a
※ジョンベネ殺害事件は、アメリカのコロラド州、ボルダーで当時6歳の、ジョンベネ・パトリシア・ラムジー(JonBenét Patricia Ramsey、1990年8月6日 - 1996年12月26日)が誘拐され、1996年12月26日に自宅地下から遺体が発見された事件。容疑者は逮捕されておらず、2016年現在も未解決。
ここが「大富豪アームストロング家の三歳になる一人娘が誘拐され、二十万ドルという巨額の身代金が犯人に支払われたにもかかわらず、幼児は死体となって発見された」オリエント急行殺人事件に似ているような気がしていた。
入院前にDVDを図書館で借り、正月休みを挟み、理由を話して返却猶予してもらってるのだが・・・
オリエント急行殺人事件、物語は
「1935年。イスタンブールからパリ経由でカレーに向かう大陸横断国際列車オリエント急行には様々な乗客が乗っていたが、その中には名探偵エルキュール・ポアロの姿もあった。
二日目の深夜、折りからの雪で線路が埋まり列車が立往生している中、ポアロの隣の客室にいたアメリカ人富豪ラチェットが身体中を刃物で刺されて死んでいるのが発見される。
鉄道会社からの依頼で事件の究明に乗り出したポアロは、一等寝台の車掌と十二人の乗客たちの尋問を開始するのだが…。
アガサ・クリスティの原作を、文字通りのオールスター・キャストで映画化したゴージャスなミステリ大作だが、多彩な人物を手際よく処理したS・ルメットの演出も見もの。」
書けば長ったらしいが、結末が思いもよらぬ意外性。
配役がよく、アルバート・フィニーの名探偵ポアロは、はまり役、乗車している客もうさんくさく名優が演じている。
ずいぶん前の映画だが、きれいなカラーで、劇中フランス語と英語が飛び交う。
アカデミー助演女優賞:イングリッド・バーグマン
結末は知っていても、そこまでハラハラドキドキの展開。
映画製作は44年前、映画は古くても、いいものはいい。
詳細の筋書き(ネタバレ)
一九三〇年、ニューヨーク、ロングアイランドに住む大富豪アームストロング家の三歳になる一人娘が誘拐された。二十万ドルという巨額の身代金が犯人に支払われたにもかかわらず、幼児は死体となって発見された。悲報のショックで夫人も亡くなり、アームストロング自身も度重なる不幸にピストル自殺を遂げてしまう。事件後六ヵ月目に犯人が逮捕されたが、莫大な金力とある種の秘密勢力を利用して証拠不十分で釈放されるという結果に終わった。それから五年後。トルコのイスタンブールから、アジアとヨーロッパを結ぶ豪華な大陸横断国際列車オリエント急行が、さまざまな乗客を乗せてパリ経由カレーに向けて発車しようとしていた。ベルギー人の有名な探偵エルキュール・ポワロ(A・フィニー)も乗客の一人で、ロンドンへの帰途につくところだった。真冬だというのに珍しくオリエント急行の一等寝台車は満員で、偶然出会った古い友人で鉄道会社の重役であるビアンキ(M・バルサム)の取りはからいで、ポワロはようやくコンパートメントで落ちつくことが出来た。やがて列車は、動き出し、三日間の旅が始まった。二日目の深夜、列車は突然スピードをおとした。前夜から降り続いていた雪で線路が埋まり、立往生してしまったのだ。ポワロは周囲の静寂で眼をさました。隣室で人が呻く声を聞いたような気がしたのだ。同時に車掌を呼ぶベルが鋭く廊下に響いた。オリエント急行は雪の中に立往生したまま朝を迎えた。そしてポワロの隣りのコンパートメントにいたアメリカ人の億万長者ラチェット(R・ウィドマーク)が、刃物で身体中を刺されて死んでいるのを下男のベドース(J・ギールガッド)とポワロが発見した。コンパートメントに残された燃えかすの手紙には、五年前に起きたアームストロング誘拐事件に関連する文面が発見された。ポワロはビアンキに依頼され、この事件の解明を引き受けざるをえなかった。そして早速、国籍も身分も異なる同じ一等寝台の車掌と十二人の乗客たちの尋問を始めた。まずはラチェットの秘書ヘクター(A・パーキンス)、さらにこの車輌の車掌のピエール(J・P・カッセル)、ベドーズ、ハバード夫人(L・バコール)、英語教師グレタ・オルソン(I・バーグマン)、ハンガリーの外交官アンドレニ伯爵(M・ヨーク)とその夫人(J・ビセット)、ドラゴミロフ公爵夫人(W・ヒラー)とその召使ヒルデガード・シュミット(R・ロバーツ)、英国軍人アーバスノット大佐(S・コネリー)、メアリー・デベナム(V・レッドグレイブ)、車のセールスマン、フォスカレリ(D・クイリー)、私立探偵と名のるハードマン(C・ブレイクリー)の順だった。尋問していくに従い、ラチェットがアームストロング誘拐事件の真犯人であることが判明し、十二人の乗客はまったく関係ないようにみえたが、アームストロング家に関係を持っている人たちだった。ヘクターはアームストロング夫人に可愛がられ、ドラゴミロフ公爵夫人はアームストロング夫人の名付け親、アンドレイ伯爵夫人はアームストロング夫人の妹、ヒルデガード・シュミットはアームストロング家の召使、夫人の秘書だったメアリー・デベナム、アーバスノット大佐はアームストロング大佐の同僚、車掌のピエールの娘はアームストロング家に召使として働いていたが誘拐事件のあらぬ疑いをかけられ自殺したのだった。オリエント急行殺人事件は、アームストロング家に関わった人々が巧妙に仕組んだ計画殺人だったのだ。
Posted at 2017/01/03 07:39:33 | |
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