1
まずは必要な工具&ケミカル類。
ケミカル類
潤滑油(ク○5-5○)みたいなの。
液体パッキン(タービン内に冷却水のラインがある為。念のため)
パーツクリーナー
ボルトの滑り止め剤(固体によっては射熱板を止めている10㎜ネジが錆付いて緩まない)
エンジンオイル、冷却水。
10mm・12㎜・14㎜のメガネ。そしてそのボックスレンチ
あとエキマニとタービンを繋ぐナットは短い14㎜のメガネが無いと外す事が出来ないのでない方は購入を。
同時にオイルも抜きますので、その道具もあるといいです。
エクステンションも長いのがあると便利です。
アンダーカバーも外してした方が作業効率が上がります。その時に使いますので
もちろんタービン本体。
そしてガスケットキット(04175-11031/\4000程度)も必要になります。
2
まずはアンダーカバーを外します。
10㎜のボルト及びナットで左右合計8箇所あります。
そして次にラジエータを外すために、冷却水を抜きます。
その時に写真の部分のホースも外しておくと後で作業がやりやすいです。この部分にも冷却水が残る為、あとで外すと水が下に落ち、濡れながら作業せざる終えなくなります。またこのホースも亀裂が入ってることが多いので、なるべく変えてあげましょう。
(ウォーターバイパスホース×2 16284-11240/\350程度×2)
ラジエーターを外すにはまず、車体正面から向かって右にファンのカプラーがあるのでそれを外し、次にホース類(アッパーホース、ロアホース)を外します。
ラジエーターはネジ2個+マウントで止まっているだけですのでネジを外し、上に引っ張りあげると外れます。
またオイルもこのタイミングで抜くと時間短縮に繋がりますのでオイルも抜いてしまいましょう。
オイルの方がドレンが奥にあるので先に抜いた方が良いかも・・・
3
次にエンジン上部で外せるものを先にすべて外してしまいましょう。
インタークーラー
インタークーラーホース
タービン→インタークーラーに行くアルミ配管
エアクリ→タービンに行くS次クランクみたいな配管。
VSV配管
オイルリターン配管
タービン関係の配管のネジは外せるものはこのタイミングで外しておくといいかと思います。
もしエンジン手前の直線的な配管(ブローオフが付いている奴)がネジを外すと多少動くなら、エキマニ射熱板もこのタイミングで外してしまいましょう。
4
はい、ラジエーターを外すとすっからかんになりましたね。
では次にマフラーと触媒を離します。
あまりにも錆付いていて触媒のネジが外れそうに無い方はまず写真の射熱板(10㎜ボルト4本)を外すと作業しやすいです。
まずはハーネス2本を外してください。そしてタービンに繋がっている部分の特殊ボルト4本を12㎜メガネ+延長ソケットを使って緩めます。
この時に事故防止のため。軽く緩める程度にしておいてください。もしくは一つだけネジをつけておく状態でもOKかも?
次に下側
触媒とマフラーを繋ぐボルト3個、14㎜のメガネで緩めます。こちらは完全にボルトを外してOKです。
また、マフラーのフロント部の吊り金具も完全に外してください。
そして少しずつ触媒を揺らして、外してください。
触媒を完全に外さないとタービンを外す事が出来ないので。
5
では次にいよいよタービンを外します…といいたい所なんですがその前に、よく忘れそうな所。
タービンの真下にタービンとオイルパンを繋ぐホースがあります。
ココを外してください。またマフラーを繋ぐ金具の付け根の部分。(12㎜のボルト3本)外せるなら外した方が取り付けしやすいかもしれません。面倒だったので外さずにやりましたが、ちょっとばかり知恵の輪状態に…
またホースの付け根のナット(10㎜か12㎜・2個)も外しておきましょう。
6
では、いよいよエキマニとタービンを分離させます。
14㎜のメガネを使い4つのボルトを外します。
4つのうち1つは完全に外さずに残してください。
ココもタービンの射熱板が干渉しそうなのであれば外しておくといいでしょう。(多分、マフラーのつり金具付け根のマウントと干渉するでしょうけど)
外れたら、次は少しずつ揺らしながらタービンを外してください。
その時に注意するのが下に潜り、オイルパンに行くホースの付け根の様子を確認しながら先に下を外すと良いです。
下側は見れば分かりますが、オイルパンに行く太いホースと細い金属配管があり、その細い方がすぐに曲がる為要注意です。下手すりゃ折れるかも…
そして最後に1コ残したボルトを外しタービンを外してください。
7
外れたら、新しいタービンに古いタービンから必要な物を移植します。
ウォーターラインやホース類、スタッドボルトなど
ウォーターライン組み付け時には液体パッキンを塗ってください。念のため。ガスケットセットの中にパッキンは入っているんですけどね。
8
後は逆の手順で組みつけていきます。
パッキンやガスケットは必ず新品に換えてください。
セットの中に色々はいっていますので。もちろんマフラー部の物も。
あと6の部分の取り付けには細心の注意を払ってください。例のとおり、すぐに曲がりますので
射熱板なども忘れずに付けてくださいね。(忘れた人。)
6時間ほど掛かりましたので、初めての人はそれくらい時間に余裕を持って作業してください。
また何かあった時にはもう一台、動ける車を手配した方が良いでしょう。今回は足りない工具などがあった為、私は親の車をお借りしましたが…
では最後の仕上げ編を次に載せますので
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク