やっぱりここは純正でも光らせてくると思いました。
「夜間時、スモールライトと連動してシグネチャーウイングを浮かび上がらせるように発光し、魂動デザインをアピール」だそうです。
私のは今回のが3代目です。整備手帳に記録を残してありますが、一度まとめておきます。
初代は正面発光のLEDテープでデイライトになる明るさの青みがかった白色でしたが、夜間にはまぶしすぎ、派手すぎると感じて、ヘッドライト連動で消していました。太さ4ミリの細いLEDテープをむき出しでシグネチャーウイングの外側に貼り付けたのですが、厳冬期の凍結によってビニール製ドーム部分がが脆くなり、基板との間に隙間が生じてしまってフィルム基板に融雪剤による腐蝕が起こって、断線して撤去しました。昨年9月から今年1月まで4か月の短い命でした。
2代目は1月後半に作成しました。直径5ミリくらいの白色EL(エレクトロルミネッセンス)ワイヤーを使って、それを厚手のスキー表面を被覆するビニールテープで挟んだうえでシグネチャーウイング外側に差しこむという方法で固定しました。これは明るさが弱くデイライトにはなりませんし、発色も青みがかっていて、夜に転倒するので無ければ見応えが無い感じでした。その上、春になり温度が上がると、ビニールテープが柔らかくなって固定が甘くなり、ELワイヤー周辺に水分が侵入するようになりました。幸いELワイヤーは丈夫で、断線も破損もしませんでしたが、もし漏電すると100V以上の交流が車体アースとショートするので、考え直しました。ELテープという選択肢もありますが、白色の製品の多くは平常時は薄ピンク色なので、ちょっと好みではありません。札幌の梅澤無線には平常時も白色のELテープが1500円位で売られていましたよ。でも光量の問題で、3代目を計画しました。
3代目はもうすぐ取り付けですが、防水と耐久のノウハウてんこ盛りです。
幅10ミリ全面発光の50センチ36灯の白色LEDテープを2本半ハンダ付けでつないで、接着剤で防水し、さらにその上から3M製光拡散フィルムの70%タイプでカバーし、そこにシリコンゴムスプレーをかけてカバーした後、透明な熱収縮チューブ(スミチューブ)でカバー。これも1m単位で切り売りされていたので、2本をつなげた上で、ヒートガンで収縮させ、両端をホットボンドで密閉して、発光部分が完成(写真1)。
次にその透明カバーを作ります。防水機能のほかに、濁ったり破損したら取り外しができることが目的です。それを同じ8ミリ径のスミチューブで上から覆い、2本つなげるために10センチほどのりしろになる部分の下になる側だけを熱収縮させてから、他方のチューブを被せ、セメダインGPクリアーボンドで隙間を埋めながら軽く熱をかけて密着させました。最近流行りのプラスチックやビニールも接着できるという強力ボンドを先に試したのですが、これでは熱収縮チューブは接着できませんでした。テフロンではないのですが、別な素材の問題だと思います。
車体に貼り付ける両面テープはチューブにも効きますが、普通のプラスチックよりは接着力が弱いようでした。そのため、チューブの中には0.7ミリのステンレスの針金が一緒に通してあり、複雑な形状のシグネチャーウイングにフィットさせることができます。また針金によってLEDテープの形状が保たれてくれれば粘着テープの出番も減り、接着箇所も最小限に出来る結果、付け外しも容易になると思われます。あまり強力に付けてメッキを傷めては困るからです。
このテープ光源の特徴は、LEDの点がある程度つながって見えますが、ELのように均一な1本線にはなりません(写真2:肉眼ではLEDがある程度点状に見えるのですが、デジカメでは均質に見えてしまうようです)。むしろ5ミリ間隔のLEDの密な正面発光テープと光拡散フィルムの組み合わせ、そしてその間に空間を空ける手法の方が均質な光になると思われます。その方法ではテープに厚みが出てしまうため、今回は見送りました。
また、今回の手法は防水上は万全に近いものの、低温、紫外線などの環境で損傷を受けないか、黄ばまないか、ムラが出来ないかなどが、長期間付けてみないとわからない課題です。だめだったら、また理想を求めて4代目を作成します。
ところで、シグネチャーウイングとスモールランプが連動していると、車幅灯が車の左右を横断することになり、ひょっとすると車検上まずいのではないかと思うのですが、今回の純正アクセサリーの発表により、夜間も点灯できそうな雰囲気になりました。ディーラーに確認してみたいと思います。今の光量のまま夜間走っては明らかに派手すぎるので、夜間は光量を落としてボンヤリ点灯、昼間はしっかりデイライトとして点灯、停車したらエンジンがかかっていても消灯、という3段階の光量調節にしようと思います。これから北海道は地吹雪や吹雪でデイライトが役に立つ季節になるので設置が楽しみです。そのほかの工夫は、電源をとるヒューズをIGにしていたら、電源オンの間に電源取りだしソケットがちょっと外れただけでエンジンエラーが表示され、出力が落ちるることがわかり、電源はBOSE用ヒューズからとることにしました。

Posted at 2013/10/22 16:04:23 | |
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