再開♪

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僕の会社の敷地内には、小さいけれど日本庭園風に作られた一角があり、昼休みにはお弁当を広げたり、昼寝をしたりと思い思いのひと時を過ごす社員達でにぎわっている。
ここには池が設えられ、その池に沿って桜並木になっていて、桜が咲き出すと短時間であるがライトアップされる。
敷地内には入れないが庭に面した通りからもよく見えるので、道行く人たちも夜桜を楽しむことができるようになっている。

ライトアップの時期は社員数人が夜当番として残っていて、時間になるとその灯りを消して帰ることになっているのだが、幻想的な夜桜とは違い、闇の中でクルマのヘッドライトに照らされた桜は、どことなく不気味さすら感じられる。
それを観ると、『桜の木の下には人の死体が埋まっている』のが真実味を帯びてくるのだ。

ある夜当番の帰り、そんなことを考えながら桜の下を走っていた時に、桜の木の下に人影が見えたような気がした。
一緒に居た同僚にはそんなものは見えなかったようだし、おかしなことを考えているからそんな気がするのだろうと思い直したが、それから夜当番の帰りには必ず人が居るように見えるのだ。

始めはぼんやりとした影のようだったそれは、通るたびにはっきりとした形となって見えるようになってきた。
見るつもりもないのに視界に入ってくるのが怖いもの見たさと言うのだろうか、次第にそれが同期入社の同僚に見えてきた。

彼とは仲が良かった訳でもなく、そういえば入社式に居たっけ、くらいの認識しかない。
部署も違うので顔もあわせることもないのに、何故彼だとわかったのか不思議だった。
もっとも、そんな時間に彼がそこに居ること自体が不思議なのだが。

その人影を彼だと認識してから数日後、ライトアップもあと数日を残すだけとなったある夜、いつも桜の木に下に居た彼が、灯りを消して帰る僕のクルマの前に立っていた。
じっとりと濡れたような体躯、関節が異様に太く見えるほど痩せた腕、くり抜かれたような眼窩。
クルマの前に立ち僕をじっと見つめる彼を見て、初めて、見てはいけないものを見てしまったのだと思った。
彼の声が耳元で聞こえる、いや、頭の中に響くと言う方がぴったりかもしれない。

「僕はあの桜の下に居るんだよ。　僕を埋めたのは君だろう？　ねぇ、そうなんだろう？」


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あっ、酔ってません（＾＾）
だって、飲んでないもん＾＾♪

ということで（どういうこと？）、今月よりピアノ再開しました～♪
ピアノといっても、自分が習いに言ってるレッスンですが。。。

リハビリも週１ペースで通っていますが、右手の筋力が落ちているので
しばらくはプチ筋トレみたいなことを続けるように言われました。

ピアノも長時間弾けず、１５～３０分くらい弾くとかなりだるさを感じますが、
リハビリの先生にも、ピアノは指だけでなく肘からの筋肉を使うから、
次の日にだるさや痛みがでない程度ならいいリハビリになるね、と言われました。

でも、小指側に少し痛みがあるので、手を開いて和音を掴むのができません。
ベートーヴェンやブラームスは当分無理だなぁ（＾＾；
とりあえず、余り手を開かなくてもできるバッハとかやってます。

様子を見ながら、急がず少しづつ戻していこうと思います。