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2025年06月15日 イイね!

ポタ電その後

【後日談】ポータブル電源 AORA80 の車載運用と補機バッテリーの挙動



ポータブル電源の AORA80 を購入して車両に取り付けてからの後日談です。



しばらく使ってみましたが、容量的には問題はなく、毎日運転している状態であれば、AORA80 の SoC は 70% 程度まで使うぐらいで、走り始めて数十分で満タンになります。



■ Charger1 と HV車の充電電圧の挙動



その走行充電器の Charger1 の動作を見るために、OBD2 に接続した Yupiteru のレーダー探知機の表示に、




  • HV補機バッテリー電圧

  • HV補機バッテリー充電電流



この2つを追加してみたわけですが、最近の HV は充電制御で色々と電圧を変えているようです。



まず、車両電源を入れると 14.4V になります。この時点で充電を開始し、Charger1 が 約30A 使用します。それとは別に補機バッテリーの充電もあるため、全体で 45A ぐらいの充電量になっています。



しばらく走ると補機バッテリーの充電が終わり、充電電流が 30A ぐらいで推移しますが、そのうち電圧が変わって 13.5V12.5V と変動します。



問題はここからで、AORA80 側が 30A 程度を引っ張り続けていても、なぜか車両側は 12.5V におちてしまい、Charger1 が「バッテリー電圧低下」を検知して充電が停止されます。



その後、何のタイミングかは分かりませんが、たまに 14.4V に戻って充電が再開されたりもします。ただ、どういう基準で車両側の電圧が変動しているのかは不明です。



まぁ、大体 90% ぐらいまでは充電されているので、普段はそのまま放置で問題はなさそうです。AC100V も繋げてあるので、いざって時はスイッチを入れて AC 併用充電すれば良いだけですからね。



■ 充電電流の見直しと再計算



充電電流の計算ですが、以前のブログで「30A が安全に引き出せる限度だろう」という計算をしていました。



冒頭でも書きましたが、設定通り 30A を引っ張っているわけですが、当初の計算には抜けがあり、余裕を持っていて正解でした。



当時の計算は「最大使用量だけ」を見ていましたが、補機バッテリーへの充電が 15A 程度 あることが分かったため、合計で 45A 程度 が補機バッテリー+AORA80 に流れている状態です。



この状態でさらにエアコンのブロアやライトなどを全部使うと、100A ぐらいは使っていそうな気がします。



計算上は 40A ぐらいまで使えると思っていましたが、30A を限度に設定していて正解でした。



■ 現在の運用状況と別車両での比較



今のところ、Charger1 取り付けから、電圧変動によって充電が中止されることはあっても、車両への影響は見られません。しばらくは今の状態を維持したいと思います。



なお、社用ハイエースに載せてある River3 Plus ですが、シガーソケットでの充電は 約85W



使用量は 11W 程度 ですが、全体で 290Wh ほどあるので、フル充電までには相当な時間がかかることが分かりました。



ただし、収支はマイナスではないため、のんびり使っていればそのうちフル充電になるだろうと思っています。



その頃には、工具のバッテリー充電などにも使われていて、車内での運用が続いている状態です。



ちなみに、オルタネーターチャージャーも所持していますが、ハイエースが 8月にリースアップとなるため、現状は放置しています。


Posted at 2025/06/15 23:41:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年06月01日 イイね!

ポタ電使いのドラレコ電力消費量

■ ポータブル電源の運用状況と電力収支の話

ポータブル電源でいろいろやってきました。

JuiceGoをドラレコに直結で使って、サブとしてAORA80を使っているのは、以前にも書いた通りです。




■ ドラレコの消費電力と充電サイクル

前提として、ドラレコの消費電力は約10W。

(走行中は11W、停止中のタイムラプスでは6W程度なので、平均して10Wで計算)



・JuiceGoだけを使った場合

10W × 24h = 240Whの消費。

JuiceGoの容量は240Whなので、満充電でも1日しかもちません



通勤中の充電は50分×2回、90Wで充電したとすると…

→ 約150Whしか充電できません。

1日240Wh使うので、毎日90Whの赤字になります。



もっと小型のドラレコ(5W程度)なら持つかもしれませんが、

私のは前後カメラなので、その分消費が大きいです。




■ 768Whクラスのポタ電にした場合

Type-Cやシガーでは80~90Wの入力ですが、

このクラスになると走行充電器で300~500Wの急速充電に対応しています。

私の場合は360Wで充電しているので、1日で約600Wh充電。

使用は240Whなので、2日くらいは充電なしでもOKです。



さらに、走行充電器に加えてAC急速充電(最大600W)も併用すれば、

空からフル充電でも1時間ちょっとで完了できます。




■ コストと構成

768Whクラスのポタ電+走行充電器で、おおよそ7万円



もっと安上がりな選択肢として、

・走行充電器(約2万円)

・12V 100Ah リチウムイオンバッテリー(約2万円)

→ 合計 約4万円



ただしこの構成では12V系しか使えないので、

USBやAC出力は別途回路やスイッチの構築が必要です。




■ ちなみに…バグ価格で入手(笑)

私はAmazonの設定ミスで、

EcoFlow River3plus + 500W走行充電器が12,000円で買えました(笑)

※本来は54,000円ぐらいの商品です。




■ 有名メーカー製ポタ電のメリット

EcoFlow、BLUETTI、Ankerなどのポタ電は、

・最初からUSBや100V出力が使える

・走行充電器併用で200W以上の高速充電が可能

・スマホでモニター&スイッチ切替ができる

・災害時に外して持ち出せば電源確保できる

・車から再充電もできる



HV車などは100V出力が備わってる場合も多いので、

車が近くにあり、排気を気にしない環境なら大型ポタ電は不要かも。



でも避難所では、

・車を横付けできる?

・延長ケーブルが届く?

という点があるので、持ち運べる大型ポタ電が有利です。

→ 空になったら車に持って行って再充電、という使い方もOK。




■ 現在の私の構成

自宅では、

・AORA80 + JuiceGo

・走行充電器(360W)

で余裕の運用。



River3plus(R3P)はハイエースに積載。

普段はシガー充電のみで、ドラレコには使ってません。



マキタのバッテリー(350W)を車内で充電できるようになったので、

事務所での充電作業が不要に!



将来的にはパナの電ドラ用3.6V充電器も車内に設置予定ですが、

8月にリース切れで車両入れ替え予定なので、それ以降かな。

(次もハイエースですw)




■ EcoFlow オルタネーターチャージャーの導入予定

新しいハイエースには、EcoFlowのオルタネーターチャージャーを取り付け予定。

ただしこれは入力側がサーキットブレーカーではなくヒューズなので、

その点だけが少し弱点。



とはいえ、R3Pは200W程度の充電なので、

ショートでもしない限り大丈夫かなと思ってます。

Posted at 2025/06/01 18:57:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「ポタ電への充電、走行充電器はブレーカー落として切り離しました。今後の予定:EcoFlow製へ交換。アース取る場所を、補機バッテリーの電流センサの外側へ(補機への充電量をECUで誤認してしまうため)。って所ですが、暑いのでやる気が・・・wwwあとAC100Vにちょっと小細工」
何シテル?   08/03 23:09
ARENAです。電装系をメインに弄りますが細かい事までは・・・場所に寄りけり。駆動系は素人です。
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