10月6日は愛車の点検を予約していました。
最初の印象があまり良くなかった新担当者は、でも喋ってみるとそんなにひどいわけでも無くて好感度は徐々にですが上昇しているところです。
待ち時間が小一時間と聞いていましたので、その時間を利用して最新型のアウトランダーPHEVの試乗をお願いしてみました。
「で、試乗コースは?」と聞いたところ、走りたいところで良いとの回答でしたので愛車でもよく走る市内の「ロックマウンテン」まで行ってみました。そういえば、免許のコピーもしなかったっけ。一応そこは一見さんとは違う扱いだったと理解しても良いのでしょうかね。
試乗車は4つあるうちの下から2番目のグレードでした。見まわした限りでは、装備面はこのくらいで十分なようにも思えます。
ミラーの調整は簡単でしたが、シートは電動アジャストのせいかなかなか好みに決められませんでした。で、ひとまず妥協してスタートです。
アクセルペダルの反応が良いですね。
マニュアル車に慣れてしまった身体でも違和感がありません。エクリプスクロスでは加速時にどうしても踏み過ぎてしまってアクセルペダルを戻すことがありましたが、そおっとペダルに足を乗せても思った通りに走ってくれます。
もちろんそこから一気に加速しようとすれば、タイムラグ無しにダッシュします。力強さは従来型よりも確かに増しているのが実感できます。
それは国道1桁号線からロックマウンテンへの登り坂に入っても全く印象が変わりませんでした。
前を走るクルマはトヨタのアイシスでした。
登りのせいでどうしても車間が詰まってしまって、それでもアイシスも頑張って走ってくれてましたけれど、どうしてもすぐに詰まってしまいます。もしかしたら煽ってるように感じたかも知れません。こちらはもちろん全くのストレスフリーでしたけれど。
アイシスが展望台方面に曲がって、前が空きました。
遊園地入口から先は適度なコーナーが続いて楽しいのですが、残念なことに路面がちょっと荒れています。愛車ならばヒョイと避けて行けますが大柄な試乗車ではそれは無理、しかしサスペンションがよく動いてくれて乗り心地が良いですね。同じホイールベースのエクリプスクロスでは硬すぎに感じて、(ドライバーはともかく)同乗者は辛いだろうと思いますけど、アウトランダーPHEVならば重さが良い方に作用していて同乗者からも不満が出ないのではないでしょうか。
国道3桁号線まではバス通りを行かずに、過去にカモシカを見た場所に出るように
裏道を通ってみます。ずうっと回生ブレーキを効かせていけばブレーキペダルに足を移す必要が全くありません。マニュアル車ならばエンジンブレーキだけで下っている感じです。
でも、信号で止まるときのブレーキペダルにはちょっと違和感がありました。
停車中、ブレーキペダルに軽く足を乗せているか、水平だったら足を休める癖がすっかり付いちゃっているためか、ブレーキペダルのストロークの奥の方が頼りなく感じたのです。まぁ、ガッツリ踏んじゃえば全く問題ありませんが。
視覚的に楽しかったのは、ガソリン車だったらタコメーターが付いている場所にある「パワーメーター」です。カラーグラフィックでモーター駆動なのかエンジン駆動なのかも表示されていますが、パワーメーターの方が慣れてしまえば直感的に分かりやすそうです。やっぱり走るためのメーターはアナログに限るような気がします。
試乗車はバッテリー量があまり無かったおかげで頻繁にエンジンが始動しますが、排気量アップした新エンジンの音はほとんど聞こえてきません。確かに、全般に品質が向上したことを実感できました。
というわけで楽しい時間となりました。きっと、どなたが試乗しても楽しく感じるのではないでしょうか。
ちょっと気掛かりなのは、登録してから既に1ヶ月以上になるであろうこの試乗車のオドメーターが未だに200km台だったことです。
んー、やっぱり。
何かとお騒がせ事が続いたおかげで、興味を示す人がすっかり減っているのですね・・・。
ってなわけで、試乗を終えてホットドリンクで一服したタイミングで愛車の点検は終了です。
愛車に戻ってエンジンを掛けて。
あんなに大きなクルマの試乗後なのに、愛車のサイズに既に感覚が戻っています。愛車の頼りないパワー感も、これはこれで私はアリだと思います。
Posted at 2018/10/07 20:20:06 | |
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