LLC圧送式交換＠ミナト自動車

10万km超えの整備の一環として、LLC交換を実施

Dラー等で行われる一般的な交換方法では、ラジエターのドレンを開けて抜けた分だけを補充するため、半分ぐらいしか交換出来ません。
しかしラジエターリフレッシャーを使用すれば、ダイヤフラム式圧送ポンプで「パルスエア」と「再生LLC」を脈動圧送するため、ラジエターだけでなく、冷却ラインにある全てのLLCの交換が可能になります。

最後にLLC再生剤を注入し、失われた各添加剤（防錆材・消泡剤）を強化します。

その後エンジンを掛けながらエア抜き作業を行えば完了です。

ちなみにトヨタのスーパーLLCは、8万km又は4年間無交換OKを謳っていますが、3年間無交換の場合、鉄、銅、アルミなどの有効な防錆剤や冷却効果を維持する消泡剤などの強化添加剤はかなり劣化します。
さらに5年間無交換の場合は、一部の強化添加剤が完全に失われる状態になります。

ATF交換の場合もメーカーは10万kmまで無交換OKと謳っていますが、メーカー推奨の交換サイクルなんて全然あてにならないことを改めて実感しました。