DSC（ドライアイス・ショット・カーボンクリーニング）＠ミナト自動車

一昨年の冬にATFの全量交換でお世話になったミナト自動車さんへ再来場です。

今回は10万km超えの整備を色々と施工してもらうため、丸一日預けての作業になりました。

大阪府堺市の割と閑静な住宅街

すぐ傍には有名な仁徳天皇の古墳があります。

今回は昨年からの念願であったDSCの施工に挑戦！

DSCとはドライアイス・ショット・カーボンクリーニングのことであり、要するにインテークバルブに付着したカーボンをドライアイスで除去するという画期的なシステムです。

直噴エンジンの宿命とも言えるインテークバルブのカーボン蓄積・・・

これは自分の車ではなく他人の車のバルブですけど、相当ヤバイ状態ですね(汗)

ちなみに3.0Lや2.5LのD-4エンジンよりも、3.5LのD-4Sエンジンの方が蓄積量は少ないそうです。
（3.5Lは走行状況に応じて、ポート噴射と直噴を使い分けるため）

ドライアイスペレットを高速噴射するドライアイス洗浄機。

インテークバルブにペレットを直撃させ、昇華爆発力で剥離します。

サンドブラストのように研磨力で削る訳ではないので、エンジンにはノーダメージです。

いざ作業に突入！

しかしほとんどカーボンが付着していない状態であることが判明。

一番汚れが酷いバルブでもこの状態です。

カーボンの蓄積はサージタンクやインテークマニホールドを外さなければ確認出来ないため、今回のように蓄積量が少なくても、DSC作業そのものを中止してもらうことは出来ません。
それを承知した人だけ作業を引き受けるそうですが、今回はあまりにも蓄積量が少なかった為、金額面で配慮をして頂きました。
何だか拍子抜けな結果となりましたが、バルブがきれいな状態を保てていたというのは、普段からオイル交換等のメンテナンスがきちんと出来ていた証だと思うので、良しとします。

10万kmを超えましたが、まだまだ大事に乗っていくつもりです。