
F-1って言ってもレースのF-1の件じゃありません。
また、例によってどうでもイイような“飛び系”の話デス。
最近自分のブログ内容と近似のキーワードで自動識別される、その他の方の記事が‐お勧め‐を示唆する感じで並ぶようになりました。
意外に‐飛行機大好き‐な方をお見受けするにつけ嬉しく思ってしまう私です。
その中で偶然発見してしまいました。
退役した
「三菱F-1支援戦闘機」のモニュメントの紹介ブログを♪♪
それで‐
我が故郷近傍のその基地にも親しみを感じますし、そのブログも微笑ましく読ませて頂いたのですが、
一点だけ‐
もう、その
一点だけが、
どうしても気になって仕方がないのです。
『T-2戦闘機』って紹介されてました、
F-1戦闘機のことを。
そもそも‐、
『三菱
T-2超音速高等練習機』と『三菱
F-1支援戦闘機』は共通のフレームで作られており、設計開発当初から「超音速高等練習機の一部改良により支援戦闘機として使用できるものであること」と言う趣旨の開発要項が決まっていました。
またT-2練習機そのものも「緊急時において要撃戦闘機を補完する性能を有すること」と言う要求性能要項に基づき、後期型は20㎜機関砲も、対空レーダーも、赤外線ミサイル運用能力も、持っていましたし、総合演習時はそのような形態での実働訓練もしていたので広義な意味では
『T-2戦闘機』と言う表現があっても良いとは思うのですが‐
その方のブログに映っているモニュメントは紛れもなく
『F-1戦闘機』なんです・・・
ケチを付ける気は毛頭ございません。
(勝手に)親近感沸きつつ拝読致しました、でも、初コメで「名前に誤認がございます」と指摘すれば、難癖つけている以外のナニモノでもなく受け止められてしまっては私本意ではございません。
こまけぇ~こたぁ~
‐とはどうか言わないでぇ。
みなさまだってスカイライン
GT-Rの画像に
“GTS-Tってかっけーナ”って書いてあったら、お尻がモゾモゾしちゃうでしょ!?
でしょ!?:汗
するよね!?!?:汗汗汗
と言う訳で正しい見分け方など、ココに人知れず勝手に綴っておきましょう。
1人乗り‐なのが
F-1です。

Fの記号は模範たる米軍命名に準じて“Fighter:戦闘機”のFなんです。
2人乗り‐なのが
T-2です。

Tの記号は模範たる米軍命名に準じて“Trainer:練習機”のTなんです。
※これはF-1とT-2の兄弟機識別上の便宜比喩であって、決してF-4が4人乗りだったり、F-15が15人乗りであったり、近い将来配備される(ゴキ○リみたいな形状の)F-35が35人乗りだったりする意味ではございません。
それにしてもT-2は(F-1より)恰好イイ機体だったと思います。
子ども心を捉えるのに相応しい容姿をしていました。
翼が小さくてネ、尖がっててネ、強そうでしたネ、(子ども心的にはネ)
ついでにいくつか手持ち画像を添えておきましょう‐
コレは父上が撮ってくれた写真です。

昭和47年11月3日入間基地で撮影、ある意味‐私の人生を決定付けた日(笑)
私生まれて初めて間近で戦闘機を見て、攻撃された‐日でした‐5才ネ(笑)
T-2は同年7月に部隊使用承認(正式採用・量産承認)を受けたそうなので、最新鋭機の初一般公開って事だったんでしょうねぇ。
T-2CCV

FLY BY WIRE技術を含めた運動能力向上研究機に再改造されたT-2試作3号機。
この機体が生きている姿は何度か目にしたものの‐、絶対にカメラが携行できない場所での軟禁状態だったので、心のフィルムに焼き付けるしかできませんでした‐今は、かがみがはら航空宇宙科学博物館に貸与展示されています。
みんな、カナードって言うのはコレですゼ、張りぼての重りとちゃいまっセ。
T-2練習機を支援戦闘機(後のF-1)として再開発する為、T-2の量産型6号機と7号機は新造時から追加改修を受けて「FS-T2改(T-2特別仕様機)」と命名されたF-1のプロトタイプとして誕生しました(後席が最初から潰されてます)
107号機は2006年(平成17年度)をもって退役となり‐この機体の着陸をもってT-2の35年間に渡る活動が終焉となりました。
102号機は岐阜基地の空自50周年記念塗装機となり、その後引退。

今は基地内でジュラルミン無垢を再現したモニュメントになっています。
F-1量産初号機は入間基地内の航空歴史資料館 修武台記念館で屋内保存展示されています。
我が家近隣‐淡路島のミツ精機さん敷地内で展示されている207号機。
(平日は一般公開してくれます♪ ミツ精機さんは精度高い航空機部品を生産されています)
そう言えば‐
後席を潰して‐色々‐積んでいるのは雑誌知識で知っていましたが‐
こうなってるのね!‐なレイアウトは昨年浜松広報館で初めて見て知りました。
CHECK SIX!
六時(機尾側)の視野が全然ないF-1はやっぱりDOG FIGHT(空中戦)したらダメですね。
“支援戦闘機”って言うのは、“護衛艦”と同様、世界中で自衛隊だけが使う命名です。
T-2が引退して約10年‐
先進技術実証用実験航空機として世に出たX-2(ATD-X)は脚がT-2転用品でした。
懐かしい~♪
なんだかんだと言っても、もう一度純国産の国防機が見たいなぁ~・・・
でもステルス機は恰好悪いから嫌だなぁ~・・・
最後にT-2 BlueImpulseを‐






初めて彼女ができて、初めてデートに誘ったのはBlueImpulse見物でした‐
約束の待ち合わせの‐
“東大和市”駅と“武蔵大和”駅を行き違えて、会えませんでした。
BlueImpulseを取って、彼女を置いて行った私のせいで淡い両想いは長続きしませんでした‐
次に心動かされた女の子には‐
部屋に呼び込んだ時に褒められた‐自作でBlueImpulseに塗り分けた渾身の作なプラモを(断腸の想いで‐)プレゼントしました。
“ボクの一番大切なモノをあげるから、貴女の一番大切なモノを下さい”のつもりだったのに、プラモだけ持って行かれました…
T-2 BlueImpulseには若かった頃の切ない想い出がいっぱいダっ!!
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Posted at
2017/10/10 22:14:53