
NEW ISの諸元が公表された時に、日本の駐車場事情に配慮したサイズだなぁ~と思いました。
前型IS比較で全幅を30㎜拡張(≒片側15㎜)し
1840㎜にした‐と。
我がマンションの屋内機械式駐車場‐ケージ・サイズが大型・中型とあるうちの、借りているのは自宅玄関に最も近いエレベーター脇の中型です。
便利です、楽です、リッチな気分です、やめられないです。
中型ケージの全幅制限は
1850㎜なので、NEW ISは駐車場規格を意識したサイズ決定だと推察していました。
制限値を超えた車では車庫証明が取れないし、何より賃貸契約を認めてもらえない予想。
車検証の全幅、全長、全高、車重等の数値が制限内に収まっている必要があります。
因みにマークXの車幅は
1795㎜なので、NEW IS
1840㎜との差は
45㎜、半分で割って
22.5㎜程張り出す計算です。
車庫入れ時、いつも窓全開、右後方を目視してパレット側壁と右後ろタイヤ外側面の猶予を確認しながら納める習慣から“今より2.5㎝寄せる程度なら余裕だよね”とか思っていたのでした。
これは
大いなる勘違いなのを察知された方がいらっしゃればブラボーです。
いよいよ実車が公開され、いの一番に見学に行った件は綴りました。
リヤフェンダーからトランクリッドへのボリューム感、グラマラス感に魅せられると共に、Fスポの極太リアタイヤの張り出し感に心奪われました。
セクシーやんけ~♪
暫く見とれた後にふと思う‐
ん???
コレって駐車場入るよね??
帰宅して駐車場の制限事項をしげしげ見ると、タイヤ外寸
1830㎜以下とある。
車幅限界は上下するパレットの端部よりも車体が出てしまっているとその部分がギロチンされる恐れがありますが、例え10㎜でも少ない(小さい)ならば全く問題無い筈です。
一方、タイヤ外寸制限は車を乗せるパレットの両端壁間距離限界であり、要するに物理的に車がパレットに収まらないか、収まるけれどホイール表面やタイヤサイドウォールをパレット側壁に擦る可能性大となる制限値だと解釈できます。
まさしく私が日々車庫入れをしている時に参照しているクリアランス猶予がココ。
この値こそ重要で、制限内であることを確認しておかないと落ち着きません。
そもそも‐
ちょっと嫌な予感がしたのでした。
なにしろ後輪265㎜履いてるんですもん、みんなが大好きツラ出し感あるし・・・
(※※ Fスポのタイヤ巾265㎜でもその他235㎜でも条件は変わりません‐後述)
タイヤ外寸値はカタログに明記されていません。
(車検証にも記載無いのは‐ある意味‐助かりますけれど)
まずはカタログからトレッド値を確認して‐
NEW IS
トレッド前 1580㎜
トレッド後 1570㎜(※Fスポーツ)
トレッド後 1600㎜(※Fスポーツ以外)
※トレッド後値が異なるのはFスポーツとそれ以外では装着ホイールのインセットが異なる為で‐
Fスポーツ後のみ インセット60、その他は全てインセット45
その差は、60㎜-45㎜=15㎜。
左右分で30㎜がトレッド値の差となります。
上記数値にタイヤ1本巾分を足して総タイヤ外寸を算出します。
(なぜ2個分ではないのかはお判りですよね?)
①
タイヤ外寸前(各グレード共通)
1580㎜+235㎜=1815㎜
②
タイヤ外寸後(Fスポーツ)
1570㎜+265㎜=1835㎜
③
タイヤ外寸後(Fスポーツ以外)
1600㎜+235㎜=1835㎜
おぉ~♪
見事にFスポとそれ以外の後タイヤ外寸(総タイヤトレッド)は1835㎜で一致しました♪
では、なくて・・・
ダメじゃんっ!!
入らないじゃんっ!!!
1835㎜(後タイヤトレッド)>1830㎜(駐車場タイヤ外寸最大値)
ちょっと嫌な汗出た・・・
僅か5㎜だけれど、制限値を超えている・・・
でも、車検証に明記されない数値なので‐物理的に入るのならば(多分)問題無い筈、、
そもそもパレット実巾からマージンを加味した制限値だろうし、、、
大丈夫、大丈夫、、と自分を鼓舞しながら、参考までにX号の寸法を計算してみました。
トレッド前後共に1535㎜(車幅)+235㎜(タイヤ巾)=1770㎜(タイヤ外寸)
えっ!?・・・
めちゃくちゃ小さいんですけどぉ・・・
1835㎜(IS)‐1770㎜(マークX)=65㎜ 半分で33㎜今より寄せれば入る・・筈・・・
多分・・・入る・・・んだけど、、、ちょっと心配・・・
当初の勘違い想定から+10㎜寄せる結果に内心穏やかではない・・・
こうなるとマージン(が多分ある筈の)パレット実寸を把握したくてメジャーで計ってみました。
ズバリ、パレット内巾の実寸は1890㎜でした♪
で・も‐
1890㎜(パレット内壁間実測値)‐1835㎜(IS 後)=55㎜ 半分で左右差のマージンは27.5㎜
間違いなく入る・・入る・・けど・・3㎝以内に収めないとガリる‐とは、、、汗汗汗、、、
取り敢えず、入るのは間違いないのが判っ(てい)たのでやってみた訳です。
難易度の自己判定で今後の身の振り方を占うことに決めていました。
いざ参らん!
いつもと同じく右後ろ目視で3㎝以内を意識して寄せ合わせ‐↓
一端車外に出て左側の猶予を確認・・って
無理じゃね?擦るんじゃね??↓
切替してもう5㎜右に寄せて、ハンドルセンター出して、、また車外から確認、、
ここで嫁さんが左側を見ておくから入れてみて‐と。
擦りそうならすぐに声を出すから‐と。
突入! 右後ろ↓コレを目視で維持する。
左側‐自分で見えない側、センサーもブラインドモニターも役に立ちません↓
そろりそろりと後退して、無事無傷で収まる‐
パンパンです(笑)
目視しながらの右後ろがこんな感じで‐↓
見えない(嫁さん監視の)左側がこんな結果でした(気持ち余裕ある!?!?)↓
どこから見てもパンパンです(笑)

入るけれど、猛烈に時間と手間が要りそうな予感。
今まで一発入庫を普通にして来たけれど、
段違いの難易度と所要時間な感想です。
何よりちょっとでも油断すれば
ガリるの必至。
嫁さんどころか、この先免許を取る予定の娘には絶対無理だし、出先で呑んだ後、嫁さん運転で帰宅‐入庫だけ代る‐のも無理。
呑んだ後入れたら擦る自信120%です。
さぁ、どうしよう‐
18年も甘受して来た利便性を不意にして且つ、月額2千円上乗せすれば少し離れた区画の大型ケージに空きはあるけれど‐
大型ケージ↓ +100㎜、片側50mmの余裕は理想的・・でも遠い・・・
マダムLEXUS曰く、
「ココ便利だから替りたくないなぁ、もっと小さなLEXUSないの?? 或は目の前の平面駐車場借りるとか?」
ちっさいのは無ぇ~Yoっ!!
俺はISじゃなきゃ嫌なんだYoっ!!
平面も賃料倍な上、満車だYoっ!!
己で出来る事は只一つ。
匠の職人芸で造られると伝わるLEXUS‐
LEXUSの真のオーナーに相応しいのは‐
資本で解決大富豪セレブではなくて‐
匠の職人芸のような車庫入れが100発100中で出来るオーナーなのではないか?
これが出来てこそ胸を張ってオーナーに名乗り上げられる・・
いや、、これが出来ないのならばオーナーを語るべからず・・
私はそう思う、、、ことにする、、、
LEXUSに敬意を込めて‐我も『クラフテッド』の世界へ挑戦ダっ!!
修行です、今日から修行の日々なのダっ、、
頑張ります、俺‐
まだ甘い・・
↑右でここまで寄せると‐
左はこんなに余裕が出来るX号↓ でもISだとガリる一歩手前の筈・・・
壁差15㎜に寄せられる技能を手に入れた暁には、必ず手に入れてみせましょう、NEW IS。
to be continued
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庶民LEXUSが欲しくなる | 日記
Posted at
2021/01/28 22:48:46