
ついに『END』の時が来ました。
着工日(2013.1.15)から起算して642日目の完成(2014.10.19)
このネタも「最終回」です。
色々な事が走馬灯の様に巡ります・・・
実車マークX G's ConceptⅡを偶然目にしたのは私がマークXのオーナーになり3か月、みんカラデビュー2か月‐後のタイミングな2012年7月初旬‐早いもので今から2年3か月前の事になります。
飛び込みの出張経由地は名古屋ミッドランドスクエアでした。
みんカラ上で納車後作業のネタUPを終え題材尽き、苦し紛れにブログに手を出した辺りでした。
正直な所、車ネタ含め、ブログが継続出来るのかは未知数でした。
反面、面白味を見出した みんカラに接点を保つ唯一の方法がブログ挑戦に思えました。
ネタ拾い狙いで出向き-この時はG's企画で沢山揃っていたのですが-ただただG'sXのみを観察して来ました。
当時人生初めてバンパー・カバーの脱着を体験した直後で、G'sXバンパー結合部に興味津々でした。
この時偶然にも60枚越えの画像を記録していたのが、この奇異な挑戦の始まりとは露知らず・・・
当時のブログです。
当時のフォトギャラです。
ところで、このような派生モデルは何台位のプロト・タイプ(開発用車??)が用いられるのでしょう??
またこのフォルムに決定されるまでの間、どれだけの意匠候補があったのでしょうか??
マークXに関しては「ConceptⅠ」が開発され、「ConceptⅡ」に続いたのは皆様の方が良くご存じでしょう。
これらが同一車なのか、別途試作車が割り当てられたのかは判りません、外観意匠は大幅にリファインされたイメージを持ちます。
結果的にConceptⅡは市販型へ続く最終形態だったと言えると思います。
ウンチク大好きな私-それも、まかりなりにも2年近く穴が開くほどこのデザインを見て来た身としてはデザイン決定の推移等興味が尽きません。
今後も語られる事はないのかもしれませんが、是非知りたい事柄のひとつです。
因みに以前も上げましたが私自身はG'sX(市販型)→後期Xの順に意匠決定されたのではないかと思っています、G'sX ConceptⅡには後期XのライトAssyプレスラインがすでに存在している様に見えてなりません。
今ではG'sXも市販され、みんカラ上でも多数のオーナー様がいらっしゃいますし、何名かの方はみん友様として(WEB上の)交流をさせて頂いております。
街でG'sXを見かける事もそう珍しい事ではありません。
もっと言えば1/43の精密ミニカーも販売され、誰でもG'sXのオーナーになる事が叶う時代となりました。
(1/43ミニカーで見れば、前期X、後期Xも販売されましたけど‐)
そのミニカーの話、こちらもズラズラとブログ・ネタとして上げて来ました。
格別ミニカー好きとかコレクターでは無い私ですが、トヨペット純正ミニカー(1/30スケール)の緻密な造りと後期Xが発売された時の販促ノベルティとなった事で猛烈に欲しくなりました。
時すでに後期Xがデビューしたタイミングで、前期Xミニカーを(無償で)入手する事は大変困難でした。
(この頃は前期ミニカーもトミカ位しかありませんでした‐と巨大REIZがあったなぁ)
入手までの色々なエピソードもありました、当時からのみん友さんと一喜一憂共有出来たのは良い思い出です。
ざっとおさらいして、最初はあり得ない事態として120系が手元にやって来たのでした。
当時の120系入手ブログです。
その1か月後、ついに念願の130系前期Xがこれまたひょっこり我が元に来ました、当初実車で欲しかったアイスチタン色でした。
当時の初130系入手ブログです。
これをたった1日にして実愛車と同じ202BLACK号に変えられる奇跡のエピソードもありました。
悲願のチビ黒X入手ブログです。
こうして実車オーナーから半年遅れの2012年10月、晴れて私はminiX号のオーナーにもなったのです。
そこからProject(mini)Xと名付けたブログ題材が始まりました-要は内装を実車同様のBlack Limited仕様に塗り分けた塗装記です。
これは一発ネタの筈でした。
出来の良い内装表現を丁寧に(私の技量の範囲で)塗り分け、ついでに実車X号で成し得た“S化け”外装をトレースして小さな愛車を再現し、終わりの筈でした。
それにしてもネタ切れ時のブログを暫くの間、補えたものでした。
それが-
塗装途中であった翌2013年正月にまさかの紅白130前期X達がやって来てしまったのです。
3か月足らずで一気にマークXミニカー4台(120系1台、130系3台)のオーナーになる珍事でした。
紅白追加時のブログです。
そして-
この瞬間から-大いなる(無謀な)挑戦‐Project(mini)G'sXを始める気になったのです。
(※この時分、G'sXのミニカーも世に存在しなかった)
60枚越えのConceptⅡ画像‐それもグリルや内装のクローズアップ等々ディティールを掴むのに十分な資料が手元にありました。
思う程簡単な作業ではない事は覚悟の上でしたが、これにてブログ・ネタにも困らない思惑もありました。
当初から2年位の工期を想定していました。
(1日40分週4日の隙間工作時間の蓄積です)
ただ…想像を絶するほど、現実は困難に次ぐ困難でした…
一言で言えば、技量がまったくついて来なかったと言う点に尽きます。

ミニカーに関して言えば“ハチロク”がプレゼント企画で当選すると言う出来事もありました。
ハチロク入手ブログです。
コレもまた後々G'sXミニカーを制作する上で、窮地を救われる事になるとは想像できませんでした。
ある意味‐不思議な巡り合せを感じる程です。
時を経て、今思うのですが‐
全てはミニカーの女神様が私に授けたのではなく、みんカラの女神様が差し向けた事だったのかもしれません。
皆様と異なり“普通のおっさん”であるリアル世界の私には、このミニカー達がいなければ、ブログをここまで継続出来る車ネタも自慢できる様な実車弄りも皆無でした。
1年以上前から恋い焦がれ、まさかの1年前倒し‐6日で車を買い替える決断をして実車マークXが手に入った時、みんカラの女神様が私に降臨したんだと考えます。
それまでみんカラなんて見た事も聞いた事もありませんでしたし。
同じように130系を愛用する方を含め沢山の車好きな皆様方に(WEB上で)巡り合う事で私はX号に一際の愛着を感じるようになりました。
小学生時分のスーパーカー・ブーム以来の車漬けな日々は私の日常も変えたと言えるかもしれません。
妻子も苦笑いな愛車溺愛っぷりだと思いますし、随分と色々な製品雑学が増えたのはちょっと困った点でもありました・・・
振り返れば、こうして2年半もの間ココに居られた事は驚きであり、楽しい日々だったと思ってます。
そして、いよいよ時が来た予感です。
そろそろ、“タダのおっさん”に戻る時なのかも知れません。
少なくともミニカー遊びは人生で最後だった事でしょう。
(と言うかこの歳でこういう事をするとは想像出来ませんでした)
終わってみれば人生の想い出がひとつ積み上げられ、
お宝一品が出来たと万感です。
ちょっと自負します、
マークX G's ConceptⅡのミニュチュアは世界中でも10台いるかいないかではなかろうか??-と。
もう少し欲張りに考えると、
ConceptⅡの実車が世に一台ならば、そのミニュチュアも1台であったらイイな‐と思います。
(ま、世の中広いですから、そんな高飛車な夢想は止めておきましょう)
ここまで、応援をして頂いた皆様に感謝致します。
折々に頂けた皆様のコメントやイイねにいつも励まされ、頑張れたと思います。
『作るっ!!』と啖呵を切った手前、投げ出す訳にはいかないゾ‐と自らにプレッシャーをかける源になっていたと感じます。
本当にありがとうございました。
さてはて、私は明日からナニをネタにしてココにいられるのか、大いに不安になってる今の瞬間です。
ガチで‐どうしましょう??(笑)
こうなったらG'sX限定オフ会の整列センターでも獲りにコイツを持って出向いちゃおうかしら??
(↑ウソ、冗談ね、ジョーダンですから、絶対しません)
まぁ、とにかくっ!!
最後の‐
“どうか
見てやって下さいっ!!!”
出来ましたっ!!
集大成
Project(mini)X
グランド・フィナーレです。
フォトギャラも最後っ!!
