ゼッペケ復活作戦 -五- オイルポンプエア抜き&キャブ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回、エンジンオイルを入れてもポンプからオイルが出てこなかったわけですが、調べてみたらAF35のオイルポンプは構造上エアが入っていると機能しないらしいとのことでした。
っつーわけで、オイルポンプのエア抜きです。
オイルポンプはインマニと共締めされているハーネスとオイルチューブを押さえているセットプレートで上から押さえつけられているだけ。
キャブを外し、キャブとポンプ間のチューブを外し、そしてインマニを外します。
ポンプのワイヤーもモチロン外します。
2
すこ~しひねるというか回すような感じで引っ張り上げるとオイルポンプが抜けてきます。
この時、オイルタンクからのチューブは繋いだままです。
ひっくり返して持ち、ポンプのシャフトを抜取ります。ただ引っ張るだけです。
すると中からオイルが出てきます。ポンプをオイルタンクより上にすると減り、下げると出てくる。結構楽しめます(藁
3
ポンプ内が出てきたオイルでイッパイになったら抜いたシャフトを元通りに差し込みます。エンジンとのマウント部分にOリングをセットし、シャフトのギア部分にグリスアップしてエンジンに組み付けます。
これでオイルポンプのエア抜きは終了です。
4
続いて、外したキャブレターを分解、清掃しました。
オートチョークを外し、フロートチャンバーを外し…
って、若干固着気味だったため1本ネジ山を潰してしまいました。
(;一_一)
急遽金ノコで切れ目を入れ、プラスネジをマイナスネジに加工して、フロートチャンバーを取り外しました。
ジェット類を外してみるとメインは汚れている程度でしたが、スローをもう穴が塞がっていました。キャブクリーナーで洗浄してやるとナントカ貫通しました。キャブ本体もアチコチをクリーナーで洗浄し、綺麗にしまして、元通りに取り付けました。
そして…
キックし続けてみましたが、やっぱりエンジンはかかりません。
5
そこで!
残っているガソリンがはたして使えるのかどうか!?
臭いは、まさしくガソリンの匂いでして、カビ臭いような刺激臭もしませんので、俗に言うガソリンが腐っているわけではなさそうです。
もしかして使えるのかなあ~なんて思っていましたが…
実験です。
ガラス製のマドラーを燃料タンクに突っ込んで、先っちょにガソリンを付着させ、ライターで火を点けてみました。すると…火が点きません!
いくら臭いがガソリンでも燃えないガソリンを使っていては、エンジンがかかるわけはありませんがな
(ー_ー)!!
6
っつーわけで、100均で買ってきた大型のスポイト(?)でタンクからガソリンを抜取りました。
普通ガソリンは赤っぽく着色されていますが…
こんなに紅茶色でしたっけ??
これじゃ紅茶飲料です!!
7
すっかり抜き取った後、一応タンクを取り外し、ひっくり返して全て抜取り、フューエルキャップも暫く開けっ放しにして、スッカリシッカリ空にしました。
今日の作業はここまで。
(^。^)y-.。o○
8
って、『なんだよ!ドンドン進めちゃえよっ!』って言われそうですが…
マンションの駐輪場で作業してまして、夕方近くになると、学校から帰ってきた子供たちが駐輪場で遊びだすこともしばしばです。
近所の子供たちの安全を考慮して、早めに切り上げる必要があります!
なんと!すばらしい大人な私!!
今日も作業終了間際に…
「おぢちゃん!何やってんの??」と声をかけてくる子供が!
振り返るとその子の手には、特大の水鉄砲が!!!
『こらこら。駐輪場でそんなもんで遊んだら、他人の自転車が水浸しになって汚れちゃうぞ。ダメだぞぅ』と優しく注意する私。
垂らしたガソリンやらオイルやらキャブクリーナーで駐輪場の床を汚したのは内緒です。
んで、工具やらも片づけて確認していて、フッと気づくと、さっき注意した子供+近所の子供たちが、ダンボールを持ち込んでマンション裏に基地を作り始めていました。
『こらこら。建物の裏に行ったら危ないぞ。立ち入り禁止って書いてあるだろぉ!?』と優しく叱る私。
裏の排水溝に抜き取ったガソリンを流しちゃったのは、ホントに内緒です。
(*^。^*)ゞ
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