• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Schwarze-tSのブログ一覧

2013年03月08日 イイね!

経済。

アベノノミクスの影響は。

んなもん、業界によって異なる。


例えば燃油関係。
海外から原油を輸入し、生成し販売している。
原油価格は今年の1月で1バレル$94.65だった。
原油を精製しガソリンになる比率は26%
1バレル=約160ℓとすれば、そこからガソリンには約42ℓが精製される。
$94.65の26%は$24.6
そこからガソリン1ℓあたりの原油は$0.59
$95円とするなら56円位になります。

と地道に計算したら、便利なサイトが有った。

計算式は書いていませんが、結果が同じなので同じような事をしているんでしょう。

このサイトから、税金を差し引いたらガソリンの原価は88円。
88円から原油代56円を引くと精製販売原価32円。
材料原価と製造販売原価の比率は64:36、約2:1。

では自動車の場合。
材料費の詳細は公開されていません。
巷で言われているのは大凡10%から30%とされています。
間を取って20%としてみましょうw


原油も自動車の材料も基本的に海外から輸入されています。
為替変動の影響を受ける分野です。
税抜き価格で比較すると、ガソリンは64%、自動車は20%が為替相場の影響を受ける事になります。
10%円安になったとして。
ガソリンは約6%、自動車は2%の値上がりになる訳ですが、材料費以外の比率が少ないガソリンはその値上がり分を利益で相殺する事が難しい、という事は理解いただけるところだと思います。

更に。
ガソリンの大半は国内消費です。
確かに輸出もしていますが、製品輸出入の比率は1:2で輸入の方が多いのでむしろマイナス要素。
国内でほぼ消費されていると言っていい状況から、円安による販売利益増大は望めません。

対して自動車。
平成24年度で見てみると。
国内生産数の約半数を輸出しています。
994万台生産して480万台輸出していますから。
自動車の輸入台数は24万台。
円安による利益増大が見込めますから、国内販売分の材料費が円安の結果多少上がったところで、充分に回収可能となります。

そんな事情から、円安が進行していますが、即値上がり傾向になる燃料と、価格が高く影響が大きそうな自動車はすぐに値上がりしないのですね。


もう一つ。
ガソリンって、必要だから買うものです。
俺、ガソリン大好きなんだよね、といって買う人は居ません。
自動車等々のガソリン内燃機関を動かすために買います。
石油関連企業の努力で需要が増えるものではありません。
値下げで需要が増える事が有りますが、前述のとおり、企業努力で値下げできる幅が限られます。
円安で価格上昇となれば、尚更需要は減りますから悪循環です。


この状況で、石油関連会社の利益が増えるか、そしてその従業員の給与が上がるかと言われれば難しいでしょう。

逆に自動車メーカーは利益も増えるでしょうし一時金増額にはつながるかもしれません。
為替次第の利益変動でベースアップするアホ経営者は居ないと思われますが。


このように、金融政策で全ての業界を繁栄させることは難しいです。
そこで経済政策と成長戦略が必要と言われていますが。

最近まで、公共事業は国家財政にとって悪の権化のように言われてきました。
今でもそう思っている人は多いでしょう。
10数年前、アホな行政がりっぱな橋を発注し竣工したものの、その先が行き止まり、なんていうのが散々TVニュースで報道されたりしていましたから。
私、鋼製橋梁メーカー勤務ですが、橋梁って公共工事以外に需要はほぼありません。
ちょっとウチに鋼製橋梁架けようか、なんて人居ませんからねw
公共事業費の削減により業界の合従連衡も進みましたし、老舗が潰れたりもしました。
まぁ、あれは過去に起こした大事故も遠因となっていますが…
その削減した財源を振られたところは儲かったでしょうけれど、こちらとしてはお先真っ暗感がありました。

今回のアベノミクスで、我々の業界は明るい展望が出てきました。
それでも発注見込トン数を見ると過去の好況期に比べると微々たるものではありますが。
少なくとも上向きにはなった。
公共工事が増えれば、燃料需要も増大するでしょう。

しかし、その政策でどこかが不遇になるのは理解しています。
我々が今までそうでしたから。
国家予算全体は増大していると言っても、削減された分野も有りますから。

経済政策で国家的には好況になるかとは思いますけど、全て上手く行くといった論調には諸手を上げて賛成できません。
IT化を進めれば紙業は落ち込むとかいろいろあります。
まぁ、上記の事情により、私としては今回の経済政策には賛成ですが。


とまぁ徒然に書いてしまいましたが。
経済通の方はどのレベルで物を見ているんでしょうね。
国家か、企業か、個人か。
いずれにしても、良くなるところが有れば悪くなるところも有るのが経済なんですけどね。
Posted at 2013/03/08 06:17:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月26日 イイね!

報道とノーカット動画

TPP。

交渉参加へ、といった記事ばかり。

しかし、首脳会談後の記者会見動画を見ると、報道されている内容とはちょっと違う。


交渉参加する前提として、自民党は6つの条件を公約として提示しました。

関税と非関税障壁。

これを日本の実情に合った形で保持するといった内容。

しかし、報道では関税の話しか出てきません。

関税が撤廃されたとして、日本がすぐにダメになるとは到底思えない。

農産品は確かに高い関税に守られているように感じます。

しかし、例えば米。

安い海外米と高い国産米。

勝負にならない物ではありません。

炊き立て食べるならそんなに変わらないけれど。

時間が経てば味は結構違う。

それでも安い物に流れるとしたら。

それは関税云々よりも不景気の方が原因の気がするよ。

不味くても安い物に流れるとしたら、関税云々よりも不景気が原因な気がするよ。


まぁ、日本人、景気がどーでもお金貯めるの好き、というか美徳としているからそっちが大きいかもしれませんが。



関税よりも問題なのは非関税障壁。

こちらが撤廃される方が日本人の生活を大きく変化させる可能性がある。

聖域の中に果たして非関税障壁も含まれていたのか、含まれなかったのか。

そちらを気にして居る記事は殆どなかった。


今まで散々、TPPは農業問題、といったような報道しかしない(できない?)報道機関にはあまり期待はしていないけれど。


聖域の中に非関税障壁が含まれていたのかいなかったのか。


普通に会見動画を見れば、6つの条件が認めらられなければ交渉に参加できないと伝えた、としか言っていないように思うんだけれど。


日米の状況を見れば、交渉に参加しない、といった選択肢を取る事は難しいと感じられます。

それならば、選挙公約の6条件がどうなるのか。

それによって、これからの生活が大きく変わる可能性がある覚悟だけはしておかなければならないと思う。
Posted at 2013/02/26 06:34:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月21日 イイね!

インフルエンザ後遺症

しっかりインフルエンザにかかっていました。

熱は4日程で収まりましたが、咳がまだ続いています。

で、私にうつしたと思われる後輩君。
別型のインフルエンザ感染の疑いにて再び休暇です。

うーん。

気をつけねば。
Posted at 2013/02/21 16:35:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月13日 イイね!

インフルエンザ

同じ現場を担当している後輩のインフルエンザ感染が発覚。

1週間の出社停止です。


先日の日曜日に取引先の方の結婚式2次会に一緒に参加した際、インフルエンザ治りかけで来たアホが近くにいたので、感染源はそこかなと。





私の方が感染源の方の近くに座っていて、よく話して、後輩同僚と昨日まで近くで仕事をしていた訳だ。

後輩とは社員寮のマンションの同室で扉二つ隔てただけの同居生活。

油断するとかなり危険な予感。


休ませる後輩の代役すらも用意できなさそうなので、私もインフルエンザにならない事を祈りつつ明日も寒いけど耐えねば。


うっかり高熱が出たりしたら、あっさり諦めますけどね。
Posted at 2013/02/13 00:39:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2013年02月04日 イイね!

目的を見失ってないかい?

これで最後にしたい、と言われるのでおかしーな、と思っていたものの、最後なんだからまぁいいか、と思っていた。

しかし、ふと見てみるとダラダラと続けていたのね。


細かいクルマの挙動は詳しい人に任せるとして。


当初の目的と手段は何だった?

それは、
「対向車ががラインを超えるのを防ぐため」
だったはず。

その手段が
「右カーブではわざと早めに頭を入れて減速をしてかわします」
であったはず。

その手段によって、頭を相手の方に向けることで相手を威圧できる傾向がある手段だそうだ。

それは、対向車が雪国の運転が分からない人が運転するAWDで、スピード出しすぎてこちら側にはみ出した時に、敢えて怖がらせることで自車線に戻せるようにという思いやり、らしい。


なんでその手段ではみ出したクルマを回避できるかって?

それは、相手がアクセルを抜いて元の車線に戻ってくれるから、という話。


ここまでで、おかしいなと思わない人はいるかな?


この話、相手は雪道が判らない事が前提なんだ。

そんな人が、対向車がなんだかこっち向いているような気がすると思ったら、まず何をするだろうか。

乾燥路ならブレーキ掛けるのが最初の行動じゃないだろうか。

雪道を走り慣れていれば、確かにそれはより状況が悪化する行為だという事は知っているだろう。

しかし、相手は雪道の運転が判らない、もしくは慣れていない人なんだ。

危ない!と思った時の行動は、大概の人は経験に則った行動になるよ。

事態が切迫すればする程。

こちらの速度とか、滑った滑らせた滑ってないとかいう話じゃないんだ。


といった事を考えていたかどうかは知らないけど他にも、そもそもその挙動は理論上有りえない、とか様々な疑義が上がったんだ。


それに対する回答は非常に珍妙なものだった。

「実際にははみ出していない」

こちら側がどうこうという話ではないんだけどね。


最近では、
「勘違いでした、実際には向き変っていません、轍に擦って減速してるだけでした」
となっている。

もう当初の目的も手段も有ったもんじゃない。

それは本当に安全運転、と言えるのだろうか。

まぁ、手段と目的がしっかりしていても、相手との齟齬があったり、或いは全く同じこと考えていたりしても事故になるんだけどね。

轍の中でごそごそしているだけなら、そりゃ対向車にとっては安全か。

うっかり轍乗り越えて飛び出してこなければね。



しかし不思議だな。

減速するのがそういった場合の原則(洒落じゃない)と言う意見には、「後続車が追突してくるぞ~危ないぞ~」と言われたのだが。

確かに急ブレーキはこちらがどうなるか予測が付かなくなりますけど。

普通のブレーキなりエンブレなりでの減速は危なくて、轍に擦る減速は安全とか、よく判りません。


そんな硬い轍がこちらにあるなら向こうにも無いのかな?とかあれこれ考えてしまいますが、夢か現実のどこかでそういう記事を見て、そう思ったよ、という程度の話です。

現実世界で見た事に間違いない、と思たら、コメントなりトラバなりで疑問をぶつけてみようと思います。
Posted at 2013/02/04 21:18:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「追突してしまった・・・」
何シテル?   01/14 14:54
Schwarze-tSです。 IDの通りクルマは内外装共に黒く、中の人は内面だけが黒いです。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

最近右折車線からの直進よく見るんですけど・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/07/20 15:50:59
某SNS の影響 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/02/11 17:17:00

愛車一覧

スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
一度乗換はしましたが、10年B4に乗ってます。 特段にイイ車、という訳では有りませんが、 ...

過去のブログ

2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation