以前に、純正リサキュレーションバルブの開放を遅らせるため、バルブにアルミテープで開放している穴を小さくしました。
純正リサキュレーションバルブ HCRとBNRと比較 プチチューン2
http://minkara.carview.co.jp/userid/1535221/car/1134070/2898944/note.aspx
リサキュバルブの穴を小さくして、かつ、バルブに接触する形状としたため、狙い通り、少しアクセルを戻したくらいでは、リサキュが聞かないようになり、それが有効に働くアクセルの踏み方では、アクセルを踏んだ瞬間、圧縮されたエアが残っているため、パワーの立ち上がりが良くなりました。
走った感じでは、アクセルを踏んだ瞬間のブーストの立ち上がりが、向上した感じです。
しかし状況が限定されます。
ほぼ全開加速でシフトアップした時、または、アクセル一瞬戻し程度で、直ちに全開にした時、だけです。
それ以外では、効果が無いか、ターボラグが発生しターボフィーリングが悪化するか、です。スポーツ走行には不向きです。
まあターボラグといっても、昔のターボのようなほど、酷くはありませんが、今までより悪化したので、よけいに悪く感じたのかもしれません。
で、使用を中止し、通常に戻しました。
と言っても、リリーフ穴は塞いだままです。これは塞いでおかないと、早期開放となり、ブーストが上がりません。
全開加速等でのシフトアップでは効果があるが、同じギヤでアクセルを戻し、少し間をおいてアクセルを踏むと、ターボラグが発生し、レスポンスが悪化する。
きっとこれは逆に言うと、穴の塞ぎ方は上手くいって、効果は正しく現れた。ということだと思います。
つまり、リサキュの開放が遅くなり、また穴が小さくなって残存エアー抜けが悪くなり、圧が残っているうちにアクセルを踏めば、レスポンスよく加速する。
しかし、もうほんの少し長くアクセルオフ状態が続くと、残存エアーが逆流してタービンが急減速してしまい、ターボラグが発生する。
ということだと推定されます。
このことが原因ではないかもしれまでんが、ターボがブローしました。
元々、純正ターボ限界と言われている1.0kgほどのブーストでした。
そして、そこにこのリサキュ改良を施して10日程で、白煙が急激にひどくなり、タービンブローしました。
タービンブレードは生きているようでしたが、オイル漏れというより、吹き出しというレベルになりました。
高いブーストに、急なタービン減速が原因ではないかと、推測しています。
んで、リサキュを前の状態に戻し、ターボをリビルド品に交換。
正しくリサキュが機能している方が、フィーリングが良いです。
確かに、リサキュの穴を小さくした時の方が、全開加速でのシフトアップした瞬間だけは、いい感じでしたが、あまりに限定的で意味がありません。
失敗チューンですね。