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2017年08月21日 イイね!

一気呵成。

一気呵成。19日のブログに「こうなったらリアも交換したくなって当たり前で、LEDテープは調達済み」と書いたが、一方で、「夏至が過ぎて夜明けが遅くなって、暑くなるまでの時間が短くなってしまった」とも書いた。

「じゃあ、夜明け前からやればいいじゃないか」と、朝の4時過ぎからLEDの照明(と、いっても懐中電灯レベル)を駆使して、デッドニングとリアのシーケンシャル・ウィンカーのLEDテープの交換を、一気にやってしまった。

この話は、今年4月にさかのぼる。左前輪を歩道から車道に落としてしまって、タイヤ側面を損傷させた。傷は、そこそこ深くてバーストのリスクが高くなるから、これ幸いと、標準装着のSP SPORT MAXXからDUNLOP VEURO VE303に交換した。SP SPORT MAXXは、ゴーッというロードノイズが大きいのが気に喰わなかった。VEURO VE303は、かなり静かだが、後方から、こもった様な音が聞こえる。同時に、一種の圧迫感を感じる。SP SPORT MAXXの時も出ていたんだろうが、静かになったから、リアからのノイズが目立ってしまったのだ。静粛化は、もぐら叩き同然だ。静かになったらなったで、聞こえなかった音が聞こえてくるようになる。

こもった様な音の出どころは、リアハッチ外板と内板の間の空洞だろう。2015年5月にデッドニングしたが、制振材を貼っただけで、空洞は放置していた。

一方、リアのシーケンシャル・ウィンカーを交換するには、リアハッチの内張りと、リアガーニッシュを外さなければならない。

デッドニングとシーケンシャル・ウィンカーのLEDテープの交換を一気にやってしまった方が、カバーやリアガーニッシュの脱着が1回で済むから、効率がいい。内張りを外すぐらいでは大きな音はしないから、近所迷惑にはならないだろうと勝手に決めた。リアガーニッシュを外し始めたら、ちょっと大きな音がしたので、内張り外しを使って、反対の手はリアガーニッシュを持って外した。これだけのことでバキンッという音が、バスッという音になって、音量も小さくなる。残響音があるほど、気になるものだ。

デッドニングの資材は、有名なCS.ARROWSさんから調達したが、CS.ARROWSさんのブログを全面的に真似しただけ。プロの実績があるのが、一番良いだろうと判断した。

下側の空洞はシンサレートを詰め込んで、ブチル系制振材でフタをした。畳の様に見えるのは、ガレージの天井のベニヤ板。


真ん中はフタをする前で、白いのがシンサレート。これは腐るほどあってラゲージに敷いていた。左右の黒い部分はブチル系制振材でフタをした状態だ。

ブチル系制振材は去年、Amazonで手配した「STP GOLD AERO 制振シート」を貼った。


ここに付くカバーの裏には、吸音材を貼った。CS.ARROWSさんの品番では遮音/防音マットCSDB-3だ。厚みは3mm。出来るだけ空間を作らないように、密着させた。クリップや開閉するフタ状の部分をよく見て貼らないと、あとで痛い目に遭う。特にクリップは、確実に避けないと、カバーを装着する時に壊してしまう可能性がある。クリップが確実に効いていないと、カバーが浮いて、新たな音の発生につながるし、運が悪ければカバー自体を壊してしまう。特に要注意なのは、赤丸の3ヶ所だ。背が高いから、穴にはまっていないまま無理に押し込むと、クリップが壊れるか、カバーが割れるか、という話になりかねない。


リアハッチ上側の空間には、CS.ARROWSさんを真似て、カーボンウールを詰めた。写真では少々隙間があるから、撮影後、増量した。開口部に合わせて詰め込んだのではなくて、リアハッチの内幅に合わせ、縦方向は長く切ったカーボンウールを開口部から入れて、マイナスドライバーや内張り外しなど長い工具を駆使して、徐々に左右に延ばした。配線・配管が通っているから、隙間なく等量に詰め込んだつもりだが、実際には全幅には延びていないはずだ。この辺は、走行振動で広がる可能性もゼロではないから、様子をみて、必要なら増量する。


カーボンは導体で電気を通すから、近くに電気系統の端子などがある場合は、絶縁が先。

ガレージに持って行ったブチル系制振材が足りなくなって、ここは、レアルシルトでフタをした。

ここまでが、デッドニングだが、シーケンシャル・ウィンカーのLEDテープを装着しないと、カバーは戻せない。LEDテープは経験済みで、配線も来ているから簡単と言えば簡単だが・・・。先日のフロントでは、めくった時にLEDのパターンを切ってしまって、一部が点かなくなってしまった。今回は、リベンジ。慎重にめくり、電源につなぐと全数、点灯したから、再利用可能だ。

一方、新しいLEDテープは、前回と同じくテールランプの下縁に沿わせたが、仕様上、330mmに切るのが限界で、貼ると写真の様に、一部がボディにカブってしまう。テールランプの下縁からボディに移行する部分は、強く折り曲げるとパターンを切ってしまうから、ある程度のカーブを確保した。


カーブの部分は浮いているから、ほこりや水が入って、LEDテープの粘性が落ちる恐れがある。プラモデル用のパテを少量、詰めておいた。

切断した端面は、+と-のパターンが(目視では見えないが)むき出しになるから、水滴が着くと短絡して、LEDが壊れてしまう。LEDテープ内部で電圧を下げているから、ヒューズが飛ぶより先にLEDのシーケンシャル・コントローラーが壊れてしまう。端面を黒いコーキング材で絶縁しておいた。このコーキング材が最適かどうか解らないが、リアハッチを開ければ見える部分だから、あとからでも手直しは効く。

LEDテープを貼った全体像。リアガーニッシュを戻す前だ。


リアガーニッシュを戻してしまうと、何かあった時に、またガーニッシュを外す破目になる。この状態で、LEDテープの点滅を十分、確認する。ハザードだけではなく、IGNをONにして、左右のウィンカーも別々に確認した。

全て戻した完成状態と、連写してLEDが点いていく様子の写真。ちゃんと、シーケンシャルで点滅した。偶然、捉えたんだが、元々付いている標準のウィンカーのLEDが、一瞬早く点灯するようだ。メッキのガーニッシュが、車体側の縁と合っていないから、左側の一部が点いていないように見えるが、全数、点いているのは確認した。メッキのガーニッシュは、貼り直さなければなるまいな。











実走させてみると、確かに静かだ。ロードノイズは聞こえるが、音量がかなり下がっている上に、オーディオのフェーダーを前寄りにしたように、前方寄りから聞こえるようになった。後からの音が小さくなったからだ。デッドニングの効果と考えられる。こうなりゃ、フロントのロードノイズも黙らさなければならない。

作業時間は3時間。終わった時には、朝の通勤ラッシュが始まっていた。やっと、夏休みの宿題を済ませたような気分で、へっとへとだし、全身、汗でびしょ濡れ。こういう時、時間の経過は速く感じて、そう時間は経っていないだろうと思ってしまうのが落とし穴だ。放置すると、熱中症になる。汗が出なくなったら、体内の水分はガタ減りで、飲もうにも、水分を受け付けなくなるから、病院で点滴というハメになる。

途中でもスポーツドリンクで補給したが、ここまで汗をかくとなると、今日は相当暑くなる。スポーツドリンクばかり飲んでいられないから、コンビニに立ち寄って、冷えたお茶を買って飲み干した。

デッドニングは終わったのではなく、やり直しの始まりだ。懐具合と相談して、段階的に施工する予定。
Posted at 2017/08/21 19:05:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 改良・パーツ装着 | クルマ

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