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爽快ツアラーのブログ一覧

2017年08月23日 イイね!

ギボシ端子を100%アテにするなって話。

ギボシ端子を100%アテにするなって話。クルマに電装品を付ける時に、ギボシ端子をよく使う。

が、100%信頼するのは、ある意味、アブナイという、お話。

ギボシ端子を使って配線する場合、下の様に使うのが正しい。


+の電源側はメス端子、負荷側にはオス端子。
これは、もし端子が抜けた場合にショートさせないためだ。+の電源側にオス端子を使うと、万が一、抜けてボディに触れたらショートする。ボディはバッテリーの-(マイナス)コードとして利用されているからだ。

マイナス側を反対にするのは、当然、差し間違えないように、だ。

ボンネットを開けてバッテリー周辺を見ると、バッテリーのマイナスのコードは、ボディにつないである。電装品のマイナスコードは車体の金属部分に固定する。この固定箇所とバッテリーのマイナス端子の間のコード代わりは、ボディが担当している。

ところで、ギボシ端子にコードを固定する場合、圧着する前にハンダ付けするのが確実だ。


それから爪を圧着ペンチで圧着する。更にラジペンでギュッと締めておけば、外れることは、まず無い。

それから、ビニールの被覆を爪で圧着する。

ここまでは普通の話で、そんなこと知っているよという方が、ほとんどだろう。

きょう、走っていたら、左側のウィンカーが、突然ハイフラを起こした。最初は時々だったが、段々、頻繁にハイフラを起こすようになった。最初に疑うのはハイフラ防止抵抗の接続不良だ。

コンビニに頼んでPを借りて調べてみた。フォグカバーを外して、フォグ本体を外す。これで空間が現れて、ウィンカーの配線が見えるんだが、ここで気が付いた。ウィンカー、点滅してないやんけ!

LEDのウィンカー自体が壊れたのかと思ったら、ウィンカーの配線を動かすと時々、点滅するし、ハイフラッシャーも止まって、正常な点滅になる。LEDのウィンカー自体は、問題無いということだ。

ハイフラ防止抵抗の配線を揺すってみたが、変化が無い。

ところが、電源側に遡っていって、下の絵の青い丸印の所を揺すったら、変化が出た。揺すると、LEDウィンカーが点滅したり、消えたり。消えた時はハイフラを起こす。


ここが接触不良を起こすと、マイナス側の配線が外れる訳だから、LEDウィンカーもハイフラ防止抵抗も機能しなくなる。現象と符合する。

この部分は、抜けると困る箇所なので、ギボシ端子でつないでラジペンで挟んで押し込み、更に絶縁テープで巻いた箇所だ。不思議に思ってテープをめくっていたら、途中でギボシ端子が、スポッと抜けてしまった。???・・・。

ギボシ端子をよく見ると、オス側は問題無いが、メス側が広がっている。配線時にラジペンで締めたのに、だ。

が、現象を見てからギボシ端子を見て、ピンと来た。

走行中にギボシ端子が振り子の様に揺すられて動く。


これがきっかけで、メス端子のはめ込み側が広がる。


そうなると、オス端子の先端がテーパーになっているから、オス端子先端が支点になって、メス端子の中で揺れる。


余計にメス端子の先端が広がる→固定が甘くなって、接触不良を起こす。こういう理屈だ。

圧着端子は、言うまでもなく金属製だ。それなりに重さはある。更に、シリコンの絶縁スリーブが被っている。ハーネスの重みも加わって、振れ出したら、振り子運動が止まりにくくなる。絶縁スリーブは柔らかいから、それがバネになってしまって、逆効果になるのだ。結果的に、柔らかい絶縁スリーブは無視されて、メス端子の差込口が広がった、ということだ。

ラジペンで締めてみたが、加減が難しい。締めすぎると狭くなって、オス端子がはまらない。緩めに絞めたら、すぐに抜ける。

端子が簡単に抜けないように、オス端子には凹みがあり、メス端子の方も凹みがある。


が、メス端子の差し込み側が広がると、せっかくのロック役の凹みも広がって、簡単に抜けてしまうんだ。

仕方がないから、ニッパーでギボシ端子の端でコードを切ってしまい、被覆をめくって、縒(よ)り合せた。もちろん、急場しのぎだ。が、帰宅するまでハイフラは起こらなかった。

これなら、縒(よ)り合せた芯線をハンダ付けする方がマシかも知れないが、下手すると、ハンダが刃物の役目をして、コードを切ってしまいかねない。

取り敢えず思い付く解決策は、ギボシ端子を、別の配線にテープで固定して、振り子しない様にすることだ。そうか、シリコンのスリーブをやめて、ギボシ端子が裸のままで、絶縁テープをしっかり巻くか。けど、絶縁テープを隙間無く巻くのは、結構、難しいし、狭いところだと面倒だ。水でも入ったら大変。

何で拘るかというと、12ボルトと言えども、いい加減に扱うと車両火災になるからだ。大きな電流が流れるところは太い配線を施すが、ギボシ端子が使えないからと細いコードを使うと、コードから発火するし、発火場所は、大抵、端子のコード側だそうだ。

近くに熱くなるハイフラ防止抵抗があることだから、見直さなければなるまい。
Posted at 2017/08/23 20:45:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 情報 | クルマ
2017年03月20日 イイね!

線傷を一発で治す方法。

線傷を一発で治す方法。濃色のクルマほど目立つ線傷。

特にブラック系は、顔料自体が柔らかいので、付けたり付けられたりした覚えがないのに、いつの間にか付いていてショックを受けた方も多いのでは?

タイトルの写真は線傷を認識してもらうため太めの写真を載せているので無理ですが、髪の毛2本分の太さぐらいの線傷を一発で治す(というより、ほぼ目立たなくなる)方法のご紹介。

ただし、傷が白く見えて、鉄板にまで達していない場合に限ります。長さは10cmぐらいが限度です(練習すれば、もうちょっと長くても大丈夫かも)。

傷の色が車体色のままの場合は、極細目のコンパウンドで治る場合もありますが、目立たない所で試してみてから、やって下さい。

用意するものは
1.キッチンタオル(表面が凸凹にエンボス加工された物):1枚(一般的なキッチンタオルのことです。
               

2.塗料:普通のラッカーで十分。ただし水性は不可。そのクルマの専用色である必要はなく、黒系なら黒、黒以外の濃色は車体色にできるだけ近い色、できれば同じ色がいい。

3.利き手の小指。傷の向きによっては人差し指(ご自身のものです)。

施工方法
1.適当な大きさに折ったキッチンペーパーを利き手と反対の手でを持つ。

2.利き手の小指か人差し指の先に塗料を一滴だけ垂らす。

3.指に乗せた塗料で即座に傷をなぞる。できるだけ速いスピードで。この時、塗料が傷の上下や左右にはみ出しても構わない。

4.直後にキッチンペーパーで傷の両側に付いてしまった塗料を指で傷をなぞったと同時に拭く。このときに傷の上を拭いてしまっても構わない。
プロが、お手本でやるのを見ていたら塗るのと拭くのが、ほぼ同時、と言った感じでした。

5.傷の両側の、余計についてしまった塗料が、きれいに取り切れなかった場合は、塗料が乾いてから極細のコンパウンドを小指に、ほんの少し付けて、必ず一方向に小指を丹念に動かして取ってみて下さい。両方向にゴシゴシやると、そこだけが変に光るので要注意。また、線傷の中を拭わないこと。

これで線傷は、ほぼ目立たなくなります。つまり「塗る」のではなく「傷を埋める」という考え方です。

この技、塗装のプロに教えてもらい、思い切ってやってみたら、どこに傷があったのかわからなくなりました。
「1回では不十分な場合は2、3回やっても大丈夫だよ」と言っていました。

ただし、やるなら自己責任で。「失敗しても文句は言わねえ」って方のみ、やってみて下さい。

また、小さな傷でやってみて、コツをつかんでから、本格的に挑戦した方がいいですよ。

繰り返しますが、この方法が使えるのは、傷が鉄板まで達していない場合のみです。

傷をよく見て、鉄板や錆が見える場合は、本格的な修理が必要です。放置すると錆が広がると同時に深くなっていくので、その内、鉄板に穴が開きます。

錆を見つけたら、その10倍ぐらいの面積は薄っすら錆びていると考えられるそうです。塗装が残っているから見えないだけで、塗装より内側は錆が進行中。

線傷を塗装で修理するとアホみたいに高いので、うまくいったら、ボロ儲け。
Posted at 2017/03/20 07:42:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 情報 | クルマ
2016年07月09日 イイね!

下からのコトコト音は、ここを疑え。

ローダウンスプリングで車高を下げた時、スタビライザーリンクを使って、車高を下げた分、スタビライザーの角度を調整しないと、サスペンションの性能が維持できなくなる。


スタビライザーリンクは、下の写真のようなものだ。メーカーの写真を拝借している。本体(写真の赤いシャフト)の両端はネジ孔が掘ってあり、片方は右ネジ、反対側は左ネジだ。左ネジは、通常とは反対で左側(反時計回り)に回すと締まり、右に回すと緩むのは、ご存知の通り。


そのネジ孔には、ピロボール(通称:ピロ)がねじ込まれている。写真のピロボールは孔が開いているが、メーカーの写真の様にスタビライザーリンクはボルトが組み込まれた上に、グリスが漏れたり、砂埃が入らないように工夫されている。


クルマに取り付けてからスパナで本体を回すと、ピロボールの位置が延び縮みする。これでスタビライザーの角度を調整するわけだ。

そのままだと、本体が走行の振動で勝手に回ってしまうから、回り留めのナットが組み込まれている。下の写真の※印のナット。


スタビライザーは、走行中、常に振動している。この振動が悪さして、ロックナットが緩むと、スタビライザーの取付け部分であるピロボールがガタついて、音が出る。

クルマの下から、コトッとかカタッという音がする時は、ロックナットの緩みを確かめてみることを、お奨めする。わずかしか緩んでいない場合でも音が出るし、例えば横断歩道の白線のような、ほんのわずかな段差でも音が出るとか、揺れを感じていないのに音がする場合も、増し締めすると音が止まる可能性がある(車高調を組んだ場合は、様々な事情で音が出るので、メーカーに聞いてみた方がいい)。

と、偉そうに書いたが、ウチのアクセラも、いつの頃からか、コトッとかカタッという音がしていた。ランダムに出るから、訳が分からなかったが・・・。サスペンションは、あちらこちらにゴムのブッシュがあるから、そこから出ているんだろうと放置していたが、段々気になってきた。

ひょっとしたらと思って、潜り込んで増し締めすると、スパナがわずかにしか回らない程度の緩みがあった。

本体側にもスパナを掛けて(両端か、真ん中にスパナが掛けられるようになっている)ボルトをグッと絞めて走ってみると、音はピタリと止まった。気の所為か、タイヤ4輪がきれいに動く感じがする。

スタビライザーや車体側との取付けボルトの方が緩むことは、滅多にないそうだが、念の為、増し締めしたほうがいいようだ。

定期点検の時にでも頼めば、増し締めしてくれるので、音が出ていなくても増し締めしておいたら、安心だ。
Posted at 2016/07/09 13:03:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 情報 | クルマ
2016年03月28日 イイね!

糞ったれが! !。

しばらくの間、自分のブログを見ていなかったので、今日になって気が付いたが・・・。

3月4日に、国土交通省と環境省が行ったディーゼルエンジン搭載車の公道走行検査の結果が発表された。

公平性を期すため複数の参考文献や記事を参照して、オレなりの複数のブログをUPした。

この際に参考にしたのは、同じ燃焼方式の、トヨタのランドクルーザプラドのエンジン。

最初のブログに「特定のメーカーやエンジンを批判したものではない」と記載したのに、ブログが、いつの間にか削除されている。

みんカラは、ユーザーの情報交換の場である。規約に従い、かつ、公序良俗に反しない内容での投稿は自由なはずだ。

どうも、今回の公道走行検査結果には、国交省と環境省のレポートに、規制値をオーバーしたメーカーを擁護するコメントが散見される。これでは、ほぼ規制値を満たしたメーカーに対して失礼だ。

多くを書くつもりはないので、せめて、プロが書いた記事をお読みください。

なお、各ブログに「イイね!」を付けて下さった方々に、深くお詫びします。
Posted at 2016/03/28 12:47:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 情報 | クルマ
2013年12月09日 イイね!

安心する人・心配する人、どっちが多い?

日本人の預貯金の総額は1840兆円もあるそうな。

なんにもわかっていない財務大臣は「あ、あそう(麻生)。じゃ、この1840兆円を大いに使ってもらって景気回復に・・・」とか、なんとか言っているが「それどころじゃない」というのが下のグラフだ。
     

いくら口をひん曲げて論じても、出せないものは出せないのだ。

この預貯金には銀行や郵便局に預けているカネ以外にも株や生命保険も入っている。株はともかく、「生命保険」ってのが、入れていいのかどうかわからないが、とにかく、入っている。死んでからもらう銭を勘定に入れていいものかどうか・・・。

このグラフには「ウチは預貯金ゼロ」という世帯は入っていない。
じゃあ、実際に預貯金ゼロの世帯はというと「2012年の調査では26%の家庭に貯蓄がないことがわかっています。」と公表されている。なんと、4世帯に1世帯が預貯金ゼロ。無い袖は振れない。

一方、グラフに戻って見てみると「平均値1658万円」なんて書いてあるが「冗談じゃねえ、ウチにはそんなカネはねえよ!」という世帯がほとんどだろう。そりゃそうだ。こういう場合、平均値なんか出しても、なんの参考にもならないのだ。

例えばAさんが100万円、Bさんが200万円、Cさんが300万円、Dさんは(ムチャ、金持ちで)2000万円持っているとする。平均はいくらか?
(100万+200万+300万+2000万)÷4=650万円也。こんな平均に意味、あるか?

グラフを見ると典型的な右肩下がりだが、「4000万円以上」なんていう人も含まれている。「以上」と書いてあるから1億や2億の人も(少数かも知れないが)入っている。一部の高額所有者が平均値を引っ張り上げてしまっているのだ。

それを全部足し算して世帯数で割って「平均は1658万円です」なんて、なんの意味もないどころか、実情とかけ離れ過ぎて話にならないのだ。

グラフが富士山のような左右分布型で少ない側・多い側で分かれているなら、総数を出して世帯数で割れば、それが大体平均と言えるが、実際のグラフは、とてもじゃないが富士山型とは言えない。

こういう場合「中央値」で見ることが多い。「(貯蓄額が)低い方から並べていって、真ん中はどこだ?」という意味だが、グラフでは1001万円となっている。そんなに、ある?

しかも、このグラフは「預貯金が有る世帯」で、26%の4世帯に1世帯が預貯金ゼロということになると、中央値は事実上、計算不能だ。

財務大臣の発言は「いかに国民の実情を理解していないか」を証明したようなものだ。

不思議なもので、「人が持ってないと、なんとなく安心する」。

年代別では、どうなんだ?というと、
20代 貯蓄のない世帯30.7% 平均値239万円 中央値70万円
30代 貯蓄のない世帯29.0% 平均値406万円 中央値200万円
40代 貯蓄のない世帯25.4% 平均値698万円 中央値363万円
50代 貯蓄のない世帯29.1% 平均値1051万円 中央値400万円
60代 貯蓄のない世帯23.4% 平均値1632万円 中央値800万円

60代でグンと上がるのは「退職金をもらうから」だそうだ。

もし、アベノミクスとかいう、おまじないが数年続いたとしても、気安く金を使う人はいないんじゃないかなあ。年代が高くなるほど将来が心配なのは万国共通らしい。

ちなみに、1世帯当たりの平均負債額(ローン等々、早い話が「借金」)の平均値は469万円。

更に、ちなみに幼稚園から大学まで、仮に全部国公立に通った場合、教育費はいくら掛かるか?1000万だって(授業料のみ)。30代から50代前半の貯蓄額が少ないのは子供にカネが掛かるからだそうだ。

クルマは急に止まれない。カネも急には貯まらない。
Posted at 2013/12/09 17:34:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | 情報 | 暮らし/家族

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