2013年10月20日
消費税が10%になるとき、自動車取得税を廃止するという話だが「絶対、別の税金を作る」と思っていたら、やっぱり出てきた。
ガス・ガズラー税。直訳すると「燃料がぶ飲み税」。燃費の悪いクルマに税金を掛けようという話らしい。それも、新たに発売や登録されるクルマだけでなく、すでに登録されているクルマにも適用するという案が有力だそうだ。
25年ほど前、この税制はアメリカでは既にあった。
当時の日本はバブル期の入り口辺りで高級車がどんどん売れ始めた時期。当然、輸出仕様もエンジンの排気量が大きくなっていったが、アメリカ向けはガス・ガズラー税を免れるため、エンジンの性能を落とした車種も存在した。
アメリカ車は燃費が悪いことで知られていたから、アメリカの自動車メーカーは猛反発したが「だったら燃費のいいクルマを作れ」ってことで売れ行きはガタ落ち。日本車がよく売れ始めたのがこの時期だ。
その矛先は日本に向けられ、アメリカのメーカーは「3ナンバーだけが極端に自動車税が高いのは非関税障壁だ」と主張した。当時は3ナンバーというだけで一律に65000円で、今みたいに排気量によって3ナンバーでも税額が違うという事はなかったのだ。エンジンが1600ccでも2000ccでも車体がデカいと3ナンバーになるから自動車税は65000円だった。
ヨーロッパ勢は比較的小さいクルマもあったから、それを改良して持ってきた。
ベンツなんか、わざわざ日本向けに5ナンバーサイズで1800ccと2000ccのクルマを作ったほどで、当時「小ベンツ」という言葉があった。今のCクラスの前身だ。
BMWも似たようなことをやって対策した。その子孫が3シリーズで、当時「六本木のカローラ」なんて言葉が流行った。
アメリカの言い分を拒否したら日本車が自動車大国アメリカで売れなくなってしまうから、1989年4月に消費税3%が 始まったときに「自動車税はエンジンの排気量に応じて決める」ことになった。しかも排気量で細分化して2500までは45000円、3000までは51000円、3500までは58000円・・・という具合になったんだが、その代わり、極端に大きな排気量は増税した。6001cc以上は、なんと111000円だ。該当するクルマは、あんまり無いが、いっときAMGが6.3だったときはこれが該当する。
話が逸れたが「ガソリンを多く消費するクルマは税金を頂戴しますよ」ということで、自動車メーカーから反発が出るのでは?と思ったんだが、自動車評論家ではない本当の専門家の話では「日本のメーカーは燃費向上技術が相当高いので、そう反発は無いでしょう。海外、特にヨーロッパのメーカーも同じ理由で反発はしないのでは?」と言う。ヨーロッパ風ダウンサイジングの小排気量+ターボのことだ。だめならディーゼルを持ってくればいいと。
燃費がどれぐらいだったら、いくらの税額になるのかは検討中とのことだが、引っ掛かる車種は相当数あるとか。3500辺り、つまりJC08モードで10km/Lを下回るクルマを狙い撃ちにするという説もあるそうだ。
やっぱり大排気量=高級車とか、シリンダーの数が多いエンジン=上等という公式は成り立たなくなったんだ・・・。3500より2500の方が下取りが高いという話にも合点がいく。
Posted at 2013/10/20 08:17:32 | |
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情報 | クルマ
2013年06月05日
発売前にリコールなんて、初めて聞いたゼ。
ちゃんと設計してんのかよ。
それとも、工程ミス?
さぞかし、責任のなすり合いになってんだろな・・・・・・・(情けね。
Posted at 2013/06/05 04:29:16 | |
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情報 | クルマ
2013年05月17日
大黒柱ほど邪魔になるものはない。
休みの日は家でゴロゴロ。
必ず邪魔な場所に居る。
買い物を頼んだら頼んだ覚えがない物を買ってくる。
トイレが長い上に時々流さずに出てくる。
クルマが要る時に限って飲んでる。
と、いう訳で3日間居候がいたが、連れ戻されていった。
その後、連絡が無い。
心配するべきか、ホッとするべきか・・・。
Posted at 2013/05/17 08:00:06 | |
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情報 | 暮らし/家族
2013年04月19日
4月9日に「『ラッピングに多くを期待するな』ってお話。」ってのを書いてクレームで貼り直してもらった。最悪だった箇所が下の写真だが、クレームで入庫するときには更に浮いていた。

16日に預けて昨日返ってきたが、結果として「ラッピングは一枚貼りにこだわらない方がいい」。
業者さんは「柄を合わせるために、なんとか1枚で」ということで直角に曲がった個所でも無理矢理引っ張って貼ってしまい、カーボンの柄がずれないように努力されるのはいいが、引っ張れば角が浮いてしまうのは必定で、結局やり直しになる。
カーボンの柄なんか、間近で見ないとわからないんだから、ディヒューザーのフィンのように、ガツンと直角で出ている箇所は、あえて引っ張らずに、いくつかのパートに分けて柄を揃えるようにする方が賢明だ。
エンジンフードやトランクのような平面でも、真っ平ということはないから、引っ張って柄がゆがむぐらいなら適切な個所で貼り継いだ方がいい。
ウチのG’sの場合、ルーフの前端が少しゆがんでいる。ルーフは、あっさり言えば球面状だから、必ずどこかに、文字通り「しわ寄せ」が出来る。できれば、ルーフのてっぺんでゆがんでくれた方が目立たなくていいのだが、そう都合よくはいかない。
本件は、取りあえず一件落着にして、ルーフの件は何かで隠す方向で検討中。
「太陽光パネル柄」なんてのが出来たら、面白いかも。
Posted at 2013/04/19 13:22:38 | |
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情報 | クルマ
2013年03月21日
50も半ばに来ると老眼が進んでいて、細かいことが苦手になる。
中でも、細かい字に弱くなる。はっきり書けば、見にくくてしょうがないのだ。
ピントが合うのにも時間がかかる。運転中に前方を見ていてフとメーターに目を向けるとメーターの数字がボケて見える。
カーナビとて同様で、パッと見てもピントが合うまでに時間がかかり、どうしても大画面が欲しくなるのだ。
従って、取説なんて読まない。「どうせ、似たり寄ったりだろう」と、面倒くささも手伝って読む気にならないし、記憶力も低下しているから覚えられるはずもなく、「わからない時に見りゃいいや」ということになりがちだ。
この前からマークXG’sを転がしていて偶然見つけたことがある。
DレンジのままでSモード運転する技を見つけてしまったのだ。
方法は簡単。Dレンジで走行中にパドルの+と-の両方を引くとSモードに移行する。その時の速度に応じたギアに入っているから、あとは自分なりに+を引けばシフトアップするし、-を引けばシフトダウンする。
ところが、しばらくすると表示が「D」になって、勝手に戻っている。どうも、一定時間以上、なにもしないと「D」に戻るようだ。
それと1→2→3とアップしていって6になるときに「D」になる。
5→4→3とダウンしていって1で停車すると「D」になる。この間、シフトレバーは「D」のままだ。
イマイチ釈然としないので、取説を見てみたら、ちゃんと書いてあったんだ。
「裏ワザ見つけた~」と喜んでいたら、そういう仕様になっていた、というだけの話なんだが。
Posted at 2013/03/21 18:51:43 | |
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情報 | クルマ