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爽快ツアラーのブログ一覧

2016年10月31日 イイね!

やっぱり全然、ちゃう(違う)かったやんけ。

写真は後日掲載という事で・・・。

タナベのストラットタワーバーを取り付けたら静かになったと書いた

けど、なんか不安定要素があるようで、静かな時もあれば、そうとも言えない時もある。そのたびに取付ブラケットと本体を固定するボルト・ナットを、ほんのチョイゆるめたり、本体の長さを調整する本体両端の締付ナットの締まり具合を調整したり・・・。

「適正な締め方を模索する」という大義名分の下、あれこれやっていたが、アホらしくなってきた。毎日毎日、クルマの御機嫌を伺いながらやってられるか!第一、すべてしっかり締めないとタワーバーの機能を発揮していない。

半ばヤケクソで、すべてを増し締めした。やっぱり音が大きくなる。ボルト・ナットの締め方と無関係ではなさそうなんだが・・・。

ある日、みん友さんから「タワーバーに制振材を貼ったら、どうなるんでしょうね」というコメントを頂いた。この方の提案は「タワーバー本体のセンターにつけたら」と「タワーバー本体を三等分する位置にしてみたら」という2種類だった。前者は「ダンパー付けてみたら?」という提案で、後者は「共振させないために」という提案と受け止めている。

ラゲージに制振材とハサミがあったので、いつもの駐車場(ホーセンの屋上)で、センターに貼ってみた。この場合は、ダンパーの重りの役目をすることになる。

期待度50%で走らせてみると「あれ、静かじゃん・・・」。が、ボルト・ナットで調整していた時よりは、ちょっと大きいが、タワーバー本体を外してしまった時とは全然違うぐらい、静か。アイドリングのときは「アイドリングストップしてるんか?」というぐらい。

が、DレンジやRレンジにした時は、以前ほどではないが、ちょい、音と振動が大きくなる。

じゃあ、タワーバーの両端にも貼ったら、どうなるんだろうとやってみると、DレンジやRレンジも静かになった。Nよりは大きいが、耳に神経を集中させなければ、差はわからない。

この作業の時に、ストラットタワーを検証すると、制振材を貼れそうな所(手が届きそうな所)にペンペラペンの部分がある。そこにも制振材を小さく切って貼ってみた。

結果は、NでのアイドリングとDやRレンジでのアイドリングとに、ほとんど差が無いところまで追い込めた。

オレのアクセラは2014年12月登録で、言ってみりゃ「なんにも改良されていない初期型」だ。

今、販売しているアクセラは「ナチュラル・サウンド・スムーザー(ピストンピンにダンパーを組み込んだやつ)」も「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール(1.3、1.7、2.5kHz帯の音を下げるために燃料の噴射量を制御している)」も付いているが、オレのはなんにも付いていないのは勿論、G‐ベクトリング・コントロールも付いていない。から、ディーラーさんに無理を言ってマイチェン後のアクセラに試乗させてもらったら、カーブは負けたが静粛性には「勝った!(ただし、横に乗った営業マンの感想。少々呆れ気味だった)」。

エンジンルームは、青い制振材が小さな膏薬の如くに貼ってあり、見栄えは最悪だ。これをなんとかするのも当面の課題。

それとアイドリングでDレンジやRレンジにしておくと、微妙に振動が出る。微妙と言っても、普通の人でも違いを感じるので、放置はしたくない(ディーラーの営業以外、運転席以外の席に座った人はいないが・・・)。出どころも、ほぼつかんでいるが、そこに到達するためにアレコレ分解・復元するのが面倒なのだ。寒くなってくるから「また来年~♪」になりそう。

これだけは言える。「アクセラは、(あとは知らないが)タイヤハウス付近の剛性が弱い。が、これとて、衝突時に潰して衝突エネルギーを吸収しようという事の一環だそうで、批判する対象ではない。

エンジンルームからストラットタワーに制振材を貼るのには限度があるから、ショックアブソーバーやブレーキをマスキングして、制振スプレー(塗ると分厚くなるゴムの様な塗料)をタイヤ側から吹いてみようかと思案している。

余事ながら、G‐ベクトリング・コントロールは、「天才的な発明」だ。ホンダのNSXの「インホイールモーター」も立派だと思うが、マツダのG‐ベクトリング・コントロールはハードウェアの追加無しで自然なフィーリングを出すのに成功している。ヨーロッパでも受けは良い。何とかしたいところだが、ECUは言うに及ばず、サスペンションのブッシュや、リンクの一部も交換せねばならず、コスト対効果を考えると、やらない方がマシ。が、補強パーツの追加で同じ機能が実現できる訳でもない。

ちょこちょこ改良型を出してくるのはいいが、イヤーモデル制にした方がユーザーには解り易いんだが。
Posted at 2016/10/31 18:50:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ
2016年10月17日 イイね!

結局、こういう事なのかなあ・・・。

結局、こういう事なのかなあ・・・。タナベのストラットタワーバーを付けた。ら、アイドリング中も走行中も驚くほど静かになるという、オマケが付いた。

200kmほど走ったから、じゃあ、一旦外してみたらどうなるんだろうとタワーバー本体を外したら、アイドリング中も走行音も「元々は、こんなに騒々しかったのか?」と思える程、悪化した。

再び装着して音を聞きながら走ってみると、静かだ。一体、どういうことなんだろう・・・。

外せば音が大きくなって、付けたら静かになるということは、タワーバーが関係しているのは間違いない。

オレは、こういうのが気になって仕方がないタイプ。で、いろいろ調べてみた。

大きくなったり小さくなったりするのは、アイドリング中のエンジン音(シフトポジションに関係なく)、走行中のロードノイズ、そして走行中のエンジン音も。つまり乗っている間、ずっとだ。が、ロードノイズは、タワーバーを付けた時は後寄りから聞こえる。つまり、前輪のロードノイズは静かになっているということだ。と、いうことで、まずサスペンションの全体像から見てみると

結合部分や摺動部分はラバーマウントで、可能な限り音や振動は遮断しているが、多岐に亘る周波数の音や振動を、すべて遮断するのは無理だ。

結果、エンジンのリアマウントはサスペンションメンバーに付いているから、エンジンの振動はサスペンションメンバーに伝わる。伝達経路は赤線で、ショックアブソーバーを伝ってストラットタワーの天面に到達する。



一方、ボディの骨格は、このようになっている。

ストラットタワーの部分はプレス製で、ショックアブソーバーが振動すれば、当然、ストラットタワーの天面は振動する(実際には天面が振動しようとするのを、薄いストラットタワー側面が止められずに振動する)。

下からの伝達経路を見ると


ゴムのブッシュやマウントが付いているが、柔らかくすると操安性は悪くなるし、振動を完全に絶つのは無理なのだ。特に低周波の振動が取り難い。


地震の時にビルや電柱の上の方が揺れ幅が大きくなるのと同じで、エンジンやタイヤから入ってくる振動は下の方だが、ストラットタワーの天面は、振れ幅は大きくなる。

そこでストラットタワーバーで上を支えてやると、振動は低減する、ということになるが・・・。

去年、静粛性を向上させるためにデッドニングしたが、カウルのパネルに制振材を貼ったのが、一番効いた。ボディの骨格を見ると、ストラットタワーとカウルは、直接つながっている。一番効いたのも合点がいく。

これで、すべての説明がつくが・・・。ストラットタワーバーを標準で入れたら静粛性が向上し、車格は上がる。が、側面衝突した時に反対側まで壊れてしまう。だから、無暗に採用できないのだ。

掲載した写真は株式会社三栄書房発行のMotor Fan illustrated Special Edition Technology Details(モーターファン イラストレーテッド 特別編集 マツダのテクノロジー)から拝借しました。
Posted at 2016/10/17 18:00:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | パーツ | クルマ

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