2017年05月13日
この歳になると、それなりに老眼が出てくることもあって、キーボードを打つのが面倒になってくる。
我々の世代が就職した頃は、中小企業が事務処理をコンピュータ化しようとしていた時期と重なる。メインフレームとまではいかなくても、いわゆるオフコンだ。
上役なんて勝手なもので、ひとつコンピュータ化すると、「あれも、これも」と言ってくる。
オレは他部署から応援で参加していたから、あれこれ言われても、その業務が、どういう事をするのか、初歩から説明してもらわないと解らないんだ。その説明がヘタクソなのが上役の常套。
実際のプログラミングは、メーカーの関連会社から来ていたが、その連中に意図を伝えるのが大変。
誤解していたら、大変なことになるんだ。そのとき、SEから言われたひと言。
「紙にしろ、コンピュータにしろ、最初のデータが間違っていたら、それを利用する処理は、すべて間違いになる」。もっともだ。
パソコンという物が世に出て、Windowsなんて無かった時代に、迂闊なことに、手を出してしまった。技術職なら、仕事上、付いて回るに決まってる。「わかりません」なんて言えないし。
初めてパソコンを買ったのは、1988年、NECの98だ。もちろん、Windowsなんて、無い。ソフトもフロッピーディスク(懐かしい響き)で動かしていた。容量はNECが1.2MB、IBM互換機で1.44MB。サイズは5インチだった。
なんでも自分でやらないと気が済まないタチのオレは、パソコン・ディスプレイ・基本ソフトのMS-DOS(知ってる?)、ラックなど、一式クルマに積んで持って帰ってきたものの、なにから手を付けたらいいのかも、サッパリ解らないし、周辺に聞く奴も居ない。アプリケーションソフトが要ることも知らなかったぐらいだ。しばらくは、初めから入っているBasicで遊んでた。結構、おもろかったけどナ。
CADを勉強(!or?)するという名目で買ったものの、値段を調べて仰天した。「クルマ、買えるやんけ」。もちろん、これは業務用だ。取り敢えず、MicrosoftのWorksとかいう名前の総合ソフトを買ったが、ワープロの文書に、表計算のグラフが貼り付けられない。別々に印刷して、ハサミで切って糊で貼れやと?「そんなことも出来へんのか?、コンピューターって」。バカバカしくて、やめようかと思ったもんだ。
1年かそこらして、Windows3.0とかいうのが出て使ってみたが(ハードウェアにも再投資したのに)、使い物にならない。まともに動かないし、こっちに、その気がないから余計に、だ。その後、Windows3.1、3.1a、3.1bなんてのが出て、ソフトにも互換性はあったが、1995年にWindows95なるものが出てパソコンが本格的に普及し始めると、こちらとしても放置するわけにいかなくなり、ハードウェアごと、ゴッソリ入れ替えたが、Windowsのインストールだけでフロッピー45枚。大抵、42~43枚目辺りで止まって、イチからやり直し。ハードを作る側も、ソフトがよく解っていなかったんだろう、メモリーが取り合いになってハングアップするなんて、日常茶飯事。
アップデートして、それなりに動き出すと、マウスも案外便利だが、キーボードに慣れていた所為か、ついついキーボードで打ってしまう。
手を付けてから28年。今度は、キーボードが面倒になってきた。老眼が出ると、ピントがすぐに合わなくなるからだ。
そこで、ついついコピー&ペーストしてしまうんだが、コピーする元が間違っていたら、ペーストした結果も間違い。けど、気が付かない。
さっき、ブログを読みかえしていて赤面した。シリーズで書いたブログの一部が、全部間違っている。
面倒だからコピペでやった結果だろう。アクセス数が多かった分、恥をかいたのも多いかも。
やはり、生真面目に打つのが、確実なんだろうね。
けど、これから就活する学生の中に「スマホに馴染んでパソコンが使えない」という妙な現象が出ている。テクノロジーは進歩しているのか退化しているのか、わからん。
確実に進化しているのは指先の動きだけみたいだ。ゆっくり動かすのは退化してるのかも。若い連中は、パソコンの画面を大画面と言うぐらいだから、ヘタにタッチパネルを使わせたら、突き指するかもしれないなあ。手元で使える有機ELのディスプレイ待ちか?
おじさん連中(おばさんも、かも)は、時々、スマホのページがめくれないとみえて、指先を舌でなめる。この現象が出たら、老化を意識しよう。
技術が進歩したら、必ず副作用がある。
20年ぐらい先の一般家庭って、どうなっているんだろう→IoTで、みんな、アホになってると思うよ。だから、ドロボーにIoTで持って行かれても、預貯金ゼロになっているのに気付かずに、給料日前に枯渇。
オレみたいに、赤っ恥かくなよ。
Posted at 2017/05/13 06:18:49 | |
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私事 | クルマ
2017年05月05日
パーツレビューにアップした「シーケンシャルLEDテープ 」の装着位置をリベンジしました。
併せて、動画の修整をしました。
こちらから、御覧になれます。
Posted at 2017/05/05 18:40:47 | |
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動画修整 | クルマ
2017年05月05日
整備手帳にアップした「フォグランプの、ちゃんとした外し方と、ちゃんとした付け方。」に写真を追加しました。
こちらから、どうぞ。
Posted at 2017/05/05 17:19:55 | |
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写真掲載 | クルマ
2017年04月20日
クルマ弄りで、ゴム系接着剤を使うことは、あんまり無いように思うが、瞬間接着剤が使えない(または、使いたくない)とか、エポキシ系の接着剤だと、乾燥までの保持が難しい場合など、機会はある。理由は大抵、「家にある」。
が、小さい部品を付けたい時に、接着剤を付けて押し付けたら、周囲にグニュッと出てしまい勝ち。慌てて取ろうとして、事態をかえって悪くした経験がある方も多いのでは?増してや、シンナーなどの有機溶剤で拭こうもんなら、相手がプラ系だと、溶かしてしまう。
ご紹介する方法は、ゴム系接着剤のみ有効で、その他の接着剤には通用しない。
そもそも、ゴム系の接着剤と言えども、上手に使えば接着力は案外強いから、はみ出す=付け過ぎの場合がほとんど。それと、ゴム系接着剤は、本来は両方に薄く付けて、半乾きの時に置くだけで十分なんだが、「クルマは動く物だから、後々、外れないように」と言う気持ちで、多めに出してしまうのも事実。
少々はみ出した場合の、簡単な除去方法の、ご紹介。
重要:試しに何かでやってみて、コツをつかんでください。「失敗しても文句は言わねえ」って方だけ、実践に。
まず、慌てない事。引っ剥がそうとしたら、接着剤に含まれる有機溶剤で、接着する相手側や、その周辺にまでダメージを与えるのが、オチ。増してや、ピンセットか何かで無理に取ろうとするのは、周辺も接着面も、ダメージを与える。
除去方法は、はみ出した接着剤が完全に乾くまで、放置する。
爪楊枝の先に同じ接着剤を、少量、薄っすらと付け、こちらも完全に乾燥させる。
この接着剤が付いた爪楊枝を、はみ出した接着剤に軽く押し当てて、ゆっくりと、引っ掛けて取るようにしてやると、大抵の場合、取れる。
爪楊枝の代わりに、クリップや針を使うと、逆効果になる。爪楊枝と言えども木だから、ゼムピンや針の様に、表面がつるつるという訳ではない。この表面の性質を利用している訳だ。先が細ければいいという事ではなく、材質が肝心。
爪楊枝に付ける接着剤の量は、はみ出した接着剤より、ちょっと少な目で十分。あまり多いと、取ろうとしている所に、逆にくっついてしまったこともある。
何回か練習を。上手くいったら「接着剤ひとつの為に、ホームセンターにスッ飛んでいく」という事態が防げるかも。
Posted at 2017/04/20 20:50:31 | |
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裏技 | クルマ