2025年06月27日
私は昭和のおやじなので、若いころは今の様にネット環境はメジャーではなく、
クルマの情報は雑誌から得る事がほとんどでした。
当時の雑誌に掲載されていたBBSホイールの広告に、
「ホイールをBBSに変えると・・・」
・走りのレスポンスが向上する。
・乗り心地が良くなる。
・燃費が向上する。 等書かれていた記憶があります。(多分。。。)
勿論、企業広告なので良い事しか書かれていませんでしたが、
私の脳みそには「軽さは正義!」と刷り込まれちゃいました。
その後、実体験でも足回りの重量が及ぼす影響を感じる事もあり、
ずっとこの考えはアップデートされずにいました。
その実体験とは、
以前に6RのVWポロに乗っていた時、私のグレードには185/60R15と言う
可愛いサイズのタイヤが装着されていましたが、上位グレードには215/40R17
と言うサイズの設定もあり、私も同じサイズのホイール+タイヤに変えました。
しかし交換後走り出しの瞬間からクルマの重さを感じ、
加速は明らかに鈍りました。
またハンドルは重くなり、乗り心地は悪くなり、燃費も落ちました。
おまけにロードノイズも増えてしまいました。
良くなったのは、見た目とコーナーでのグリップ性能位です(汗)
ま~、この場合はタイヤのサイズや扁平率等大きく変更していたため、
純粋なホイールの軽量化の評価にはならないのですが、
この時、「やっぱり軽さは重要だ」と改めて思った次第です。
その後、前車のBMW 118Dに乗っていた時も、
ノーマルタイヤはF:225/45R17 R:245/40R17 と太めのサイズを履いており、
スタッドレスタイヤを購入する際に、下位グレードと同じ205/55R16サイズを購入しました。
ここでも交換直後から、クルマの軽さを感じ、ハンドルは軽くなり、
乗り心地は良くなり、ロードノイズも減りました。
また、燃費についても本来同じサイズならサマータイヤよりスタッドレスの方が燃費が落ちると思いますが、これだけサイズが違うとノーマルと同等かそれ以上の燃費となっていました。
こちらも直接なホイールの軽量化の評価にはなっていませんが、
やはり足回りは軽い方が良いと漠然と感じていました。
しかし、今回の様にタイヤは同じものを履き替え、純粋にホイールのみ軽量化した場合はどうなんでしょうか?
メリットとしては、
・走る、曲がる、止まるのレスポンスが向上する。
・足回りの路面追従性が上がる ⇒ 乗り心地が向上する?
・ホイールの慣性モーメントが下がり、車重が軽くなる ⇒ 燃費が向上する?
等が挙げられますが、
今回、改めて調べてみるとデメリットも確実に存在する様で、
・ハンドリングのレスポンス向上の跳ね返りで、高速道路でのハンドリングが落ち
着きがなくなるそうです。
・路面追従性が上がる事の跳ね返りで、本来タイヤがつぶれる事でいなしていた
小さな凹凸を良く拾い、細かい突き上げが増えるそうです。
・軽量ホイールの多くはリムが薄く作られている為、ロードノイズの伝搬がし易く
うるさくなるそうです。
もっと詳しくはホイールの固有振動数の差による云々・・・
の話まで出てきます。
・燃費についても、高速道路の様に一定速度で走る様な場合は
ノーマルホイールの方が燃費が良いとも言われています。。。
・そもそもノーマルはメーカーがベストバランスに仕上げているのだから、
そのバランスを崩すのはダメ!なんて意見もある様です。
(なにをもってベストバランスと言うのかわかりませんが)
要は、何を目的にホイールを変えるかですよね。
私の様に、デザイン重視でその他走行性能が少しでも良くなればとの思いで変える人は、
おおむね満足できると思います。
しかし、直進安定性や乗り心地、静粛性を重視する人はノーマルのままの方が良いのではと思います。
私の場合は、見た目以外は正直メリットもデメリットも、鈍感なのかあまり良く分からないので、
見た目プラス4本で13kgの軽量化となった事実を加えて大満足
と言った感じです。
Posted at 2025/06/27 11:49:01 | |
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クルマ | 日記
2025年06月24日
先日、会社のバイク仲間から夜の道志道へのお誘いを受けました。
今回はバイクではなくクルマです。
私の他はNDロードスター(1500cc 6MT)が2台です。
*3台ともほぼノーマル
はたしてカロスポHEVはロードスターに付いていけるのでしょうか?
ロードスターは、
・エンジン出力:136ps、車重:1020kgで PWR:7.5kg/ps
・0-100km加速:8.4sec程度
対してカロスポHEVは、
・システム出力:140ps、車重:1390kgで PWR:9.9kg/ps
・0-100km加速:9.1sec程度
ドライバーの運転スキルは同レベルですので、
スペックを見る限りは付いて行くのは厳しいですね~。
宮ケ瀬~道志道をカロスポが最後尾で走ります。
夜とは言え、道志道は結構交通量があり、おとなしく一般車について走ります。
道の駅道志手前から都留市に抜ける道に入ると、民家やクルマがパッタリ無くなり
ここではタガを外し、元気に走らせてもらいました。
後ろから見ていると、ロードスターはスイスイ・ヒラヒラとコーナーをクリアして行きます。
対してカロスポはヒラヒラとは行きませんが、225/40R18タイヤのグリップ力を活かしてグリグリと曲がっていきロードスターに付いていきます。
立ち上がり加速でも、どこからでも即立ち上がるモータートルクのアシストで、
遅れを取る事はありませんでした。(意外でした・・・)
そんなこんなで峠の頂上まで離される事なく到着し、今度は同じ道を下ります。
実は行く前までは下りの方が不安があり、この車重に対しちっちゃいディスクブレーキなので、ストッピングパワーが足りるか心配でした。
しかしスポーツモードにしておけば、強めのエンジンブレーキと回生充電による抵抗のおかげで峠道1本程度であれば、問題無く走れる事がわかりました。
実際に下りも遅れを取ることなく走りきる事が出来ました。
意外でしたが、速度レンジの低い峠道ではカロスポHEVとNDロードスターは
ほぼ同じ動力性能だったんですね。
しかし、この様な場面でのカロスポのアクセルはただのON-OFFスイッチと化し、
操る楽しさではロードスターには到底かないませんでした。
Posted at 2025/06/24 21:02:30 | |
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