86を買ってから早1年。
12ヶ月法令点検の時期となりました。
私の中での選択肢は4つ。
1)点検はしない。(罰則は無し)
2)自分で点検する。(出来ない項目もある)
3)ディーラー以外の整備工場他で点検する。(費用が安い)
4)安定のディーラーで点検する。(費用が高い)
今回は今後の付き合いもあるし、安心できるディーラーで点検してもらう事にしました。
点検時間は約1時間、歩いて数分の距離にあるディーラーにクルマを取りに行き、
家に帰ってなにげに整備手帳を見ていると、不審な点が・・・
・スパークプラグの状態
・エアクリーナーエレメントの汚れ、破損
の項目に点検結果、異常無しを示す「レ」点が入っています。
水平対向エンジンのプラグチェックっていろんな補器類を外さないとなかなかプラグにアクセス
出来なくて、とても時間が掛ります。
エアクリーナーも、私の場合サクションパイプをアルミ製に変更しているので、このパイプを外さないと
クリーナーの確認が出来ないんです。
しかし、写真の取り付けバンドの位置や締め付けボルトの角度に至るまで、全く変化なしで
外した形跡が有りません。
この2点を含めて、整備を1時間で終わらせるのはどう考えても無理です。
ひょっとしてやってもいない項目に「レ」点入れてるかも知れないと思い、ディーラーに確認の
TELを入れました。
以下、私とDの会話。
私:「プラグとエアクリの点検項目に「レ」点チェックが入っていますが、本当に確認しました?」
D:「プラグは外して見てはいませんが、走行距離が少ない事とエンジンの掛かり具合から
異常無しと判断しました」 と言ってきた。
私:「それって状況判断ですよね!それで済めば殆どの項目はOKと判断出来ちゃうんじゃないですか!」
D:「・・・」
私:「じゃあ、エアクリは本当に確認したんですか?」
D:「サクションパイプは外していませんが、BOXをずらしてその隙間から確認しました」
私:「では、エアクリーナーの色は何色でした?」 *正解は青(ブリッツ)
D:「・・・」
私:「結局、見てないんでしょ?
D:「・・・」
私:「もういいです。責任者と話がしたいので代わってください」と言うと
後でこちらから掛けなおすとの事で一旦電話を切りました。
しばらくすると、店長と整備責任者、エリアマネージャーが直接家に訪ねて来ました。
Dはあくまで手抜き整備は認めたくないらしく、整備内容についての説明が不足していたと言い
再度点検させてほしいと言っている。
D:「エアクリの件は再度メカニックに確認したところ、エアクリ本体は確認出来なかったが、
BOXやパイプの取り付け状態を確認して、それをもってOKとしました。
先ほどはTELでそのことを上手く伝えられなかった様です」と言ってきた。
幼稚園児か!!(心の声)
私:「そんな都合の良い解釈の仕方なら何でもOKになってしまいますよね!
だったら「/」にして、点検できなかった理由をユーザーに説明するべきでは!」
D:「もし「/」にすると、その部品はその車に付いていない事になってしまうんですよ、
なので今回は「レ」点チェックとさせて頂きました。」
そこでもう一度よく整備手帳をよく見てみると、
・クラッチペダルの遊び
・ドラムブレーキシューの摩耗、破損
の項目には「/」が付いているではないですか!!
私:「そうだとしたら、なぜクラッチペダルの項目が「/」なんですか?、ブレーキシューの項目が
「/」なんですか?私のクルマはMTだし、86のリアブレーキはインドラムですよね?」
「これではクラッチが付いていない事になってしまいますよね!」
D:「もしかしたら、メカニックがAT車と勘違いしたのかもしれません。」 と来た。
ん~そうかも知れませんね~って!そんなことあるかっ!!(心の声)
私:「あのメカニックは自分で運転して駐車場からピットへ移動させたんですよ!!
クラッチ踏んで、ギア入れて!
それをAT車と間違えますか?常識的に考えて下さいよ!!」
D:「・・・」
私:「もういいです。こんないい加減な事ばかり言うディーラーとは今後お付き合い致しません。
また、こんないい加減な整備にお金を払う訳にはいきません!!」
と、返金を求めお引き取り頂きました。
しかし、家のすぐ近くで便利だし、ここまでは信頼していたディーラーがこんな事をするなんて、
残念で仕方ありません。
ディーラーには、今回の件をきっかけにしてキチンと対策してほしいものです。
Posted at 2017/09/19 22:16:52 | |
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