• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

satto.v11のブログ一覧

2013年09月11日 イイね!

エンジン組付け【腰下】

エンジン組付け【腰下】先日、エンジンの全バラを行いました。

腰下の部品がそろったので、今回は腰下まで組付けを行います。

腰下での交換作業は、「トランスミッション」「クランク」「オイルポンプ」「クラッチ」の交換です。
腰下の組付けは結構モンキー弄りの中でも難易度は高いほうです。

ボルトのトルク管理をしっかり行いじっくり組んでいきます。


まずは…

武川 TAF 5速トランスミッション」です。
純正4速から5速へ変更するのと50ccからボアアップするのでクロスギアレシオさせて乗りやすくさせるためです。

でも、このキットは、ネットでの評判はよくないですね…。歯欠けするってよく報告されてます。「TAF」って名称なのにね…。


4速から5速に変えるので当然ギアが1つ増えます。あと、スターターギアが純正に比べかなり歯数が多くなりクランクケース側面と干渉します。リューターを使って純正クランクケースの干渉箇所を加工してやります。


ミッションを組んだところです。

前回のモンキーは(10年前作ったモンキー)、88ccのボアアップキットを組んでました。
とても調子がよかったのですが、数千キロでクランクの大端部のベアリングが逝ってしまいました。
考えてみれば当然で、いくらカブ系のエンジンが丈夫って言っても50ccのクランクに90ccの排気量は耐えれるわけありません。
ってことで、今回は一応クランクシャフトも新品に交換しときます。中古のエンジンのクランクじゃどんな使い方してるか心配だし…。


ただ純正50ccのクランクをつけても面白くないんで、 「CD70」用のクランクシャフトをつけてみます。
このクランクシャフトは、モンキーのシャフトと完全に互換性があり取り付け関係とストロークはすべて一緒です。70ccなので大端部やシャフトの幅が50ccに比べ肉付きされており50ccを付けるよりかは耐久性が期待されます。


アキシャルシムです。クランクの横方向のガタを押さえるためのシム板です。
ばらす時クランクの横方向のガタが0.4mmありました。ちょっとガタが大きすぎるのでシムをベアリングの側面に入れてガタを抑えました。
一般的にあまりこのガタが多すぎるとクランクケースやクランクシャフトに過大な負荷がかかってしまいよくないです。0.1mm以下に抑えました。


L・R側のクランクケースを組みます。
ガスケットの残りカスをきれいにし油砥石で平面出しを行い、ボルトのトルク管理をしっかり行い確実に組んでやります。後から忘れ物があったらまた割るのめんどくさいですよ~w


武川 ビレットスーパーオイルポンプ」です。排気量をアップすることで発熱量が大きくなったエンジンに大量のオイルを循環させてよりいっそう冷却させてやろうって物です。同社では純正比1.8倍の吐出量をもったものが一般的だけど、今回のクラッチキットを付けるとこのタイプのオイルポンプが付けることができるのでこれを付けました。純正比3.0倍もの吐出量が得られるらしい。

次は…

武川 スペシャルクラッチキット」です。
このクラッチキットはクラッチディスクを1枚から5枚としクラッチ容量を大きくするだけでなく。クラッチの重量物を1次から2次へ移動しクランクシャフトへの負担を軽減する効果がある。

ボアアップすると1枚ディスクだと容量が足らないのは明らかなので交換は必要だけど、クランクシャフトへの負担が小さくなるのもうれしいパーツです。
ただし、「重たいクラッチ」と「重たいアウターローター」で釣り合いが取れてたクランクシャフトが片側軽くなって影響がないのかは(?)です…。


クラッチ取付け完了です。


アウターローター側の電装関係も取付け完了です。

これで、腰下の組付けが終わりました。
こうしてみると「武川」のパーツばっかりになってしまった…。
モンキーパーツの大手なんでしっかりしたものは作るけど値段が高い…。
クラッチを武川製にチョイスするとトランスミッションは武川製が必須。推奨オイルポンプは…。みたいな感じで芋づる式で武川製ばかりになった。

次は、腰上組みます。
腰上も武川製だけどね…w
Posted at 2013/09/11 19:57:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンキー | 趣味
2013年09月08日 イイね!

エンジンバラシ

エンジンバラシ先日からモンキーの製作を始めました。

前に言ったようにある今あるパーツは「フレーム」だけ…。

なので…。

このたび中古エンジンをヤフオクで入手しました。

モンキーは、35年間作り続けてきてさまざまなモデルチェンジを経て今日に至っています。

モンキーエンジンって、大きくは「6V時代」と「12V時代」に分かれていてここで大きくエンジンの部品が変わっています。
「6V時代」と「12V時代」では互換性のないパーツも多くあり注意しなければなりません。

たとえば、クランクシャフトなどは年代により、「Sタイプ」「Lタイプ」「Gタイプ」「Rタイプ」と様々あり、それぞれにに互換性はありません。

2008年からは、昨今の時代の流れからいよいよモンキーもキャブからFI化されました。
大きなモデルチェンジが行われています。

モンキーのカスタムパーツは種類は豊富なのですが、馬鹿にならない値段のパーツも多くあり慎重に選択しなければなりません。

ってことで今回手に入れたエンジンが、どんな素性のエンジンかわからないので全バラします。


今回入手したエンジンは「AB27E-10*****」なんで、12Vの3.1psのRクランクの「Z50JY-YC」と呼ばれるもので、2000年式ぐらいかな?クランクケースに刻印があるので少なくともクランクケースは2000年式です。

オークションの出品説明では、ライトボアアップ(シリンダ+ピストン交換のみでヘッドは純正)とありました。


まずは、ヘッド分解しました…。
って、ここで、大問題…。
ヘッドとシリンダの位置決めにスタッドボルトにノックピンを入れて位置決めを行うのだけど、2本あるうちの1本だけしか組んでない…。ヘッドとシリンダの位置決めできてないぞ~。これじゃ~。


案の定、ヘッドとシリンダ間にあるOリングがこんな感じ…。
オイル漏れもしてただろうに…。
シリンダとヘッドは今回は使わないので別にいいけど…。


気を取り直して。ヘッドです。
刻印が「EC-3」ってあります。このエンジンナンバーのヘッドかどうかはわかりませが、ホンダの純正ですね。
何かのエンジンヘッドの流用かも?
モンキーはカブ系のエンジンで、結構頑丈にできてます。
製造期間が長くて壊れないんで、かなりの台数が出回っています。
エンジンチューンの方法として、純正流用ってこともできちゃいます。
90ccの部品を50ccへ流用とか…。
なのでオークションで出回っているカスタムエンジンは、純粋な純正エンジンは少なく、腰下と腰上がバラバラなんてエンジンも少なくありません。


ついていたカムシャフトです。「武川」のカムが入っています。
カムの両方がベアリング支持なのでこのヘッドは12Vのヘッドですね。確か6Vは片方メタルだったような…。


シリンダ付近を分解しました。


ピストンです。

シリンダ内部に筋も見られ少しダメージを受けています。
これも使わないのでOK。
ボアを測定すると。純正39mmに対して50mmでした。モンキーのストロークが41.2mmなので…。81ccですね。

ってことで…。
このエンジンは、「排気量81cc」で「カム」も変更してあって「ヘッドは純正」なので、「シリンダー+ピストン+カムシャフト」がセットになっている。おそらく武川の「eステージ」の80ccってキットを組んでますね。

これで腰上の素性はわかりました。
次は腰下です…。腰下は専用工具が必要な箇所が多いです。
最初モンキーを弄ってたとき専用工具は買い揃えていたので腰下もばらすことができます。

純正クラッチは、クランクに直接ついています。
これが、排気量なんかをアップさせて出力を増大させると足かせになります。
クランクに直接重量物がついているのでクランクに負担がかかるんですよね。
最初のモンキーはこれでクランクが逝ってしまいました。

そのクラッチをばらします。
真ん中のボルトが硬いけどインパクトでやれば楽勝です(ここも専用工具が必要です)。
クラッチは、1枚しか入っていないので純正モノです。



アウターローターの中心ボルトもインパクトではずしてやりました。


アウターローターをはずすときも専用工具が必要です。
アウターローターはクランクシャフトのテーバーとキーで固定されていてこの工具がなくてはきれいには外れないでしょう…。
固定ナットもきれいで分解痕はないようです。


アウターローターをはずすと、点火用コイルが見えてきます。
そこらへんの部品をはずして…。



ここまでくれば、腰下割りができます。

割ったらミッションとかクランクとかが拝めます。
前のユーザーさんは多分腰下まではばらしてませんね。


結局この先はこのクランクケースだけが必要なんですw
後の部品はほとんどいりませんw


ほとんどが社外パーツで組上げますので…。
ガスケットをスクレーパーで除去し、油砥石で磨いて組上げに備えます。

次回から、エンジン組上げです。
Posted at 2013/09/08 18:53:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンキー | 趣味
2013年08月25日 イイね!

原点復帰! これからはじめます。

原点復帰! これからはじめます。最近めっきり機械いじりをしなくなりました。

なので…。

10年以上前にはまってた「ホンダ モンキー」を復活させて遊ぼうともくろんでます。

現在、バイクは手元に一台もありません。
今年の2月に知人に「KSR110」を売却。
長年持ってた「MotoGuzzi V11 LeMans」もわけあって売却してしまいました。

しばらく、バイクのない日々でしたが、何かいじり遊びたくなったので、再び「モンキー」を作っちゃいますw

最初に持っていた「モンキーVer.1.0」はこんなの。


ホント若いころに初めて「いじり」を覚えたバイクなので使った統一感もなく使ったパーツもちぐはぐ…。
でも、このバイクでエンジンのいろはをいろいろ覚ることができたので私にとっては「原点」です。
パーツの種類やメーカーは半端なく多いのでかなり楽しいです♪

写真の最初のモンキーは、バラバラにしてオークションなどで売りさばいて次のバイクの資金にしたので、結局残ったのは写真1枚目がすべて。汚い「フレーム」だけです。
なので、この汚いフレームからはじめますw

でも、フレームは残ってて車体番号も読み取れたので市役所でナンバーを取得してきました。
50ccじゃ乗るわけなくどうせボアアップするのでピンクナンバーにしてきました。

側近のいじり計画…

・エンジンはボアアップして100cc程度にする。多分「タケガワ」辺りのメーカーになると思う。
・ボアアップするので、クロスミッション化やクラッチの強化も行う。
・ブレーキを強化して、とにかくしっかり止まるバイクを作る。
・フロント周りは、NSR50系からの移植。


ざっくり、まだこのくらいしか考えてません…。

今、ヤフオクなどで、モンキーパーツを物色したり、パーツカタログ見ながらニヤニヤしてます…w
まずは、中古エンジンを入手しなくちゃ…。
Posted at 2013/08/25 20:44:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンキー | 趣味

プロフィール

「[整備] #N-ONE メッシュグリルにしてみる https://minkara.carview.co.jp/userid/1540421/car/3584390/8101874/note.aspx
何シテル?   02/01 13:30
satto.v11です。 機械を弄るのが大好きですw クルマ・バイク・パソコン多趣味な人間です。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

バンパー、グリル、ネット取り付け 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/02/06 06:05:02

愛車一覧

ホンダ N-ONE ホンダ N-ONE
N-ONE RSに乗り換えました。 通勤用として久しぶりの新車購入。 "通勤中も楽しく" ...
アウディ TT クーペ TT (アウディ TT クーペ)
メイン車です。 これは自分では弄りません。 全てディーラーにお任せw
ホンダ ゴールドウイング (GL1800) GL1800 (ホンダ ゴールドウイング (GL1800))
ホンダGold Wind Tour DCTに乗っています。 水平対向6気筒1800ccを ...
ホンダ モンキー ホンダ モンキー
モンキーを作りました。 10年前に所有していたモンキーフレームの残骸からナンバーを取得 ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation