satto.v11のブログ一覧

今回「自作　簡単なブースト計を作ってみた（仮）」で有機ELディスプレイである「WEH001602」を使ってみました。

使ったのはバックが「黒」。「青文字」のとても奇麗なディスプレイです。

16文字X２行で一般的なLCDキャラクタディスプレイと同じプログラムで動きます。

前に使ったことのある「SD1602」で作ったプログラムでほぼ手を加えること無く使用できました。
「ほぼ」って書いたのは少し初期化処理が多少違いました。付属のマニュアルを読みながら少し修正するとあっさり動作すると思います。

配線についても「SD1602」とほぼ同じ配線で表示できました。
ここでも「ほぼ」って書いたのは、「SD1602」は３番ピンのV0に抵抗をつけてバックライトの明るさを調整してましたが、有機ELディスプレイはバックライトが無いらしく「NC」となっており何も配線しなくてもいいらしいです。後は「SD1602」と同じです。


「キャラクタディスプレイ」は制約がいっぱいあって見た目は派手さもなくなんだか味気ないですが…
グラフィックLCDと比べて…
４ビットモードで動作させると配線は少ないので楽です。
あらかじめコード文字が登録されているのでプログラムが楽です。
ちょっとした表示をさせるならキャラクタディスプレイがイイです。

でも…自分で色々好きな画面を作るならグラフィックLCDの方がいいですけどね…。
写真はスクラムにつけてるグラフィックLCD版の「ブースト計」です。
ここまで画面を作り込むにはかなり量のプログラムの打ち込みと配線が多いのでハンダをする根気が必要です。でも、今回はキャラクタディスプレイなので慣れてしまえば簡単。



今回の「簡易ブースト計」は以下の写真のような表示をさせています。
「ブースト圧＝大気圧より大きい」とき…

圧力の量だけ右に「▶」の文字を表示させてグラフ表示させてます。

「ブースト圧＝大気圧より小さい」とき…

これも圧力の量だけ「◁」の文字を表示させてグラフ表示させています。

この手のディスプレイは「ユーザー文字」を登録することができます。
今回の表示の中では「圧」「▶」「◁」「｜」の４文字はプログラムの中で自分で作って表示させています。
登録文字はRAMにメモリさせるので電源が落ちると消えます。立上げ毎にプログラムで作製してやります。


恐らく仕様から見ると８文字登録できるものと思われます。
ペラペラの付属のコピーマニュアルでは読解は難しかったのですが、色々弄ってみて何とか意味が理解できました。
「▶」の表示は右のようなドットで文字を作りました。
登録の文字は0x00〜0x07までの８文字登録でき、１文字あたり５X８ドットの領域で文字を表現します。


ちょっと、登録方法はプログラムのマニアックな説明になりそうで「クルマのブログ〜みんカラ〜」にはふさわしくなさそうなので詳細は割愛しますw
簡単に言うとCGRAMの登録コマンドを送ってやって、ライン０からライン７まで順にデータを送って登録するイメージ（初期化でIncrementを指定した場合）。

今回は一番馴染みのあるマイコン「PIC16F88」を使ってプログラムしました。
せっかく、キレイなディスプレイを取付けたことですしもうチョットいいマイコンを使って機能を追加していつか作り直してみようと思います。