備忘録２

※画像はお借りしたものです。（当時の写真は銀塩カメラのため）

１９９２年の春、９１年式タイプ９６４カレラ2が納車となりました。在庫車両のため約¥8500,000と諸経費だったと思います。サンルーフとオプションカラーでした。

納車はかつてミツワ自動車のショールームが埼玉県の美女木にあり、自ら受け取りに行きました。993RSのときもそうでした。納車後に仮眠をとって、郷里のある西に向けて片道およそ1,000kmの慣らし運転の旅へと向かいました。最初の目的地はミツワ自動車の協力工場で国産車ディーラーとポルシェショールームが併存しておりました。そこで1回目のオイル交換を行いました。実家で一晩過ごしたのちに東京へともどりました。今では考えられない行動力ですね。

仕事をしながらも毎日毎日ポルシェの雑誌やらを読みあさり、暇さえあれば洗車・ワックスがけをしていました。ザイモールワックス高かったなぁ。当時はインターネットなんぞ普及しておりませんので、雑誌が情報源でしたね。

ノーマル状態はながく続かず、まずは触媒をアラブ仕様(ポルシェ純正品)に交換。そしてカップカーの中間パイプ、マフラー出口を社外品にしました。
雑誌で、今のサンライズブルーバード(昔は日の出タイヤだったかな？)でRUFの18インチホイール・タイヤセットの中古を見つけすぐさま購入。スペーサーやらかましてなんとか取り付けたものの、サスペンションをはじめノーマルの足廻りでは心もとなく、ついになんちゃってRS仕様に突き進んでしまいました。生活はお金がなくてアップアップでしたね。

ディーラーが戸田市、Yメカニックの工場が旧浦和市栄和なので週に何度も埼玉詣でしてました。

この素晴らしいオモチャのおかげで、夜な夜な首都高に通いつめているうちに現在でもおつき合いしている友人達とも知りあえました。営利関係のない趣味の友人達の大切さをヒシヒシと感じております。

後年、本物の９６４RSを入手できましたが「本物はやはり凄い！」の一言ですね。

たぶん続く‥‥。