1月14日にオートポリスへBRZで3回目の練習走行に行ってきました。
車の仕様変更はなく、タイヤも納車時から履いているDUNLOP DIREZZA ZIII 205/55R16ですが、恥ずかしながらフロントタイヤのショルダーが減ってしまったので、前後ローテーションしました。
前回の練習走行の反省点としては、
①上手に荷重移動できてない。
荷重移動にこだわっている自分としては、ターンインの際に減速Gが弱まってから横Gが発生してた事が多かったのが一番の反省点でした。
その原因としては、まだこの車でのスポーツ走行の経験が少なく、特に高速からのフルブレーキング時の制動距離の感覚、さらにパッドのフェードやタイヤのタレによる制動力の低下の現れ方などの経験値が低いのに結構目一杯ブレーキをかけたた為に、コーナー手前で減速し過ぎていた事が大きいと思います。
せっかく溜めたフロント荷重が抜けてからハンドルを切るという残念な状態になってました。
②各コーナーの進入スピード、ボトムスピードが低い。
フルブレーキングする事で精神的余裕がなくなり、コーナリングへの集中力が下がり、車速コントロール、荷重移動、ライン取りを含めたコーナリング全般のスムーズさや質が低下してました。
③立ち上がり重視の走りが出来ていなかった。
上記に加えて、コーナーに向かっていく際に、突っ込み重視の意識になっていて、コーナー全体のラインや車の姿勢(頭の向き)、コーナーの先に向けて加速していく意識なども低かったです。
④視線が近い。
以前から遠くを見る事を心掛けてきましたが、車載を見てくださった丸田師匠からまだ視線が近いと指摘を受けました。確かに動画を見ると視線が近い場面が多数見られました。
⑤第3セクターのブリッジ手前の右の60R-50Rの複合コーナーからブリッジ下までの走りの組み立てができてない。
60R-50Rの複合コーナー(一般に何と呼ばれてるのか知りませんが)とはこのコーナー↓の事です。
オートポリスは登り区間が難しく、タイムを出すには登り区間の攻略が大切だと言われていますが、その中でも特に難しいコーナーではないかと思います。
以下は私の理解なので、正確ではない部分があるかもしれませんが、
登り区間に入り、高速S字を過ぎて、このコーナーで減速しますが、ここのコーナーの出口から最終コーナーまで続く急勾配をどれだけたくさんアクセルを踏んで加速していけるかが大切になります。
しかし、このコーナーは奥が逆バンク気味に嫌らしく曲がり込んだ複合コーナーなので出口でアウトに膨らみやすいです。しかし、出口で膨らんでしまうと、次の左コーナーへ進入するラインが苦しくなってしまいます。
その為、コーナー進入時から、出口で踏んでいけるように走りの組み立てを考えながら入っていく必要があるのですが、複合コーナーの1個目の60Rに進入する際には奥の50Rが見えない為、組み立てが難しいコーナーです。
言葉だと分かりにくいと思うので、画像も用いて説明してみますね。
↓複合コーナー1個目の60Rへの進入です。進入時奥の50Rは見えません。
↓60Rの出口付近から奥の50Rの方向を見た画像です。60Rを曲がりながらRが小さくなり曲がり込んでいきます。
↓50Rのクリップから出口方向です。アウト側に、はらんでしまったブラックマークがいっぱい付いてますね。
50R出口から次の左コーナーです。勾配がきつく、コースが逆バンク気味に右左にうねっていていて、道幅がかなりせまく感じます
50R出口でアウトにはらむと、次の左コーナーへのアプローチが苦しくなり、左側の縁石に乗りがちですが、そうするとトラクションがしっかりかからないし、挙動も乱しやすくなります。
私もこのコーナーの走りの組み立てが出来てなく、視界に入らない先の先まで見据えて車導いていく意識が低かったです。
また丸田師匠から「60Rへの進入速度が低い。上り勾配での減速量を考慮して、もう少し高い車速で飛び込むように」とアドバイスを頂きました。
それらの反省を踏まえて、今回は
①ブレーキは少し手前から弱めにかけて、物理的にも精神的にも余裕を持たせ、進入速度を適正速度に合わせる事に意識を向ける事や、
②ブレーキのリリースとステアリングの切込みの連携に意識を向け、止めるブレーキから曲げるブレーキへの移行をスムーズに行う事、
③ブレーキング開始時からコーナーリング全体をイメージし、スムーズなラインを描きつつ、なるべく手前で車の向きを変えアクセルを踏んでいくような、立ち上がり重視の走りを行う事を意識するように心がけてみました。
④視線に関しても、今一度しっかり先を見る事を意識しました。
⑤第3セクターのブリッジ手前の右の60R-50Rの複合コーナーに関しては、登り勾配による減速も考慮して、今までよりも複合1個目の60Rへの進入速度を上げ、ブレーキを残しながら奥の50Rのクリップ手前までリアを飛ばすようなイメージで走り、50Rの出口に向けてしっかり車の向きを変えるとともに、50Rのクリップ手前でアクセルオンでリア加重を増やしてスライドを止め、しっかりトラクションをかけて加速しながら次の左コーナー、さらにその後に続くブリッジ下の狭い直線までしっかり加速していけるような走りの組み立てを意識するようにしました。(もっとハイグリップなタイヤであれば流す必要はないと思いますし、ZIIIでも流すと却って遅いかもしれませんが、あくまで練習での走りの組み立てとして、そういうイメージで練習してみようと思いました。)
さて当日です。
オートポリスに向かう高速道路で夜が明けてきました。
暁の風景は美しくて大好きです。
オートポリスに向かいながら、「前回、ブレーキングで溜めた前荷重が抜けてからターンインしてたので、ブレーキングで沈んだフロントがブレーキを緩めても浮き上がらないようにハンドル切って横Gでフロントを同じ高さに押さえ込むように走ったたら良いんじゃない?」と思いました。
そこでサーキット手前の峠道で試してみたら良い感じで頭が入ったので、オートポリスを走る時も同じようにやってみようと思いました。
この日のオートポリスは素晴らしい快晴で気温も低すぎず、とても良いコンディションでした。
1本目
計画どおり少し手前から弱めにブレーキをかけ、ターンインでのブレーキのリリースとステアの切り始めの連携を意識しました。
来る途中に思いついた、ブレーキングで沈んだフロントが浮き上がらないようにハンドル切って横Gでフロントを同じ位置に押さえ込む事も意識してみましたが、ハンドルを回すスピードが速くなってしまうように感じました。
この点については、まだ良く分らないので、これから考えてみようと思っています。
VIDEO
ブレーキングに余裕を持たせた事もあり、ターンインの荷重移動はこれまでより改善し、コーナリング全般がこれまでよりスムーズになったように感じました。
消耗度の大きかったフロントタイヤをリアにローテーションしリアタイヤのグリップが低かった事もあり、今回はオーバーステアが目立つ走りになりました。
今回はブレーキングが甘かったり、タイヤが消耗していたり、オーバーを出したりしたにもかかわらず、タイムは前回より少しアップしていました。
これはコーナリングスピードが少し上がった為ではないかと思います。
2本目
VIDEO
ベストは20秒991でした。
3本目
待ち時間が長かったので、その間にもう一度注意点を確認しました。
そして、走りながら、「先を見る、先を見る。立ち上がり重視」と声に出すようにしてみました。
VIDEO
3本目はタイヤのグリップが低下してタイムは21秒724と良くなかったですが、曲げるという点に関してはそんなに悪くなかったように思いました。
そんな感じで、少し慣れてきてターンインやドライビングの全般も少し改善が見られたのではないかと感じた練習走行でした。
ただ、後で車載を見直してみると、1コーナーや2ヘアのラインにしてもまだまだだなと思いますし、全般的にコーナリングスピードも遅いと思います。
あと、ロガーで車速を見てみると、やはり滑ってしまった時は車速が落ちる事が良く分りました。
走りもタイムもまだまだではありますが、発見や進歩もあったので良かったと思います。
これからも少しずつでも上達していけたらいいなと思います。
長文にお付き合いくださりありがとうございましたm(_ _)m
備忘録
1本目
外気温6~8℃位
空気圧
早朝冷間 2.0、走行前2.25から2.0へ
走行後
FL2.42 FR2.48
RL2.38 RR2.30
タイヤ温度
走行後
FL 41 41 38 FR 48 48 42
RL 30 38 42 RR 37 38 34
2本目
外気温8℃位
空気圧
走行30分前に調整
FR 2.07→1.90 FL 2.03→ 1.90
RL 2.02→ 2.00 RR 2.01→ 2.00
走行後
FR 2.31 FL 2.29
RL 2.35 RR 2.34
タイヤ温度
走行後
FR 46 51 45 FL 60 61 56
RL 40 47 51 RR 46 48 46
3本目
外気温 7℃位
空気圧
走行前
FR 1.7 FL 1.7
RL 1.8 RR 1.8
走行後
FL 2.21 FR 2.21
RL 2.21 RR 2.26
タイヤ温度
走行後
FL 50 52 52 FL 61 61 58
RL 40 50 47 RR 48 54 43