2014年11月30日
皆さま、こんばんは。
出張先の河北省から家に戻って以来、喉の調子が悪いです。
スーパー埃っぽい&乾燥した空気にやられたようです。
折角の週末ですが、テンション上がりません。
日本から持ってきた、イソジンうがい薬とトローチで癒やしています。
ネタの無い週末恒例になってきた靴紹介です。
今回のMy Collectionは、ジョンストン&マーフィーの内羽ストレートチップ 黒です。


多分2006年頃の購入。
このジョンマーもREAGALがライセンス生産した製品です。
余談ですが、今は大塚製靴がライセンス生産をしています。
全然買う気は無かったのですが、靴屋からセールのはがきが届いた為
店内を覗きに行くと、生産終了したモデルが安くなっていました。
黒の冠婚葬祭に使えるちゃんとしたの持ってなかったなと思い、衝動買いした靴です。
靴は、これを買うぞと決めて買うよりも、こうした偶然で出会いで買った靴の方が、気に入った靴が多い気がしています。
外観は、最もドレスコードの高い内羽ストレートチップ。
革はアニリンカーフ(注)で透き通る様なクリアな黒色。
ソールはダブルソールで、とてもしっかりしています。
厚いソールで、馴染むまで結構時間が掛かったけど
今はとても良い具合です。
先日、すり減ったソールの爪先部分を補修しました。
1足しかない黒の紐靴なので
会議の有る日や、関連会社への訪問、冠婚葬祭などに活躍しています。
(注)アニリンカーフとは、アニリン染料で仕上げが施されたカーフのことです。
この仕上げは皮が革になるための加工の最終段階でアニリン染料を使う仕上げを指します。原皮の銀面の模様を効果的に浮き出させ、透明に仕上げされるので、
原皮そのもののよし悪しがストレートに出るのが特徴です。
色落ちしやすいデリケートな染色だが 革がへたりにくいという特徴があります.。
Posted at 2014/11/30 21:04:07 | |
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靴 | 趣味
2014年11月23日
タイトルとは関係有りませんが、今日のPM2.5は特別酷かった。
写真は朝の11時頃の空の様子です。
太陽を完全に遮って、霧のように霞んでいます。
濃度が350㎍/㎥もありましたので、外に出る気も起こらず、自宅に籠もっていました。
昨日、約1ヶ月ぶりにバドミントンの練習をして、筋肉痛で動けなかったとも言いますが…
そんな訳で、また靴の記事でもアップしておきます。
今回のMy Collectionは、REGALのパターンオーダーです。
2007年頃購入
REGAL製造のライセンス生産の靴は何足か持っていても
REGALブランドの靴は持っていなかったので買ってみました。
パターンオーダーで出来ることは
靴のデザイン
with(足幅)
革の種類
トゥの形
靴底の種類
踵の種類
内装の色
これだけを組み合わせて、オリジナルの1足をオーダー出来ます。
自分は、贅沢にも雨降り用に1足オーダーしてみました。
デザインはフルブローグを選択
元々、フルブローグのデザインは唯の飾りでは無く
靴に付いた雨を切る効果を狙って作られたのデザインなのだそうです。
靴底は、水に強く滑りにくいダイナイトソールを選択
革は濡れても比較的大丈夫かな?でも、自然な風合いは残したいと
タンニンなめしカーフを選択。
内装は、赤や紫も悩みましたが、無難に黒にしました。
足に併せて木型も選んでいるため
履き心地も、かなり気に入って、雨だけではもったいないと
晴れにも時々履いていくヘビーローテーションな1足になりました。
Posted at 2014/11/23 22:06:15 | |
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靴 | 趣味
2014年11月16日
先週の水槽地獄絵図から1週間。
その後は、新たな事件も起きなくなり、平和でネタ切れな日常が戻ってきました。
そんな訳で、また靴の記事でも暇つぶしにアップさせて頂きます。
今回ご紹介させて頂く靴は、Scotch Grainのオデッサ ダブルモンクストラップです。
2006年購入です。
Scotch Grainはヒロカワ製靴の作る革靴。
「日本人の足に合う木型を使い、グッドイヤーウェルト製法を採用して履き心地にこだわる。」をポリシーに掲げる、東京・墨田で一貫生産されるブランドです。
以前から良い革を使って、コスパの良い靴を作っていると定評があったので、是非1足試して見たくて購入しました。
靴を買うと、もれなくシューツリーが付いてくる事も、自社の靴を大切に履いて貰いたいとの気持ちの伝わる、良心的なメーカーだと思います。
革は、国産のボックスカーフを使用しています。
非常に木目が細かくデリケートそうな見た目と柔らかさです。
絶対に濡らさないでと、注意書きされていたのが、良く理解出来ます。
そして、形はダブルモンクストラップ。
モンクストラップとは、その昔に欧州の僧侶が好んで履いたモデルにルーツを持つ、紐の無い靴の中では、比較的ドレスコード高めのモデルです。
そして、ダブルモンクは、かのウインザー公が発案し、John Lobb(注)に発注したことに由来するデザインです。
フォルム全体から醸し出されるデザインの美しさが最大の魅力の靴で、長く伸びるトゥを強調するデザインがシャープな印象にしてくれます。
この靴は、My Collectionの中では、数少ない貴重な黒靴です。
茶色が好きで、どうも茶靴ばかり買いがちですが、この靴は、キリッと引き締まった黒がいいと思いました。
ダブルモンクはスーツのみならず、キレイめカジュアルにもジーンズにも合わせる事が出来ますので、非常に用途が広い靴と言えます。
それから、冠婚葬祭でメダリオンの付いた靴を履くわけには行かないですが、この黒のダブルモンクなら、バックル部分はズボンの裾に隠れて、見た目はストレートチップにしか見えないので大丈夫。
お葬式では不謹慎ですが、結婚式なら、チラ見せのバックルがアクセントとなり、お洒落度も増すので、自己満足出来るのでは無いでしょうか?
(実際、冠婚葬祭に履いていったことは一度も有りませんが…)
ただし、脱ぎ履きにはベルトの脱着が必要で、スリッポンの様に簡単に脱いだり、履いたりは出来ません。
靴紐は無いのですが、お手軽な、餃子靴では無いでのす。
このメーカー、「モルトドレッシング」と言う、スコッチウイスキーを染みこませたクロスで磨き上げるお手入れ方法をメーカーサイトで紹介しています。
ベルルッティのシャンパン漬けたクロスで磨くのに似ていますが、カッコ良いので、下戸のくせにウイスキー買って、磨いた事があります。
一人悦に入りニヤついていました。
(注)
ジョン・ロブ(John Lobb)はイギリスの靴の製造、小売を行う企業であり、同社のブランドである。ロンドンの本店のほか、パリに支店を持つ。エルメスと資本提携をおこなっている。英国王室御用達のブランドのひとつ。主に男性用の革靴を扱うが、女性用の靴も取り扱う。革、生産技術などにおいて徹底したこだわりを持ち、高級な靴として有名である。
Posted at 2014/11/16 20:40:25 | |
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