【備忘録】バッテリー端子の外し方、取り付け後の注意点

バッテリー脱着時の注意点を覚え書きしておきます。

1.ボンネットを開ける。
2.イグニションスイッチをON位置にする。
3.運転席ドアを開けた状態でイグニションスイッチをOFF位置にする。
4.車外に出て運転席ドアを閉める。
5.3分以上待機する。（オートACC機能があるのでACCがOFFになるまで待つ）
6.12Vバッテリ端子を取り外す。

※バッテリ端子を外すと、ラジオ及び各C/U 等で記憶されているメモリが消えるものがある。

バッテリ端子取り外し時に必要な作業１
【バックビューモニタ＆アラウンドビューモニタ】
予想進路線の中立位置補正

・ステアリングホイールを左右にフル操舵する
・30km/h以上で100m以上直進走行する

バッテリ端子取り外し時に必要な作業２
【パワーウインド】
1.ドアを閉める。
2.イグニションスイッチをONにする。
3.パワーウインドウメインスイッチを操作して運転席ドアガラスを全開状態にする。（既に運転席ドアガラスが全開状態のときこの作業は不要）
4.パワーウインドウメインスイッチをオートUP作動位置まで引き上げ続け、運転席ドアガラスが全閉位置で停止した後もスイッチを3秒以上引き上げ続ける。

バッテリ端子取り外し時に必要な作業３
【バッテリセンサ初期化】
※バッテリーセンサー未初期化状態ではアイドリングストップシステムは作動しない。

1.イグニションスイッチをOFFにする。
2.フードを閉めてドアロックし、15分間放置する。
終了

バッテリ端子取り外し時に必要な作業４
【電動スライドドア】
※スライドドアが全閉状態以外のときにバッテリマイナス端子を取り外した場合、またはオートスライドドアコントロールユニットのコネクタを外した場合、再度正常に作動させるためには下記の手順が必要である。

1.スライドドアを手動で全閉状態にする。
2.電動スライドドアスイッチ、又はワンタッチスイッチを操作し、オート開機能を作動させる。
3.スライドドア全開位置にて停止後、電動スライドドアスイッチ、又はワンタッチスイッチを操作し、オート閉機能を作動させる。
4.作動中の異音、又は誤作動の有無を確認する。
5.車外ブザーの作動を確認する。

バッテリ端子取り外し時に必要な作業５
【タイヤアングルガイド】
1.エンジンを始動する。
2.停車状態でハンドルを右に一杯に操舵し、その後左に一杯操作する。
3.正常に作動することを確認する。正常に作動しない時は再度同じ手順を繰り返す。

おまけ
【エンジン関連で必要な学習】

アクセルペダル全閉位置学習：
エンジンECU、アクセルペダルハーネス切り離し時

学習手順
1.アクセルレーターペダルが全閉位置であることを確認する。
2.イグニションスイッチをONにして、2秒間以上待つ。
3.イグニションスイッチをOFFにして、10秒間以上待つ。
4.ステップ2と3を3回繰り返す。

終了

スロットル全閉位置学習：
エンジンECU、電子制御スロットルハーネス切り離し時

学習手順
1.エンジンを始動する。（冷却水温が25℃以下の状態）
2.エンジンを冷却水温が65℃以上になるまで暖機する。
3.イグニションスイッチをOFFにし、10秒間以上待つ。
この間にスロットルが10秒以上動くかどうか、作動音を聴いて確認する。

終了