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イイね!
2020年12月19日

慣らし運転の経過(ギアオイルについての考察)


タイヤは買ってあるのにタイヤ交換シーズンにより
お店の都合がパッツパツで来週の金曜までノーマルタイヤの僕です。

遠出したいのですが路面温度が下がり過ぎて楽しく走れませんし、ノーマルタイヤで降雪地域に行くほどアホでもありません。チェーン履けばいいんだけど、新車・・・それもGRヤリスみたいなフェンダーの張り出した車で、チェーン履きたくありませんからねぇ・・・。

相も変わらず、今日も写真の類はありません。


山梨というか甲府市に降雪はしていませんが、路面温度が普通に氷点下付近になってたりして、うかつに早朝のワインディングを走ろうものなら滑り始める兆候が出てきました。NCロードスターでも走れない事はありませんが、GRヤリスだと軽量なAWDなので色んな意味で楽ですね。最近の車にしては電制が思った以上に気にならないのが良かったポイントでしょう。

そんな前置きから始まる今日の議題は、先日交換したギアオイルによる変化です。前提条件として慣らし運転中なので、高速を使わない3500rpm制限にてノーマルモードとスポーツモードを使用します。また、走行中は基本的にエンジンの回転数を2000rpm以下には落とさず、2200~2500rpm近辺で走行します。



ギアオイル関係を全てA.S.HのPSE 75W-90(GL-6)に変更しましたが、今日の昼頃まで燃費がかなり悪化していました。具体的には11.5~12.5km/L程を示していた燃費計が推定で8.5~9.5km/L付近に下がりました。トランスミッションのオイルで抵抗が増えれば多少は影響もあるだろうけれど、エンジンオイルでもないのにここまで顕著に燃費悪化するもんかね・・・?と疑問に感じて居ました。


そうは言ってもオイル粘度自体は75W-90なので、トヨタ純正のLV(API GL-4 / SAE75W)と比較しても低温時の粘度は変わりません。つまり、始動直後から暫くは変わらず、高温時は純正側が不明ですが...他のトヨタ純正ギアオイル関係が75W-85である事から、トランスミッション・フロントデフ共有のオイルでリアデフと異なる粘度のオイルを使用するとは思えません。

恐らくは75W-85付近で通しにしているはずです。それから推測すると交換したA.S.H.オイルは75W-90なので、トランスミッション・フロントデフ側がやや硬くなったのかもしれません。理屈で言えば抵抗が増えた分だけ燃費が悪化したんだろうと言う話ですね。


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取扱説明書に記載が無かったのですが、ITCCに使用するオイルは何を使っているんでしょう...購入したトヨタカローラに問い合わせましたが『交換するのはトランスミッション・フロントデフが共通で2L、センターデフ(カップリングの部分と言っていたのでITCC?)が0.5L、リアデフが0.5Lの3点で4Lあれば確実に足ります』との事でした。


(; ・`д・´)・・・本当に?


ちなみにフロントのトランスファーは0.5L以上は入ったと思います。0.7Lぐらい??この手のオイルは溢れさせるので正確な量は不明ですが・・・。量はともかく流石にディーラーの担当さんがセンターデフ(ITCC??)とトランスファーを間違えるとは思えないのですが、色々と引っ掛かるのところがあるので、来週の1ヶ月点検の際にサービスマンの方に交換場所を教えてもらう事になりました。


いつものお店でピット作業中に社長と一緒に交換時にドレンはどこだと探し回ったのですが、トランスミッション、フロントのトランスファー、リアデフしか抜ける箇所が見つからず、ITCCのオイル交換の仕方が分からなかったんですよね。互いに時間が無くて焦ってたので見落としかもしれませんが・・・それが上記の話に繋がってきて、ディーラーに問い合わせてみますって話をしてその時は終わったんですけれど。


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雑談で逸れました(汗
燃費関係の話に戻します。

ところが、ギアオイル類を一式交換してから200kmほど走行すると、(今日の話ですが)急に燃費計の動き方がオイル交換前と同じような値を示すようになりました。それから追加で50kmほど走行しましたが燃費計は約11.5km/L付近・・・高速の類を使っていなかったのと渋滞に巻き込まれたことを考慮すれば、ほとんど交換前と同水準かやや下がったかな?ぐらいです。上記でも触れましたが、駆動関係のオイルを変えた事で抵抗が増えて燃費が悪化したのなら燃費が元付近に戻るのもおかしい話です。原因について考えてみました。


GRヤリスのAWD制御は、ITCCカップリングの締結力を変化させる事でリア側への駆動配分を変化させています。その締結力を変化させる指示を出しているのはECUとは別のAWD制御用コンピューターが鍵を握っていると聞いています。

カップリングの締結力はITCC内にある電磁クラッチによるプレート同士の摩擦によって決まると読んだ記憶があるので、ITCC内のオイルであればAWD制御にも関わってくる部分で話も分かります。しかし燃費には関係ないように思います。第一、今回はITCCについては油脂類の交換をしていませんしね。


ですが、RCに装着可能な等速トランスファーを組んだ訳ではないので、例え前後のオイル粘度が異なっていたとしても、ITCCでその程度の差分については無視出来る筈です。

想像の話ですが、前後のオイル粘度を通しにして揃えた場合、ITCCの締結力が僅かに変化してしまい・・・AWD制御時の指示と実際の回転数に齟齬が発生→ECU⇔AWD制御側での学習が始まっていた。条件のトリガーは分かりませんが学習が終わった為、オイル交換前と同水準の燃調に戻ったのかな?と考えました。


取扱説明書を読みなおしてみたら、トランスミッション・フロントデフに使用するギアオイルにはトヨタ純正LVを使用してくださいと記載があり、『アイドリング音、シフトレバーの操作感や燃費が影響を受けることがあります。』と記載がありました。(^_^;)

取説には『次のいずれかをご使用ください。』
・ “トヨタ純正マニュアルトランスミッションギヤオイルLV 75W”
・ API GL-4 SAE 75Wの規格に適合する他のオイル

・・・って書いてあったので、そこまでしか読んでませんでしたね。

それにしても何故、アイドリング音?ギアオイルでしょう??

アイドリング音の理由は分かりませんし、興味もないので構いませんが・・・シフトレバーの操作性については遥かに良くなったので問題無し。燃費に関しては、理屈は分かるけどここまで燃費が変化した車も初めてだったよ。

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Posted at 2020/12/19 20:05:00

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