2021年09月13日
自作PCとハイエンド(笑)
本日のネタはPCネタなので分からない人はスルーでOKです(汗
僕の完全水冷にして使ってたメイン機のM/B(マザーボード、メインボード色々書き方があります)が壊れて、部品取り寄せ中なのですが半導体不足が影響してんのかいつになっても納期の連絡がありません。ASUSなら在庫あるよーとは言われましたが、ASUSのM/B購入当初から不具合多過ぎ交換対応3回後の3年後に壊れたんで二度と買わんと誓ったんですわ。ハズレを立て続けに引いたとしても信用を失うには十分過ぎるんですよね。
■ M/Bと電源の話
やっぱりM/BはGIGABYTEとMSI・・・買ったこと無いけれどASRockが安心なんでしょうかねぇ・・・。M/Bって電池交換したことはあるけれど壊れた事無いんですよね。今までの自作してきたM/Bで壊れたの唯一ASUSだけなんですよね。4大メーカーなんて言われているけれど、見栄え重視より中身のほうが重要ですからね。
ASRockはASUSの子会社でしたけど、品質重視と独立してからはASUSと別路線を進んで2021年になってからは元親会社を食いましたし。水冷PCは相性問題を考えてVGAからM/Bなど統一出来る部分は同じ会社(ASUS)で揃えたばかりに大惨事という結果でした。ROGだとかTUF GAMINGなんて名前の癖に大したことはないのでしょう・・・品質にムラがあるのはいけません。ゲーマー向け、ヘビーユーザー向けとは到底言えません。違うと言うのであれば僕のような不具合が出る基盤を流出させないことですな。
電源は使用していた安定のCORSAIRなので使いまわし。自作界隈だと品質とコスパの関係で玄人志向とかFPS電源を使う人が結構多いんですが、僕は絶対にCORSAIRかSEASONIC以外は選びません。電源に何を求めるか。故障せず、安定していることです。LEDで光ったり格好良さなんて一切必要ありません。
電源は壊れたら買いなおせば良いと言う人が多いですが、電源と言うのは当然ですがパワーソースです。これが故障するというリスクには、電気が供給されなくなるだけなら良いですが飛び火して他のパーツ類が壊れることも珍しくありません。
コスパの良い電源というのは、その辺りの故障対策が最低限守られていて安い価格で売られているからこそコスパが良いと言われています。僕が態々高いCORSAIRやSEASONICを使い続けている理由は基本的に壊れることが無く、保障期間が5-7年(僕が使ってるHX1200に関しては保障10年です)と長く、それだけ故障しない自信がある訳です。たかが電源に・・・と仰る方も居ますが、これ以上無いだろうというほどにしっかりと基盤類にお金がかけられているから値段も高いし高品質な訳です。
僕がPCを組むときには電気的に多少のロスがあったとしても電源容量と消費量について、常に50-65 %で使用することが多く余裕を持たせます。理由は負荷をかけないことが長持ちの秘訣(最低限のメンテナンスなどが前提ですが)だからです。そもそも大容量の電源(850-1200Wクラス)の基礎設計は80%前後の負荷で想定されているので、負荷が低ければ回路に対するダメージはより抑えられます。
3-5年で組みなおす or 買いなおす想定ならコスパの良い電源でも良いと思いますが、電源を使いまわせるのであれば結果的に高品質な電源を1個買った方が安定して長く使えるので安上がりだったりします。
M/Bを新型に交換するならソケットも変わるので新しいCPU逝っちゃいますかとIntel i9 10980XEと大奮発。
■ CPUの話
AMDのRYZENはまだまだ様子見。不具合の類も出なくなってきたと聞きますし、現時点で本当の最先端を狙うならAMDしか選択肢はありませんが・・・。もう5~6年以上経過してIntelと競り合ってる or AMDに軍配が上がっていたら次はAMDかなって感じです。 AMDだと現状のIntel系では使えないPCIe gen4とか高速RAMとか色んなメリットが本当に多いです。(ただし普及していないという事には不具合とかの裏返しでもあります)
ついでにながら作業が増えてきてるのでメモリも多めに積んどきましょう(ロードテストの類から目を逸らす)VGAは3080Ti・・・ゲーム類だけだったら明らかな過剰スペックなんですが、CAD含めて開発環境は過剰気味の方が色々と楽なので・・・。(CAD用のVGAを積むとは言ってない)
■ VGAの話
3090を選ばない理由は割りとたくさんありますが、将来を見据えても24GBのビデオメモリというスペックを購入する意味を見出せないので。次に3080Ti自体が3090になれなかったロットっぽいので、12GB版の3090と捉えることも出来ます。
12GBと24GBだったら24GBのほうが良いんじゃ?って思う方はいらっしゃると思いますが、そもそも現状のソフトウェアに使用されるメモリはどれだけハイエンドなスペックが要求されるゲームの最高設定でも10GB以下です。せいぜい12GB以下ってところですね。これ以上のVRAMは意味を成しません。少し昔のVGAをSLIやCFにするって方法もありますが、これは下策中の下策です。殆どのゲームやソフトウェアはSLIやCFに対応していません。ベンチマークの類には反映されますが。
良く動画サイトなどでベンチマーク回してスコアガーとか最強!とか言ってる人が多いですが、ベンチマークのスコアなんてゲームに対して優位性殆どありませんからね?APEXとかFFとかやりたい人が多いから良く比較に上げられているんだと思いますが、APEX自体は低スペックでも動くようなFPSなので高性能なVGAが必要じゃありません。割と紹介動画とか見てると何言ってんだこいつって内容が多いです。(自分以外を弱体化させ雑魚を量産するためにこんな紹介の仕方をしてるとかだったら笑いますが)
綺麗な4Kの大画面でやりたいとかってのは良いと思いますが、ゲームの試合に勝ちたいからって理由で入れるのであれば大画面も4Kも邪魔以外の何者でもありません。むしろ高FPS(こっちのFPSはフレームレートの方)モニターで、18-22inch程度のディスプレイがベストチョイスです。
そんなVGAに金掛けるよりもCORSAIRやG.SKILLなどの16-32GBメモリとか、WDなど大手有名メーカーのM.2 SSDを購入したほうが遥かにコスパが良いです。
SSDは割りと初期※から移行した自負がありますが、本当に笑うぐらい安くなりましたねー。M.2が一般化したのもありそうですがSSDの1TBとか2TBが10万以下になってて笑いました・・・。5~6年前ですがメインPCに組んでたPCIe NVMe 3.0 x4とか500GBで6万ぐらいしたんですが、2~4倍の容量で同じ値段ですか・・・。高校生ぐらいだったかな?普及し始めた頃のめっちゃでかいUSBメモリ16GBを1万円で買った時のことを思い出します・・・。
※この頃のSSDは50GBで数万とかRAID0の500GBで20万超えてた時代です
■ 冷却系の話
取り合えず完全水冷は液量さえ確保出来ればOCした爆熱CPU+SLIでも冷却性能が最高過ぎた※のですが、M/Bが逝ったときにあまりにも面倒なので次は空冷の完成系を目指そうかなと思っています。
※室温25-27度 1070SLIの高負荷時で4時間以上でCPU温度70度(水温35-38度)を超えませんでした。ハイエンド空冷で清音性を無視しても高負荷で回し続けて85度ぐらいなので恐ろしく優秀でした。
空冷だとVGAコア冷やせんのでそこは従来通りになりますが。VGAの殻割りを2枚やっといて何言ってんだこいつって感じですが、心臓に良くないことは二度とやりたくないので次に水冷化するとしてもVGAはそのままだろうな・・・。
CPUクーラーはNOCTUAを考えていたんですが、最近になってDeepCoolからオバケみたいなCPUクーラーが出ていました・・・NH-D15より冷えるとか頭おかしいレベル。恐らく清音性とは無縁な感じがしますが、空冷を極めるのであれば埃対策も完璧にしましょう。・・・と言うことでポチりましたHEPAフィルターユニット。体積と風量と諸々計算して陽圧の気流水平型のPC専用クリーンブース作りましょうね(ぉ
こんなことやってるからHENTAIだの言われるんでしょうねHAHAHA
僕自身の個人的な拘りですが、CPUクーラーに簡易水冷だけは絶対に選びません。 Intel i5クラスとかなら選んでも良いと思いますが、i7クラス以上では用途によっては冷却性能が追いつきません。簡易水冷とはあくまでも簡易であって、液量も足りなければラジエーターサイズも圧倒的に足りません。どんなに良いCPUを買おうとどんなに高価なM/Bを選ぼうと、冷却能力でボトムネックになっては意味がないからです。簡易水冷に1万出すぐらいなら、空冷の6000円前後ぐらいの方が安くて安定して冷えますよ。
水冷は静かって言う人がいますが、殆どは嘘です。簡易水冷はポンプの音もあれば、一定以上の水温になるとファンをぶん回す必要があるので、空冷と音は変わらないどころかポンプの音が加わるだけ五月蝿いんですよね。静かなのは本格的な完全水冷クラスに清音設計のPCケースを使わないと静かにはなりません。
うちの水冷PCはFractal Design社のDefine R5を使い、500mlリザーバーに360mm大容量ラジエーターに120mmファン×3、240mmラジエーターに120mmファン×2とかやってました。熱電対で水温取って、一定以上でファンが回る感じですね。かなり清音性の高いPCケースなので、ここまでやるとポンプの音ぐらいしかありません。ファンが回り始めても冷却性が高いのでエアコンの音のほうが大きく殆ど気になりませんでした。
メンテナンス自体もファン自体が殆ど回らないレベルなので埃も溜まり難く、ほぼメンテフリーです。(僕の部屋自体が毎日ルンバがお掃除&空気清浄機で殆ど埃が無い状態をキープしてるってのも理由のひとつですが)冷却水自体も2~3年に1回交換して計2回ほど交換しましたが、新品時と殆ど変わっていなかったので・・・5年ぐらいいけたのかな?とも思います。冷却水の劣化が見受けられなかったのは水温が40度を超えることが稀だったからでしょう。CPUやVGAコアからの恐ろしいほど熱が出ていますが、大容量の冷却水と冷やしきるラジエーターがあってこそ成し得たものだと思います。OCしてたので正直どのぐらいで水温が安定してくれるか不安でしたが・・・自画自賛ですが計算通りでした。
結構スペックの高いPCを静かな水冷で組みたかったらこのレベルまで必要ですよって話です。取り合えずで適当に組んでも、冷えないし静かにもなりません。
取り合えず14年前に組んだサブ機を手直し→部品揃うまでのその場繋ぎかな。サブ機のスペックだとCADとか動かせんので諸々止まったまま・・・。そんなこんなで部品が揃わないとなんとも出来ないのでPCの復旧は9月中ぐらいまで掛かりそうかな・・・?旅の写真データは吸い出してあるけれど、一眼レフのほうはサブ機だと重すぎるので新PCが組めてからになりそうですね。
これは持論ですがPCのハイエンドと言うのはロマンでしかありません。実用性はあまりなく、ミドルエンドクラス~ハイクラスを4-5年使って使えるパーツ等は流用するのが一番安上がりです。
今回僕が組もうとしてるCPU(i9 10980XE)は一時期ハイエンドに分類されており現在も割りと高価なCPUですが、ベンチマークスコアなどに踊らされずに実用性を考えていくと5年後以降を考慮に入れても問題のない安定した性能・品質のCPUだと思っています。売り切れ続出で転売されまくっていた頃に比べれば普通に手に入るようになりましたしね。
割とベンチマークスコアなどでAMD RYZENに対してi9 10980XEはぼろくそに言われていることが多い訳ですが、AMD RYZENを使いこなしているユーザーって何%居るんでしょうね??ゲームのベンチマークスコアのためにThreadripper入れてる人とか居ますけど・・・。数年で普及して陳腐化するCPUに対して性能に対する将来性と買いなおすことを考慮すると、お勧めしてる人って本気で言ってるのか割と疑問です。
・・・とは言っても、Intelも本当であればもう少しで発売されるであろう第12世代Core「Alder Lake」と第13世代「Raptor Lake」を待つのが正解だと思いますが、その前にM/Bが逝ってしまったので・・・。
まぁ、Alder LakeやRaptor Lakeが販売された場合、ソケットが変わるのでM/Bは各メーカーが同時に出してくると思いますがCPUクーラーなどは暫く様子見が必要でしょう。最新のものが常に最適解である訳ではありませんからね。
ブログ一覧 |
PCネタ | 日記
Posted at
2021/09/13 23:27:44
今、あなたにおすすめ