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2021年04月03日 イイね!

GRヤリスのエアロ類②

GRヤリスもエアロパーツが色んな会社から発表されてきました。
久々のblogはエアロパーツについて考察したいと思います。

エアロパーツって賛否両論ですよね。

例えば・・・

エアロパーツなんて重量増なだけで効果なんてない。市販品のエアロパーツにダウンフォースなんてブラシーボ。ただのドレスアップ目的だ。例え効果があったとしても高速道路やサーキットレベルじゃないと無意味だ。


僕自身、エアロパーツは決してブラシーボではなく非常に効果の高いものと認識していますが、上記みたいな事を決して少なくない人達に言われてきました。そういった人達は殆どが純正至上主義の方です。


いやまぁ、確かにドレスアップ目的のエアロパーツというのも多いんですよ。でも、だからといって、市販の全てがドレスアップ目的な訳有りません。


僕のNCロードスターにOdula(Over Drive)のカーボンGTウイング(ガーニーフラップ付き))やフロントカナードを使用していましたが、このGTウイングやカナードに関しても割とぼろくそに言う人は一定数居ました。GTウイングやフロントのカナード翼に関しては実際に装着してみると驚くほどに効果があり、街乗りレベルでも操作性が変化するレベルです。

これがサーキットなど競技レベルの話となると、効き過ぎて前後のバランスが取れなくなるといった事が出てくるレベルな訳ですが(実際にリア側のダウンフォースが強すぎてセッティングを考えないとアンダーが物凄く強くなり、足回りのセッティングではどうにも出来ずにフロントのカナードを追加する事になりました)、それらの人達に言わせると『レーシングドライバーでもないのに違いなんて分かる訳が無い』という話のようです。


ただのサンデーレーサー(笑)の僕レベルで信憑性も何もあったもんじゃありませんが、それでも分かる内容をブラシーボと言われたら実際に乗って比較してみればいいじゃないと思う訳です。


経験則ですがNCロードスターに限らず、ロードスター純正状態に適当なGTウイングだけを取り付けた場合、限定的なシチュエーションで安定するのは確かですが全体的には乗り難くなりました。

走るコースレイアウト次第になる訳ですが、僕のように効き量に対してのバランスを考えずに適当に付けると乗り難くなってしまうからです。今回の記事では僕のNCロードスターを例にしていきます。


当時走りに言っていたスポーツランド山梨・FSW・FSW(ショート)・本庄という枠組みだとミニサーキットの割合が多く、ガーニーフラップ付きのGTウイングでは効果が大き過ぎてウイングのセッティングはほぼ水平に近い一番効果が弱い設定にしてちょうど良いぐらいでした。


FSWのホームストレートのような速度域でもエアロパーツを付ければ最高速が落ちていったのは確かです。これはエンジン出力に対して、走行中に発生するダウンフォースが抵抗となってしまうためです。当たり前ですが走行中の空気抵抗が少ない方が最高速は伸びます。バイクの最高速チャレンジなんかでタイヤすら覆ってしまうカウルを付けるのも同じ理由です。

エアロパーツの役割というのは乱暴に分類すると、走行中の姿勢を安定させるためのもの最高速を落とさないためのものの2つでしょうか。それぞれ色々なアプローチがあります。

リアスポイラーで巻き込む空気をボディから遠ざけてドラッグを減らす。リアバンパーやタイヤハウスに発生した空気だまりを抜いてパラシュート効果を減らす。サイドスカートの類でボディ下部からの空気の流れを遮断する事で整流する。アンダーパネルを装着することで負圧調整や空気だまりを減らす・・・など、ドラッグを減らすだけでも書ききれないぐらい様々なアプローチがありますね。

一番良く分かりやすいのはやはりGTウイングやフロントカナードの類でしょうか。良く見る『改造車』!って感じですよね。これらのパーツは走行中・・・主にコーナーリングで姿勢を安定させるためのパーツですね。

例えばシケインなどコーナリング中の速度は下手すれば一般道レベルの速度まで落ちてしまいます。ジムカーナなどでもコースレイアウト次第ですが80km/h前後になる事はそれなりにありますし、エアロパーツというのは想像以上に効果を発揮している事が多いものです。



・・・さて、そうした内容を加味した上でGRヤリスのエアロパーツについて考えていこうと思います。(前置きが長過ぎ定期)

現時点でGRヤリスのエアロパーツを販売 or 発表しているのは下記の会社です。
GRパーツ(TRD)
PANDEM
Kansai サービス
HKS
TOM'S
Varis
ガレージベリー
LEMS

※ 他にもあるかもしれません

少し前にTOM'Sのエアロが発表されたときに少し書きましたが、個人的にはPANDEMを装着する予定はありません。僕にとっての日常性が無さ過ぎる為です。これと同様にガレージベリーさんのエアロもちょっと無いかなと思っています。この2社の場合は僕が購入したTE37 SAGA S-plus 18inch/9.5J/+45を使うにはPABDEMもガレージベリーもフェンダーに対して引っ込み過ぎてしまうからです。(うろ覚えですがPANDEM同様に10Jとかマイナスインセットレベルのホイール前提のエアロです)

そうするとKansai / HKS / TOMS'S / Varis / LEMSが残る訳です。

予め書いておきますがメーカー批判をする訳ではありません。
僕が欲しいと思っている内容に対する個人的な意見です。

見た目に関しては人それぞれですからね。


・LEMS

LEMSは素材がドライカーボンというだけで純正エアロ(GR)に比べてもあまりに装着する意味を見出せません。装着するとしてもフロント・・・フロントのダウンフォースがこれだけで満足するほどに向上するとは思えません。機能面だけをピックアップした場合、他社の製品を見てしまうとLEMSさんのエアロは純正の造形を崩したくない人のドレスアップ目的に近い製品に思えます。


・Kansaiサービス

同様にKansaiのエアロに関しても現物確認していませんが、フロントのカナードを両面テープ固定でも可としている時点で効果はそこまで高く無いのかなと思います。狙いとしてはHKSのようにフロントダウンフォースの確保とタイヤハウスの空気を抜くためのように見えますが・・・。(もちろんボディ加工によってボルト止めも出来るようになっています)ただし、フロントリップ形状や説明欄などを見るとドレスアップ目的が主になっているように見えてしまいます。

これは、リアゲートスポイラーに対しても同じことが言えます。GRヤリスのようなフロントヘビーなFFベースのホットハッチにリア側のトラクションを稼ぐためには少し効果が高めのウイングが必要ではないかと常々感じて居ますが、Kansaiさんのリアゲートスポイラーはダウンフォース確保よりもリア側の整流目的としている・・・とあります。純正状態に比べれば装着する事で十分な効果を得られると思いますが、セッティングの類が出来ない取り付け方法なので、更にダウンフォースを稼ぎたい場合には自作で何かしらの工夫が必要になってしまいます。


・GR + HKS + TOM'Sの組み合わせに・・・?

前回の内容で、純正フロントリップ(+タービュレーター)にHKSサイドスカート、リアは(センター1本出しマフラーが非常に気になるので)TOM'Sのディフューザーにしようかなと書きましたが、ディフューザー下回りのドラッグ対策の類が無さそうなのが気になっていました。勝田さん親子ベースとなるとラリー要素が強めになると思いますから、ディフューザー内よりタイヤハウスの空気を抜く方が優先されるのは分かります。

対してガレージベリーさんのディフューザーは、良く見るとダクトがあるんですよね。最低地上高が相当下がりそうで怖いですが別売りのアンダーディフューザーで整流効果も考えていそうなのは非常に好感が持てます。

センター1本出しマフラーが装着出来なくなりますが・・・TOM'Sのダクトと両立可能なのも非常に嬉しいところです。


・Varis

その他にも新しく発表されたVaris!ですね!!
個人的には現時点で本命に近いかなと思います。レギュレーション(もしくは保安基準)内でのコストパフォーマンスや格好良さと謳っていますが、盛り込まれている工夫の類は国内最高峰レースのエアロ開発で得たノウハウから蓄積してきたもの。流石の一言です。今もなおS耐車両に選ばれるエアロメーカーですから当然なのかもしれませんが・・・。


ガレージベリーさんと同様にディフューザーにダクト有り、TOMS'Sのダクトと両立可能。リアスポイラーは可変調整可能なフラップで、フラップを外してGTウイングを取り付ける事も可能という。FFベースの重量配分ですからフロント側のダウンフォースがコーナリング時のキモになってくると思いますが、現時点だとフロントよりもリア側のトラクションが抜けるように感じてしまうんですよね。そういった個人的な感想から、どのレベルのGTウイングまで必要になるか分かりませんが、可能性が残されているのは非常に好感が持てます。


サイドスカートに関してはTOM'Sと同じ考えですかね?
HKSさんのバージボードは(メッシュなどを使う事で)フロントタイヤからの飛び石対策にも使えそうなのですが、TOM'S / Varisさんが同形状のサイドスカートを出してくるという事を考えてみるとTOM'S / Varisさんの方が効果は高そうです。

フロントに関しては・・・TOM'Sさんよりも出ていそうですね(^_^;)
純正エアロが+35mm、ガレージベリーさんが+25mmなのでガレージベリーさんが使いやすそう・・・って訳でもないんですよ。フロントリップの類は装着時に最低地上高が下がってしまうんですね。既に出回っている情報からガレージベリーさんのフロントリップはセンター-35mmのサイド-30mmです。純正エアロはその辺りをかなり考えているのか-12mmと控えめです。

全長や形状からすると発生するダウンフォースは純正エアロとTOM'SとVarisが頭一つ抜けている感じでしょうか。RZHPの僕の場合は各種センサーの兼ね合いもありますし、バンパー交換のTOM'Sさんよりも純正エアロか、Varisさんのフロントが良さそうですね。後は、Varisさんの詳細次第かな。

車高は20-25mmほどで、そこまで下げる予定はありませんがキャンプなどレジャー用途も含めて考えると、上記にも書きましたがTOM'Sさんは各種センサー類の穴位置とのマッチングがあるので厳しい可能性があります。もちろんTOM'SさんですからRZHPのセンサー類と干渉しないように作り込んでくる可能性も残されています。(淡い希望)

VarisさんとTOM'Sさんの詳細次第というのは、最低地上高がどれほど下がるかに掛かってきます。どちらの会社も純正エアロ同様に日常用途まで考えて出してきそうな雰囲気があるので非常に楽しみです。ちなみにガレージベリーさんのフロントリップを僕が選ばないであろう理由はそこにあります。


Varisが本命というもう一つの理由がオーバーフェンダーにあります。
片側+8 mm のオーバーフェンダー・・・これです!

非常に不本意ですが、GRヤリスのフロント側は9.5J +45の組み合わせでは、タイムを狙っていくようなキャンバーを付けた際にショックと干渉する可能性が非常に高く、現実的な運用に関してはショック側で工夫を施すかホイール側にスペーサーを入れて外側に逃がす他ありません。(キャンバーを付けない純正状態であれば干渉しないと思います)スクラブ半径の変化は好ましくないのですが、片側+8mm逃げてくれるのであればキャンバーを3°付近まで付けても問題無くなる筈です。

日常使い用のホイールが相当引っ込みになるのが、見た目からして圧倒的にダサくなるので非常に悩ましい限りですが・・・。どちらにせよTE37 SAGA S-plusは競技用として買っているので、日常使いにするために買った訳ではありません。日常用にはBBSのRI-Aか?RAYSのG025??それとも別のホイール??

ひと先ずは純正状態でシェイクダウンして、足りないところを少しずつ補って・・・と行きたいところですが、現状で街乗りをしていてもフロントの反応が遅れるのは気になっているのでリップの類が欲しいのも事実です。足回りで調整も可能ですが、先に足周りよりもダウンフォースを一定のところで決めてしまってから足のセッティングを出した方が良い気がします。

ロト当たりませんかね(白目
Posted at 2021/04/03 14:47:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年03月19日 イイね!

凡ミス


ようやく仕事のピークに終わりが見えてきました(継続中
遠出も出来ずに家⇔仕事の毎日で吐きそうな日々にウンザリです。

そんな中で今日から代休消化を兼ねた4連休になりましたが、案の定どこにも行けません。気温的にはスタッドレスからノーマルタイヤに戻す時期でもあるので、いつものお店に行ってタイヤ交換をお願いしてきました。


お店は朝からバタバタと忙しく回っていて社長に「日をずらそうか?」と聞くも「今日やっちゃおう」とのことで預けて純正ホイールに純正タイヤを履き直してもらいお店を出て、しばらく走って感じる違和感・・・。なんかハンドリングがおかしい?脚がガチャついているというか、操舵と車の動きがちぐはぐな感じがあるんだけど・・・??

すぐに近場のコンビニに避難してチェックするも問題はなさそう。空気圧か??そんなアホなミスしないだろ???ゲージ持ってきてないし・・・そういえばTPWS(空気圧センサー)で見れるか??→物凄くバラバラかつ異常な空気圧が表示される。→空気圧でしたー☆(吐血

右前2.8k、左前2.4k

右後3.4k、左後2.8k

純正の指定空気圧は冷間で前2.2k、後ろ2.0kです。思わず二度見したわ。走行してるので冷間じゃないのは確かだけど、右後3.4kってなんだよ。訳が分らんわ。

正確な良いゲージ使っていても、使う人が適当に使えばダメでしょうに。忙しい中、±0.1kまで揃えろとは流石に言わんよ。(それが出来るのならやってくれよとは思うけど)でもさ・・・+1.0k以上違うのは明らかにおかしいでしょう。いつもみたいに社長にやってもらえば、こうはならんかったと思うけどさ・・・。

取り合えず街乗り程度で普通に走る分には問題ないので、そのまま帰って20-30分後に空気圧揃えて終了。どこのメーカーの車高調買うか迷ってる最中な訳だけど、このまま社長以外に作業されるのが不安になってくるから、こういったミスは本当に勘弁して貰いたい。

まだ慣らし運転中でシェイクダウンとかそんなレベルでもないから許されるけど、競技中に致命的なネジの緩みとか本当に笑えないから。支払い明細もこっちが指摘しなければ2重に請求されるような内容もあったし、気分的にちょっと待てよと思った矢先に凡ミスは頼むから勘弁してくれ。車を預けて良いのか不安になるから。
Posted at 2021/03/19 15:36:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月28日 イイね!

おとろえ

お仕事も妙な感じになって少し不規則な生活になったり、RZ買った友人の転勤が決まってお手伝いをしていたりしているうちに気が付いたら2週間以上経過していました。


GRヤリス納車してから、少しでも距離を稼ぐために通勤に使っていますが・・・そんな生活が2ヵ月弱ほど続きまして、12月末頃にNCのナンバー切ってから雪道も含めてAWDに慣れてしまった。

その所為だろうか、広場で久々のNCに乗った時に操り切れぬ・・・そのまま途中で謎の鉄板の破片?を踏んでタイヤ1本がお亡くなりになりました。なんとも文字通り(鉄板)踏んだり蹴ったりな感じでした。翌週、社長に5年落ち廃棄予定のタイヤを1式借りて走るも(当然ですが)グリップせずリアが流れて、パイロンに突っ込んであ”ーってなったり・・・。お金の関係があるので約2~3週に1回ほどのペースになりそうですが、交互に乗る機会があると如何に電制やらAWDに頼ってるのかひたすらに腕の衰えを感じた2~3週間でした。


GRヤリスの方は3月から僕の1台のみになるので、友人が購入したHKSの車高調が試せなくなりました。仕方が無い事ですが残念です・・・サスは本当に難しいですね。単にリア側を手持ちの8kgに硬くしただけだと、良化しないどころか悪化した感までありました。これに関しては前後の重量配分と車高と前後のダンパー&スプリングレートの兼ね合いやスタビライザーによるロール剛性を前後で考えればバランスが崩れて当たり前の事でした。

やっぱりスプリング云々よりもダンパーで、前後の伸び側をどうにかした方が良い気がします。公道の速度域でもそうですがリア内側の接地を増やすためにはピッチングを減らしたいところですが、純正ダンパーを使う場合にスプリングでフロントをこれ以上硬くしても跳ねてしまう気がします。

納得出来る足回りに近付けるには、ダウンサスだと無理がある気がしました...純正スプリングレートは諸元から3.6 kgf/mm程度なので、変更するにしても前後で3~5割(適当です)増し程度ぐらいでしょうか・・・。(どのみちスプリングだけでは伸び側はどうにもならないので効果があるとは思えませんが)また、スタビライザーでロールを減らす事もありだとは思いますが、単純にスプリングで車高を落とした際にスタビリンクの問題もあるのでなんとも言えません。


もう少し・・・もう少しだけ情報収集を続けたいと思います。
Posted at 2021/03/01 01:30:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月09日 イイね!

驚異的な純正足回り


『やっぱりな』と言うか、『そうだよね』と言うか反応に迷いますが...

皆さんは名前を聞いただけで『めっちゃ早い!』って分かる車はなんでしょうか?フェラーリ?ポルシェ?ランボルギーニ?多分ですが、有名どころのスーパーカーのメーカー名が出てくるんじゃないでしょうか。


今回のblogで取り上げるのは、先日Youtubeに上がったkm77のエルクテストについての内容になります。僕は度々GRヤリスの純正足回りが純正とは思えないレベルに素晴らしいと書いていますが、今回のテスト内容はそれを裏付けするものです。Life in the FAST LANE.さんが日本語で分かりやすく取り上げていたので、興味のある方は見てみてください。


■ km77のエルクテスト


エルクテスト(ムーステスト)・・・最近は日本でも実施するようになってきたテストです。日本だとダブルレーンチェンジの方が分かりやすいかもしれません。一定のスピードから急ハンドルを切ってレーンチェンジを行い、すぐに元のレーンに戻るという動作を行います。

日本の道路事情において、エルクテストで試される回避性能が必要とされるのか?については、考えても仕方がありません。当然の事ですがユーザーが車を購入して乗る地域は、日本だけではないからです。


もっとも日本に限定した話をすれば、エルクテストの内容はあまり意味がありません。エルクテストの速度域は幹線道路での法定速度上限付近から上限以上であるためです。

例えば記事中には人気急上昇して納期待ちになっている新型RAV4が、『時速68 km/hで回避不可能』と取り上げられたものがありますが・・・幹線道路でエルクテストの内容と似たようなケースになることはまずないからです。

そうですね・・・突発的に事故が発生した場合などでエルクテストと同じ内容レベルの急ハンドルを切る羽目になったとするならば、運転手の前方不注意の方が割合としては多く占めているのではないでしょうか。多くの人は、危険運転をしている他車を見たら距離を置くと思います。そうした安全意識があれば滅多に起こる内容では無いと思いませんか?


毎度のように脱線しましたが・・・そうした上記の内容を踏まえた上でも、『車としての基本性能』を比較した時の指標にはなるのです。



対象はGRヤリス RZHP(海外ではサーキットパック装着車)です。



動画中だと大したことないように見える内容なんですが、実はこれ・・・純正だとは考えられないレベルにとんでもない結果です。テスラのモデル3やポルシェのタイカンのようなEV系AWD車両は、車重の重さをカバーする重心の低さやモーターのトルクによる恩恵からガソリン車両とは異なる強みを見せています。

km77の他の動画を何個か見て頂ければ、GRヤリスが破綻の兆候を抑えてここまで安定して走れているのは驚異的の一言です。駆動形式や重量配分などの関係も強いですが、ポルシェ911(2019)でも80km/hでリア側が破綻しかけている兆候が出ているもののギリギリクリアでした。

僕はポルシェ大好きのポルシェ贔屓ですが、ポルシェのようにバランス良く作り込まれた車でも厳しいのが、エルクテストです。今回の結果では、GRヤリス RZHP(サーキットパック)の回避性能は、AMG GT R(81km/h)やポルシェ 911(80km/h)とほぼ同等ということになりました。

AMG GT Rは2500万円、ポルシェ 911はカレラですら1300万オーバーです。GRヤリスは450~500万・・・。エルクテストとラリーで想定される内容が部分的に似ているのかもしれませんので、その辺りが有利になっただけとも取れますが、車全体で見たバランスの良さを考えると税込み500万でスーパーカー並みの足回りを得ているとも取れます。(流石に誇張表現か?)


僕は既に車高調を決めていますが、未だに購入には踏み切れていません。その理由としては主に2つあります。1つは価格面・・・単純に高いんです。2つ目は性能面・・・オーダーする際に純正足回りの癖やポイントを掴み切れていないためです。

ジムカーナに近い動きなども試していますが、タイヤにフラットスポットが出来るようなレベルの挙動は試していませんし、自分の車両でサーキットを走らせた訳でもありません。JAF公式戦などに参加予定はない個人的なタイムアタックレベルの話で趣味のサーキット走行を考えていますので、焦るつもりはありませんが・・・。

こればかりは自分の走り方から、プロにセッティングを相談して話を進めるつもりですが、個人的にはフロント側よりもリア側のセッティングに苦労しそうな雰囲気があります。他のパーツで解消出来るのか?出来ないのか?タイヤを変えたらマシになるか?ならないか?

少なくとも車の挙動の変化が落ち着いてくれないと、走らせ方も微妙に変わってくるので当分は我慢を強いられそうですが。
Posted at 2021/02/09 23:35:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月06日 イイね!

GRヤリスの燃費② と色々なグレードによる検証事


極めて劣悪な燃費環境を維持してでも、走行距離を少しずつ伸ばしている僕です。
前回のblogで軽く触れましたがブースト圧の確認を兼ねて私有地の広場にパイロンを設置して簡易的なコースを作り、色々と試してみました。

テスト条件は下記の通り。

■1700 km
僕の純正ホイール+純正タイヤに組み直して確認
3500rpm制限

ブースト圧:おおよそ0.8 - 1.0付近

■1800 km
僕の純正ホイール+純正タイヤに組み直して確認
3500rpm制限

ブースト圧:1.0付近


■1900 km
僕の純正ホイール+純正タイヤに組み直して確認
友人の夏タイヤ(TOYO R1R) 255/35/18で確認
3500rpm制限

ブースト圧:1.0以上


■2000 km
僕の純正ホイール+純正タイヤに組み直して確認
友人の夏タイヤ(TOYO R1R) 255/35/18で確認
お店のデモカーにつけている夏タイヤ(RE71RS) 245/35/18で確認
3500rpm制限

ブースト圧:1.0以上(おおよそ1.2 - 1.3未満)

少なくとも僕の車両に関しては見間違いでもブラシーボでもなく、ブースト圧が徐々に上がっていきました。タイヤによる差ですが、PS4Sと比べるとR1Rの方が瞬間的なグリップは強く感じます。社長の協力で使わせてもらったRE71RSが一番グリップ的にエグかった訳ですが、ハイグリップの方がブースト圧の立ち上がりが早く感じます。

ただし、こちらに関しては僕と友人と社長の3人の意見として同じ傾向があっただけでデータとして表れている訳ではありません。一応タイムも計測しましたが、タイヤの性能に起因する部分の方が割合として大きく、はっきり言ってブースト圧との具体的な相関性は誤差としか言えない当てにならないデータでした。

あくまでも例えばの話ですが、タイヤのグリップが大きい→路面へ伝える力が増える→ECU側で負荷が掛かったと判断して電スロの開度が増える→ブースト圧も追従して増える・・・みたいな感じに、細かく層別すると実際にはなんらかの形で関係があるとは思うのですが、具体的な数値としては計測が出来ませんでした。


データロガーの類でログを引っこ抜ければ、各データの傾向から解析出来なくもないと思うのですが、僕も友人もその手のデバイスは手持ちがなく...この辺りは分析して遊ぶにも面白そうなので競技以外の目的含めて購入を検討中。

JMPが使えれば一番手っ取り早くて楽なんですけれど、個人ライセンスは維持費を考えるとあまりにも高価なので・・・。PythonやRの使い方を覚えてみる??面倒だけど


そんな事をしていたら、燃費が・・・あらまぁ大変!
ついに8.5 km/Lを割ってしまったわ!!?(白目

逆に競技に使ってどこまで落ちるかは分らんけどね。


一応、友人のRZと僕のRZHPで暖気の類を十分に行い、30分以上一般道を走行してギア類などを温めた状態で、それぞれ条件を揃えて確認をしました。また、僕の慣らしが完了していないので3500 rpm制限でのテストになります。(友人は慣らしが終わっているので4000rpm以上引っ張って貰いました)


僕の夏タイヤ用ホイールは、某社製ホイールはすぐに売り切れになってしまうので結局注文してしまい・・・もうすぐ届きそうなんですが、到着後にすぐコーティングに出してしまうので、当分はお預けです。

なんだかんだと情報が出揃って来たのか、ホイールメーカーさんも8.5J/30-35、9.0J/35-38、9.5J/45あたりがツラに近いギリギリサイズという認識の方が多いようですね。RSの方で8.5J/28?を組んだ方がいましたが車高を40mmだか50mm落とした結果、リムはギリギリ入っていましたがタイヤがインナーに接触してしまうため・・・新品タイヤを1度も使用せずに売却→別のタイヤに交換して事なきを得たとかなんとか。


話が脱線しました。

友人のRZは、ブースト圧が最高だとほぼ1.5付近まで上がっていました。
うちのGRヤリスが同じレベルになるにはどれぐらいの時間を要するのだろう...


RZとRZHPでの回頭性の違いに関しては、個人的には大差を感じません。
ジムカーナ的な機動をさせた訳では無いというのが大きな理由です。高速コーナーのようなケースにおいてはRZHPの方がアクセルオンが早く可能な事もあって好感触であるのは確かでしたが、これはリア側のトラクションが途中から抜けてきてしまう事に起因するものと思われます。

RZHPですらリア側のトラクションが足りなくなるように感じて居るので、たかがトルセンだとは言えどもLSDの入っていないRZでは推して知るべしでしょう。ですが、そもそも競技を視野に入れてRZを購入された方は殆どの方が機械式LSDを購入前提でいるでしょうし、この点に関しては気にする必要はないのかなと思います。RZHPを買った僕のような人でも、機械式LSDを購入される方は多いでしょうしね。

低速域での回頭性に関してもバネレートが異なるRZと比べると、確かにRZHPの方がフロント側が硬く、ステアリング操作に対して若干機敏に反応しているように感じます・・・が、GRヤリスをロードスターなど軽量FR系と比較すると結構なアンダー傾向にあるため、個人的にはどちらも大差は無いと思います。

VABやエボXと比べると軽さの分だけ有利に働くのは確かですね。

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■蛇足

こんなことを書いておいて今さらアレですが、ロードスターにせよVABやエボXと比べるのはナンセンスなんですよね。VABやエボXと近いパワーだけど、200kgも軽いとなると、どちらにも属さない妙な車になってしまうのです。ロードスターとはそもそも駆動形式の違いを考えればアンダーが強く感じるのは当たり前だし、VABやエボXと比べると200kgの軽さが与えるブレーキやコーナーワークの恩恵が大き過ぎてどちらも比べるには苦しいんです。


街乗りオンリーで降雪量は殆どないって地域の方はRZが良いのではないでしょうか。ただし、GRヤリス1台で街乗りオンリー&競技参加予定無しだけど、『AWDだし雪山も怖くない』って単純に考えている人は、お金に余裕があればRZHPを購入された方が良いです。機械式LSDを購入する予定があればRZでも良いと思いますけどね。(雪山や砂浜などスタックしやすい場所においてLSDの有無は非常に大きいからです)

人それぞれ考え方や捉え方が違うのは承知していますが、目的意識がはっきりとしていない人が漠然と『一番安いからRC』と値段だけで決めるには恐らく向いていない車だと思います。探せばもっと良い車は『程度を考えなければ』いくらでも存在しているからです。

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RZとRZHPの違いは基本的にはバネレートの違い、LSDの有無だけです。
正確にはJBL8スピーカーなどもありますが、純正のDA(ディスプレイオーディオ)だけでお金を掛けずにそこそこ良い音が聞ければ十分という方向けです。JBLの名を冠しているからと言って良いものとは限りません。

純正RECARO、純正NARDI、純正ナビ(パナソニック・ケンウッド・三菱etcetc...のOEM品)と純正が付くものに感動するほど良かった思い出がある人っていらっしゃいますか???

僕は上記の全てに対して顔を顰めた事はあっても、一度も感動したことはありません。

人それぞれで捉え方は違うから仕方がないよね!!(吐血

高額なお金を支払い、DAを取り払ってオーディオを組みたい人は、良く考えればもっと他に素晴らしい車が見つかると思います。(あくまでもGRヤリスでやりたいという剛の者は別ですが)

RCを買って、RCの17inchならまだしも18inchパッケージ?を選択した方が、様々なリスクを承知の上で配線類を業者さんに引き直して貰って、社外ナビを取り付けて・・・浮いたお金は如何程でしょうか。(ちなみに最近の車は非常に面倒な造りをしていて、配線によってはECUに悪影響を及ぼしてバグが起きる可能性があり保証外になります)

オリジナリティなど考えれば事故満足度は非常に高そうですが、車と言う高額な商品に対して見合わないリスクを不必要に背負ってまで購入価格を抑えたいのであれば、購入時期を遅らせて貯金を増やす or 別の車を考えた方が良いと思います。


・・・と、RZHPでトルセンLSDを機械式LSDに交換予定の人間が言っても「お前がそれを言うんかい(汗」って感じになりますけれどね。
Posted at 2021/02/06 22:12:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | GRヤリス | 日記

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