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2020年10月17日 イイね!

内燃機関のエンジン


仕事が慌ただしくて本当に厄介な1週間だった・・・liliorz

ガソリンの部分で、とんでもなくアホな
記載ミスがあったので修正しました
教えて頂いた方ありがとうございます...


あれから結局どうなったのか気になったので調べてみたのですが、
例の方に関する情報は、Twitterの鍵垢から出た情報のようです?

僕が見た某SNSと連携でもさせてたんですかね。

なんかURL貼られててPVがえらいことに・・・
こんな個人の備忘録みたいな場末の掃きだめblog良く見つけましたね...

なんか僕の書き込みがあったみたいな事がありましたけど、匿名掲示板に書くぐらいなら、こうしてblogなり自分のSNSに書くので違う人ですよっと。(多分、これからも無いと思うけど)書き込むにしても基本的にハンドルネームなり使うと思います。なんか関係無い人が批判されているのは忍びないので念のため・・・。



結論から書きますと、オイルの入れすぎだったようですね。抜き方が適当だったのか(下抜きなのに?)、何を見てオイル量を決めたのか分かりませんが・・・。そもそも通常のヤリスですら、オイル容量は 4 L以下でしょう?ヴィッツGRMN(SC付き)が 5 Lぐらいだった気がしたので、そっちと間違えた?のかな??

3ドアなのも一緒なんで、ざっくり外観も分らんかもしれんけど。
見た目で判断しないで、取説ぐらい読みなさいよ。車屋なんでしょう?
ご自分でやられたにせよ、車屋さんに出したにせよ・・・ね。


こんなことは調べれば分かる事ですが、オイルは入れすぎても『オイル上がり』に繋がります。ついでに書くとコンロッドが油面を叩いてフリクションも増大→燃費なども悪化します。諸説ありますが、300cc程度の差は全く問題ありません。正確に書けばオイルフィルター(エレメント)・配管内の容積分は全て抜くことが出来ないからです。やろうと思えば出来るけど、そこまでするメリットもない。


『白煙が出るぐらいなら別にいいじゃん』
『壊れる訳じゃないんでしょ』


いいえ、壊れます。


最悪のケースを想定すると ですけどね。


結局、オイルを入れすぎた場合、シリンダーの中に必要以上にオイルが入り込んでしまう訳です。大体はシリンダー経由ですが、オイルが噴出してエンジンルームの吸気系からとかいうなんだそれって例(こっちは大体が改造車)もあります。どっちにせよ良い事はありません。燃焼室内はオイルの所為で被るし、プラグの寿命もガリガリ削られます。カーボンだらけになるなら焼けば良いだけですが、こういった状態だと大抵がノッキングが起きやすくなるからです。


オイルが噴き出せば車両火災に繋がる可能性もありますし、笑い事じゃすみません。なにより、路面に垂れてしまった場合・・・後続車の危険性が跳ね上がります。(僕自身は経験がありませんが)知り合いの方や偶然前を走行されていたバイクが、前方車両の漏らしたオイルでスリップ→転倒事故というのを見たことがあります。

どちらもプロテクターの類をしっかり身に着けていたので、倒れ方としては考えられないぐらい軽傷で済んでいました。車間距離が近かったとか、路面を良く見ていればとかあるかもしれませんが、咄嗟に判断して避ける事は難しい事故ってありますからね。

ドラレコなんかで撮影されてない限り、オイルを垂らした犯人は野放しです。最悪、自爆事故扱いですよ。被害が多ければ警察も動きますけれど・・・。実際に動いてくれることは少ないです。


話は逸れましたが、ノッキングが起きるという事はエンジンにとって良い事は何もありません。この場合のノッキングは主にプレイグニッションを指します。ピストンが上がろうとしているのに、燃焼室内で点火されてしまい・・・爆発した力はピストンを押し下げる方向に加わります。バイクの場合は単気筒もありますが、車の場合は基本的に2気筒・3気筒・4気筒・・・と複数ある訳ですから、片方がノッキングを起こした場合でも別の燃焼室で点火・燃焼しているため、問題の燃焼室のピストンは無理やり上昇・・・クランクシャフトが回ってしまいます。この時にコンロッド・ピストン(リング)・クランクシャフト等に負荷が掛かる訳です。

何故、プレイグニッションが発生してもピストンを押し下げる力が負けてしまうのかについてですが、単純にプレイグニッションで燃焼した時に発生するエネルギーが、正常状態の燃焼室でガソリンを圧縮・点火・燃焼した時に比べて少ないからです。

燃調や吸気量というのは、燃焼室内の設計値を元に調整されています。燃料の量と必要な吸気量のバランスが成り立っているからこそ、必要なエネルギーが取り出せる訳です。プレイグニッションでは燃料の他に余計なオイルなどが加わるため・点火時期が合っていない為・圧縮が不十分であるためなど様々な理由がありますが、発生するエネルギーは、正常状態の燃焼室で得られるエネルギーと比べれば小さくなってしまう訳です。


予期せぬタイミングで点火される訳ですから、考えれば当たり前ですよね。


ちなみにハイオク指定のガソリン車に、『レギュラーを入れるな』のもノッキングを防ぐためです。ハイオク車両は圧縮比が高くなっているため、レギュラーガソリンではノッキングが起きてしまうためです。国産車の場合は入れたらすぐに壊れるという事はありません。


例えば、ガス欠になってしまったがハイオクを取り扱っているスタンドがない!という事があり得るからです。燃費や本来のスペックは発揮出来なくなりますが、ECU側で壊れないようにしてくれるからです。だからと言ってハイオク車両にレギュラーガソリンで走行し続けるというのは百害あって一利なしです。

間違ってもハイオク車両にレギュラー満タンなんて馬鹿な事はしないで下さい。
ガス欠でハイオクを取り扱っているスタンドが無い非常時でも、可能な限り最低限に抑えて、ハイオクを取り扱っているスタンドを見つけましょう。

ちなみにレギュラー車両にハイオクは特に不具合も出ません。


脱線が脱線を呼びましたが・・・

ノッキングはエンジンの寿命を縮めます。LSPIという現象自体もそうですし、エンジンオイルやガソリン関係がダメな場合で発生するノッキングも変わりはありません。多少は設計段階で強度計算をしていると思いますが、このようなエンジンに対して対ノック性を上げるため・強度を上げる為にエンジンを重くするよりは、適切な運用方法をユーザーに続けてもらう事で性能向上を可能としたとも言えます。


僕自身、オイル規格について度々書いていますが
暫くは純正のSP規格を使用する予定です。

どうせ、格安ですからね。
今使ってる4000円 / L 超えのA.S.Hに比べれば半額以下ですよ。

最低でも10-20年は乗る車で、競技にも使用する予定です。

エンジンさんを労わって労わって・・・大事に育てて行ければ良いと思います。慣らし運転不要論みたいな人が一定数居ますが、僕は慣らし運転必要派です。今まで乗り継いできた車やバイクは全て慣らし運転をしています。


また話が脱線しますが、エンジンさんは良い湯(油)加減が大好きです。(達にゃん語録)実際にNCに乗って競技をやっていた頃に実感しましたが、吸気温を極力変化が少ない状態を基準として、油温の上下幅が多いと最高速の伸びなんかにバラツキがありました。考えてみればオイルの粘度を考えればちょうど良い油温というところが存在します。

後はそのちょうど良い油温を如何にして維持出来るかです。街乗りでオーバークールなオイルクーラーで全開付近に合わせるなどです。こちらは水温ですがサーモスタットの開弁温度を下げてECU側の熱ダレ補正を防ぐのも手ですね。ただ、どちらも純正の良い所を潰す競技目的のチューニングとなるので、この辺りの善し悪しも個人の使い方次第ですね。


極当たり前の事ですが慣らし運転が終わってからも、最低限の暖気の類は行っていますし、これからも続けていくつもりです。エンジンは消耗品です。使い込んでいけば、いつかはスペック通りの出力を発揮出来なくなる時が必ずきます。ですが、それまでの期間を長くする事は可能です。それが、慣らし運転なり普段からの使い方に密接に関係してきます。


このG16E-GTSという手組エンジンが工賃込みでいくらになるか分かりませんが、工賃込みで70-80万程度であれば嬉しいかな。(リビルドでこの程度だとしても、それはそれで嬉しい)


『3-5年で乗り換えるから気にしない』・・・という方は、気にしなくていいと思いますよ。ただ、僕のように10年以上・・・今後もしくは近い将来、販売されるか不明な『内燃機関のスポーツカー』を大事に乗りたいと思うのであれば、やって損は無いと思いますけどね。EVスポーツカーなんてものが市場で一般化する日も遠くは無いと思います。


僕は、豊田 章男氏の『ガソリン臭くてね、燃費が悪くてね、音がいっぱい出てね、そんな野性味溢れた車が好きですね。』という言葉が大好きだ。立場的に燃費や静穏性を気にしなければいけない。そんな立場の人間から、こんな言葉が出てきたことが本当に嬉しい。だからこそ、GRヤリスを買おうと思った。


競技はいつまで続けられるか分からないけれど、30年・・・40年後も頑張ってMT車やバイクに乗っていたいと思う。運転する楽しみを続けていきたいと思う。その為には安全運転を習慣付けしていく必要があるし、ハンドルを握ったら常に危険予知をしながらの運転を心掛けている。



でも、社会がそれを許容しない日がいつか来ると思う。
そして、その前には僕が欲しいと思う車が出なくなるのだろう。
いつか、僕もEVスポーツカーやEVバイクを買うのだと思う。

それでも、可能な限り、最後まで内燃機関の車両を愛して乗り続けていきたい。車を日頃から大事に扱う事、それは可能な限り最後まで内燃機関の車両を乗り続けるための理由に他ならない。
Posted at 2020/10/17 13:12:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | GRヤリス | 日記

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