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2020年11月24日 イイね!

GRヤリスで峠道


3連休は本栖湖キャンプ場で2泊3日のキャンプに行ってきました。
甲府⇔本栖湖キャンプ場の2往復+αで、約247kmでした。

この3日間はキャンプに行っていたので、GRヤリスだけを使いました。

キャンプの内容は後日改めて。
今日は特に写真無しの文章のみです。

1週間ほどぼちぼちと慣らしを続けながら感じた内容を書きます。
今回は、特に今まで煮詰めてきた僕のNC型ロードスターとの比較になります。



ALPHA RIGIDのクラッチストッパーが到着・装着してから、GRヤリスのクラッチワークがNC並みに改善されました。シート・ペダル・ステアリングの位置関係自体は個人的には全然ダメだと思うのですが、末恐ろしい事にほぼフルノーマルの現状ですら峠道の運動性が既に僕のNCに肉薄しつつあります。足回りを重点的に煮詰めたNCに肉薄されてしまって嬉しい一面がある反面、正直萎えてます。

450~500万程度で、この運動性の車が手に入るの???

出来るんなら、もっと早くやれよ。


ロードスターのタイムアップや足回り・タイヤ代など今まで掛かった費用は年次償却してタダだと思う事にしているのですが、それでもここまで素性の良い車をこの値段で出されると、やれば出来るならさっさとやれよと言わずにはいられない。

僕みたいな元サンデーレーサー(笑)ではない、『プロのレーシングドライバーと開発が現場で一体になって作り上げたクルマ』と言うに相応しい恐ろしい完成度である事は乗れば分かるレベルです。


・・・まぁ、こんな愚痴は取り合えず置いておいて。

3日間を連続して集中運用したGRヤリスですが、やはりAWD車両と言うのは恐ろしいほどに走破性が高いですね。ロードスターやバイクで、ぬかるみや積雪などに気を配りながら各地を遊び回っていたのはなんだったのかと言うレベルの走破性があります。

純正車高だからと言うのが一番大きそうですが、段差や急坂ですら気にせずに進むことが出来るのも精神的に楽な要因でしょう。車両のサイズとしてもNC型ロードスターと比べても若干小さいという大きさなので、細い路地であっても気にせず入っていけます。納車したての頃は大きく張り出したフェンダーでなんともサイズ感が狂ってしまいましたが、慣れてしまえば短い鼻先も相まって小回りが利きます。


もう1ヶ月もすれば、積雪してスキーやスノーボードといった雪山遠征が待っています。既に楽しみで待ちきれません。この車でなら(公道であれば)文字通りどこにでも行けるでしょう。


そんなGRヤリスを満喫した3連休明けの火曜日・・・通勤でNCに乗りました。エンジン始動から妙に爆音に感じる...(普通に車検に通る音量です)クラッチなどペダルワークやシートとステアリングの位置関係と言った操作性はGRヤリスと比べるまでもないぐらいの圧勝ですが、基本的な車両の動きはGRヤリスの方が良いです。


個人的なベストを見つけて8年、保持に2年の計10年を費やしたNCよりもGRヤリスの方が優れている点がいくつも出てきてしまいます・・・。10年間近くを共にして自分に最適化した車が、汎用的にセッティングされたフルノーマルの車に負けたんです。正直に言えばめちゃくちゃ悔しいです。

もちろん、完全に何一つ勝てなかった訳ではありませんよ。
上記に挙げた操作性は言うまでもありませんし、ワインディングでの走行性に関しても重箱の隅をつつくようなレベルで言えばまだまだNCの領域には遠いと感じます。

それでも、交差点を曲がった時・ワインディングでステアリングを切っていった時など、今までは気にせずに修正していたような細かい部分で、FR故にリア側の不安定さ・・・粗が良く分かるようになってしまいました。


車でも何でもそうなんですけれど、世の中大半の事が相応の努力さえすれば80点までは簡単に撮れるんですよ。80点→100点にするのって、物凄く難しいんですよ。何が言いたいか纏めると、あくまでも純正比とした場合にGRヤリスとNCロードスターでは、GRヤリスの方が楽しくて乗りやすい車となってしまうんですよ。


GRヤリスは純正比としては全てにおいて、
80点以上で纏まっているという印象でしょうか。


ただしロードスターは、車の性格上どうしても走行性能に極振りした訳ではありません。『運転手至上主義とでも言うレベルの操作性から生まれる人馬一体感、気軽に屋根を開けて爽快な気分のドライブを楽しむ車』です。


そういった意味では、GRヤリスとロードスターをスポーツカーとして比較すると、悔しいですがGRヤリスに軍配が上がります。ここで『悔しい』と表現したのは、8年以上10年近くの研鑽を新型車の純正状態に限りなく近付かれたのが悔しかったのです。方向性の違う車では本気でメーカーが作ったスポーツカーには敵わないんだぞとでも言うように、それも・・・GRスポーツ(笑)なんて名前を使って主にミニバンとか売ってる会社がセッティングした車にですよ。(もっともGRMNだけは別だと思いますが)


ちなみにGRヤリスを絶賛してますけど、僕は基本的に20~15年前の残念さを忘れていないアンチトヨタですからね。中身がBMWのスープラはまともに乗ったことが無いので何とも言えませんけれど、86を買わずにNCを選んだ理由も個人的に微妙だったからですし。(86後期の素性で当時販売されていたら、NCを買わずに86を選んでいた未来があったかもしれません。)

豊田章男氏が社長の間は凄く期待出来るトヨタであるとは思いますが、その次からどうなるのか分かりません。また、20年・・・30年とスポーツカーを作らなくなる可能性は無い訳ではありません。世界的に環境規制の面からEVスポーツカーになってしまうかもしれません。


だからこそ、車メーカーは自社の目玉と言えるモデルの完成度を上げて欲しい。マツダで言えば・・・一度、屋根を開けて走る事を知った人間は、またロードスターを乗りたくなる。ロータリーの音に魅力を感じてしまった人間は、またロータリーエンジンの車が欲しくなる。ホンダであればNAのVTECH(エンジンサウンド)がそうですね。


妥協してリリースした車は、ユーザーに選ばれない。
評論家の先生方に寿色のおまんじゅうを包んでいるのか知らんけど、どんなにヨイショしたところで素性が悪ければ拘りをもったユーザーは選ばない。消去法で買う人は居るかもしれない。でも、消去法で購入した人は、同じように消去法で乗り換えるよ。良いものは選ばれる。悪いものは選ばれない。Youtubeとか見てると絶賛してる人だらけで勘ぐってしまうけれど、これは選ばれるクルマだと思う。



屋根を開けて走る楽しみを知ってしまった僕としては、凄く困ったことになった。NCを純正方向&ラグジュアリー方向に持っていくか、次期NE型??で乗り換えるか、このまま遊び倒すために競技ベースにしてしまうか。それもこれもGRヤリスが走行性能から快適性までオールマイティに80点以上で纏まっている所為だ。

取り合えず、NE型がどうなるのか次第かな。多分だけど・・・NCみたいに快適にはならない気がするから、NCの現状維持+GRヤリスをほぼ純正で行くのが現実的な気がするけれど。
Posted at 2020/11/25 00:00:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | GRヤリス | 日記

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