目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ずっと不調だったホーンの修理をしました。
今まで何回か挑戦しずっと苦戦してましたが今回、やっと直りましたので投稿します。
70スープラでクルーズコントロール付の車のホーン不調の原因と思われるホーンコネクトスリップリングというパーツは既に絶版で入手困難なため自分での修理しか道はありせません。
ホーンが一定の範囲で鳴らない、クルーズコントロールのスイッチの接触が悪いという方は参考にしてみてください。
修理に使うもの
プラスドライバー
クロスレンチ
ハンダごてセット
グリース
六角レンチ(社外ステアリング使用時)
針金(運が良ければ使いません)
ニッパー、ラジオペンチ(針金を使わなければ必要なし)
スープラへの情熱
ちから
2
まずは、コラムカバーをはずします。
ウィンカーレバーとワイパーレバーに被っているプラスチックパーツのことです。
プラスのネジが下側に4本、とまっているので外します。
経年劣化でプラスチックがかなりモロイはずですので「やさしく」扱って下さい。
自分は一部、欠けてしまいました…
次にステアリングを外します。
社外製か純正かで若干、手順違いますが、基本的には、センターで止まっているナットをクロスレンチで緩めて、後は力業で引っこ抜きます!
けがに注意!
ステアリングを外すと、写真の状態になります。
3
指で指している2本のプラスネジで止まっているパーツがホーンコネクトスリップリングです。
コイツを外して、バラして清掃と、ハンダの付け直しをします。
ネジを外して、少し回転させてプラスチックのツメをズラしてから手間に外します。
配線が繋がっているので、完全には取れませんので注意。
4
外したらホーンコネクトスリップリングの外周パーツを外します。
ネジやナットはなく全てプラスチックのツメ噛み合わっさっているだけです。
やはり、モロイはずですので注意してください。
写真のように外枠と中身が別れます。
5
今度は内側のツメを外します。
写真の指で指しているところがツメです。
何ヶ所かあります。
ここを外せば完全分解完了です。
6
写真のような状態になったと思います。
左側のパーツは古いグリースを綺麗に拭き取り、新しいグリースを塗っておきます。
右側のパーツはハンダ付されている箇所のハンダをはがしてから、ハンダを付け直します。
後、左側のパーツに触れる銅板の先端にはハンダは付いていないのですが、より通電させるため、ハンダを新たに付けます。少し多めに盛って付けます。
7
ホーンコネクトスリップリングを元に戻す前に、もう一カ所、接点不良の原因と思われる場所を修理します。
写真でプラスドライバーの先端で指し示している所に、銅線のような色のパーツが見えます。
これはスプリングでホーンの通電に関係しているようです。
この部分にグリースを付け足します。
ステアリングを回すと、このスプリングがスプリングに引きずられるように一緒にまわります。
グリースを追加することで滑らかに回るようになります。
8
ここまで作業しても一部の角度でホーンが鳴らない場合は、写真のようにステアリングボスとホーンコネクタリングの間に針金等を挟み込み、ホーンコネクタリングの接点同士がしっかり付くように押し込みましょう。
後は、逆の手順で組み付けていきます。
完全にステアリングを固定する前に、
ホーンがどの角度でも鳴るかチェックしましょう。
でないと、また、メンドクサイです。
コラムカバーを付けるときは、ネジを絞めすぎないように注意です!
絶対に割れます!
自分は完全に割れて、今や両面テープでコラムカバーを固定しています(ToT)/~~~
最後に…
比較的簡単な作業で直ると思いますが、分解や修理については作業者様の自己責任でお願いします。私も手探りで直しているので一切責任は持てません。
70好きの人で「責任とれ!」なんて言ってくる、心の狭い人はいないでしょうけど(^-^)
ホーンが正常に鳴らないと車検に通らない可能性があるので、気合いで直しましょう!
皆様方が一日でも長く70を乗れるように祈っております!
不明点などあれば、コメント欄からお気軽にご連絡下さい!
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( JZA70 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク