ELM327のアダプタを購入したら、まず最初にTorque Pro(395円)をインストールします。このソフトがあれば、OBD2で標準的にサポートされている、速度、回転数、水温、DTC(故障情報)等の情報を、スマホに簡単に表示することができます。お金をかけたくないのであれば、TorqueLiteという無料版でも、基本情報の表示は可能なので、そちらの使用をお勧めします。ただ、このブログの中では、最終的にアクアのバッテリ情報なども表示させることを目的にしてますので、そのためには、有料のPro版が必要となります。(後、中途半端ではありますが、Pro版は日本語表示が可能なので、英語が得意ではない人にも、Pro版がお勧めです。)
次に、Torque Proのプラグインである、Torque Scanをインストールします。これが無いと、PIDの読み出し機能が使えないので、アクアやプリウスのバッテリ情報を読み出したいときは必須となります。こちらのソフトは、無料になってます。(ただし、Lite版では動作しません。
これらのソフトのインストールが終わったら、ELM327を車に接続して、ELM327を起動します。その後、Androidの「無線とネットワークの設定」→「BlueTooth設定」でデバイスが表示されたら、パスワードで、「0000」とか、「1234」、「6789」等を試すと、そのうち接続できます。(このパスワードは、マニュアルに書いてあったり、付属のCDROMのReadme.txtに書いてあったり等、ものによって違いますので注意願います。ちなみに、私の2台目のELM327はどこにも書いてませんでした。(^^;)
次にTorqueの設定を行います。Torqueが起動している状態で、「OBD2アダプタ設定」を選び、「接続の種類」で「BlueTooth」を選びます。その後、「BlueToothデバイスの選択」で先ほど認識したELM327のアダプタを選べば、接続完了です。
ここから、いよいよアクアの情報を読み出せているかを確認します。戻るボタンを押して、下記のメニュー画面に戻ります。
ここで、一番上の「Realtime Information」を押すと、下記の画面が現れ、接続がうまくいってれば、エンジン回転数(右上)や、水温(右下)などをモニタできるはずです。(これだけでも、タコメータの無いアクアでは結構助かるはずです。)
では、次回はいよいよバッテリ残量の表示方法の説明に入ります。
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2012/07/01 21:39:46