今回は、半田付けなしがコンセプトなので、回路図はなく配線のみです。下図のように、M5StickC PlusにUSB-Cのケーブルをつなぎ、それをシガーライターからスマホに充電するときなどに使うUSB電源に繋ぎます。
そのうえで、M5StickのGroveコネクタにCAN通信モジュールに付属している、Groveケーブルをつなぎ、CAN通信モジュールを繋ぎます。
最後に、CAN通信モジュールの「HLXG」と書いてあるターミナルに、OBDケーブルからきている、緑の線をH(CAN-H)に、オレンジの線をL(CAN-L)にドライバーを使って固定すれば、配線完了です。
(なお、私は下のケーブル買わずに、手持ちのOBD2コネクタ使ったので、配線の色が違ってます。ただ、下のマニュアルで確認しましたので、指示通りに繋げれば、CAN通信できます。)
なお、今まで作ってきた水温計と異なり、今回はバッテリ内蔵のため、IGNを切っても、表示はついたままになります。なので、電源を切るために、正面から見て下にあるプッシュスイッチを6秒間押し続けて、電源を切る必要があります。また、起動時も自動でONにならないため、電源スイッチを2秒間押し続けてONにしてください。
OBD2コネクタからも、バッテリ直の12Vが来てますので、ここに12Vから、5V に変換するUSB電源などつければ、M5StickCに電源を取ることは可能です。しかし、もし、降車時に電源OFFし忘れると、数日でバッテリ上がりになりますので、お勧めしません。もし、OBDからの12Vを使うときは、タイマー等で自分自身の電源をOFFする機能を付ける方法があります。ただ、バグがあると大変なことになるので、私はやらないです。
Posted at 2021/01/25 20:25:38 | |
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