
マイコンはCANコントローラ内蔵のものを選びましたが、実際にはCANの電圧レベルに合わせるために、CAN Tr基板が必要です。そのため、ESP32の動作電圧3.3VにあったCAN Tr基板ということで、今回はこの基板を選んでます。一般的にはMCP2515+TJA1050の基板がメジャーですが、今回はこの基板だけで大丈夫です。安いしね。(AliExpressからだと200円以下で買えます。)
!注意!
この基板取り付けてから、たまにワーニング(LKASとか、ACCとかが使えないという警告)が発生するようになりました。原因を調べたところ、この基板のCAN HighとLowの間に120Ωの抵抗がついており、これは終端に取り付けられた時の抵抗であり、OBDのところは、通常絶縁状態でないと、バス全体の抵抗値が規格に合わないことになります。そのため、他のノードのCAN Trの駆動能力が不足したりして、バス全体の通信が不安定になっていたようです。ですので、OBDに繋ぐときは下図の赤丸部のチップ抵抗を取り外してから、繋ぐようにしてください。
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2020/11/16 19:03:54