
今朝放映されたGP2を観戦し、“結構面白いじゃないか”と感心しました。まず、GP2についておさらい。
FIAが公認するF1世界選手権とF3選手権の間に位置するF3000クラスのフォーミュラ・カテゴリー。F1にステップアップを狙うドライバーが数多く参戦している。国際F3000選手権を発展的に解消しGP2シリーズとして2005年から新発足した。車体はダラーラ、エンジンはルノー、タイヤはブリヂストンのワンメイク(1社独占供給)。日本からは2005年に引き続き吉本大樹が参戦。
4リッター580馬力のルノーV8を搭載。F1スタイルの6速パドルシフトのセミオートマ。車重585kg。F1では禁止されているグランドエフェクトのボディを持つ。TCは禁止。タイヤウォーマーも禁止されているので、タイヤ交換後の数周はスリリング。
ひとつのサーキットにて土曜日に第一レース、日曜日に第二レースを行うことも大きな特徴。
・土曜日は、午後2時30分から距離180kmの第1レースを行う。
・日曜日は、午前11時30分から距離80kmの第2レースを行う。
・第1レースのグリッドは、金曜日の予選順。
・第2レースのグリッドは、第1レースの順位順だが、上位8台はリバース(逆順)となる。
今回放映のハンガリーGPはF1と同一日程にて開催。第一レースは、シリーズトップのハミルトン(来季はマクラーレン?)が予選で失敗、ノータイムに終わり最後尾から追い上げるもドライブスルーペナルティにより再び後方に、そこからオーバーテイクショーを見せるが10位が精一杯。優勝はネルソン・ピケJr.に。
第二レースは、上位8台リバース(逆順)のルールにより、ピケJr.は8位からスタート。雨のレースで序盤は大波乱。ピケが8位からトップに躍り出てチェッカー。ハミルトンも10位から追い上げ2位に。
ハミルトンは非常に魅力的なドライバーですね。荒削りですがドライビングが非常にアグレッシブ。F1でも暴れてくれそうです。対してピケJr.は小さくまとまってしまっているような印象を受けました。
この二人はGP2ドライバーの中でも実力が抜きん出ているのが良く判ります。ヴェッテルもGP2を希望しているようですが、GP2のワンメイクのイコールコンディションの中でどんな活躍を見せてくれるか楽しみです。
決めました。
これからGP2にも注目する事にします。ヤング・ライオン達の成長を見守るのは楽しみです。
F1の無い週末はGP2三昧、あぁモータースポーツは楽しいなぁ。
Posted at 2006/09/20 22:24:36 | |
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